年中通して降り注ぐ紫外線。
紫外線はシワやくすみ、シミや肌老化などあらゆる肌トラブルを引き起こす原因になるため、注意したいものです。
紫外線ダメージを防ぐためには、日焼け止め(サンスクリーン)はもちろん、習慣的なスキンケアやベースメイクが役に立ちます。
そこで今回は、紫外線対策について詳しくご紹介します。
紫外線がもたらす肌ダメージの詳細や、紫外線を浴びたあとの対策、オススメの紫外線対策アイテムなどに注目です。
誰にでも簡単にできる紫外線対策。
この記事を読んで、今日から紫外線対策を行いましょう!
目次
紫外線の影響による肌ダメージと対処法について
肌にさまざまなダメージを与える紫外線ですが、紫外線には二つの種類があります。
それは「レジャー紫外線(UV-B)」と「生活紫外線(UV-A)」です。
簡単に言えば、レジャー紫外線は海や山などのレジャーシーンで浴びてしまう紫外線。
そして生活紫外線は日常生活で浴びてしまう紫外線のことを言います。
波長が短いレジャー紫外線は、いわゆる日焼け・炎症の原因となり、波長の長い生活紫外線は、肌の真皮にまで到達してしまうので、シミやシワ、光老化などさまざまな肌ダメージをもたらします。
さらに、肌のバリア機能が低下していたり、ストレスや加齢などの影響で体内に活性酸素が増えている場合は、紫外線ダメージをより受けやすくなってしまいます。
紫外線から肌を守るためには、紫外線そのものを防ぐだけではなく保湿重視のスキンケアで肌のバリア機能を正常化させたり、抗酸化成分を補って活性酸素の害から肌を守ることが大切です。
それでは、紫外線がもたらす肌ダメージと、それぞれの対処法について詳しくご紹介します。
火傷・炎症(サンバーン)
火傷や炎症(サンバーン)は、波長の短いレジャー紫外線による肌ダメージです。
強力な紫外線を浴びることで、皮膚の表面にある組織が炎症を起こし、火傷を起こしたように赤くヒリヒリします。
やがて、炎症を起こした皮膚は1週間ほどで薄い膜(水ぶくれ)となって剥がれ落ち、自然に治ります。
しかし、一番気をつけていただきたいのは皮膚癌の発症リスクです。
レジャー紫外線はエネルギーが強いため、火傷や炎症を繰り返すと皮膚癌を発症する可能性があるといわれています。
これは、レジャー紫外線が皮膚の細胞の遺伝子にダメージを与えて、細胞ががん化する恐れがあるからです。
日焼け止め(サンスクリーン)で強力な紫外線ダメージを予防することが大切ですが、万が一赤みやヒリヒリした炎症を起こしたときは、肌に刺激を与えないよう入浴やスキンケアを控えてください。
シミ・そばかす・サンタン
シミやソバカス、炎症後に肌が黒褐色にくすんでしまうサンタンも、波長の短いレジャー紫外線による肌ダメージです。
紫外線を浴びてしまうと、肌本来の防御反応で色素細胞(メラノサイト)からメラニンが作られていきます。
その際に、メラニンを合成する上で欠かせないチロシナーゼという酵素の影響により、メラニンが黒色化。
この黒色化したメラニン物質が、シミやソバカス、サンタンとなって肌に現れるのです。
本来であれば、約28日周期で行われる肌のターンオーバー(新陳代謝)によってメラニンは排出されますが、強いレジャー紫外線の影響で体内に活性酸素が増えると、細胞が錆び付いてメラニンの量産やターンオーバーの乱れを引き起こします。
メラニンの生成を抑えるには、紫外線ダメージから肌を守ることはもちろん、美白成分を配合したスキンケアアイテムで毎日お手入れすることが大切です。
乾燥・くすみ
レジャー紫外線は、肌の乾燥やくすみの原因にもなります。
紫外線を浴びると、肌表面に最も近い“角層”と呼ばれる皮膚の層が紫外線を跳ね返そうと働いたり、メラニン色素を作り出すことで肌を守ろうとします。
しかし、肌を守ろうとする過程で角層が厚くなると、肌が乾燥やくすみを招いてしまうのです。
また、紫外線ダメージによって角層内のうるおい成分であるNMF(天然保湿因子)が肌の外に流れ出してしまうと、肌の水分量が失われるほか、肌のバリア機能が低下してより紫外線ダメージを受けやすくなるという悪循環に陥ります。
乾燥やくすみを防ぐためには、肌のバリア機能を整えることがポイントとなります。
肌のバリア機能は、肌表面でうるおいが逃げないように蓋をしている皮脂膜、そして角層内で水分をキープしているNMFや細胞間脂質によってもたらされるため、皮脂膜・NMF・細胞間脂質に似た性質の保湿成分をスキンケアで補う必要があります。
(皮脂膜の場合はスクワラン、NMFはアミノ酸、細胞間脂質はセラミドなどが該当)
たるみ・シワ
波長の長い生活紫外線は、肌の真皮まで浸透したるみやシワを引き起こします。
肌は大きく分けて表皮・真皮と分かれており、肌の奥にある真皮はコラーゲンやエラスチン、線維芽細胞など肌のハリを支える成分で構成されています。
ところが、生活紫外線が浸透することによってコラーゲンやエラスチンが破壊されると、肌のハリが失われ、たるみ・シワが現れるのです。
生活紫外線は、室内にいても窓ガラスを通って肌に浸透するため、外に出る機会が少ない方も注意しなくてはなりません。
肌のハリや弾力を失わないためにも、日焼け止めを使用して生活紫外線の浸透を防ぎましょう。
日焼け止めを選ぶ際は、PA値の高いものを使用しましょう。
PA値は+の数が多いほど生活紫外線から肌を守ることを意味します。
一度塗っても、汗や皮脂の分泌や、こすってしまうなどの物理的刺激で落ちてしまうため、こまめに塗りなおしながら生活紫外線をブロックしてください。
効果的な紫外線予防と紫外線対策について
紫外線ダメージを予防する一番の方法は、日焼け止めを塗って紫外線の侵入をブロックすることです。
日焼け止めには、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という二つの紫外線カット剤が配合されており、それぞれ違うアプローチで紫外線ダメージを予防します。
紫外線吸収剤は、紫外線を肌に取り込み、化学反応を起こすことで熱やエネルギーに変えて体外へ放出する働きを持っております。
紫外線散乱剤は、肌表面に膜を張ることで、紫外線そのものを跳ね返す働きがあります。
しかし、あくまでも日焼け止めはその場で浴びてしまう紫外線を防ぐために機能するもの。
紫外線ダメージを受けないためには、肌のバリア機能を正常化したり、メラニンの生成を抑えることで肌のコンディションを維持することが大切です。
普段のスキンケアで、美白成分や保湿成分を配合したアイテムを使用し、丁寧にお手入れすることが効果的な紫外線対策につながります。
日傘や帽子で紫外線を物理的に遮断する
日焼け止めは汗や皮脂、物理的刺激で落ちてしまう可能性が大いにあるため、こまめな塗り直しが必要です。
また、1センチ平方メートルに対して2gほど塗らないと本来の効果が発揮しないともいわれています。
日焼け止めだけに頼らず、日傘や帽子、サングラスで紫外線を物理的にブロックしましょう。
帽子の場合、つばが7cm以上あり、角度が平行であれば顔に当たる紫外線を約60〜70%軽減するともいわれています。
肌だけではなく髪の毛のパサつきや頭皮のダメージを防ぐことにもつながりますよ。
日傘や帽子の中にはUVカット加工が施されているものがありますが、使用頻度が増えるごとに機能が劣化してしまうため、毎年買い換えることがオススメです。
UVカット成分配合のコスメで紫外線をブロックする
日焼け止めを塗り直したくても、化粧をしていたら塗り直すのが困難な場合があります。
そんな時に便利なのが、UVカット成分配合のコスメです。
ファンデーションやフェースパウダー、コンシーラーにUVカット成分が配合されていたら、化粧直しと日焼け止めの塗り直しが一緒にできて大変便利。
また、パウダーファンデーションやミネラルファンデーションの場合、粒子が皮脂を吸着するため、皮脂による化粧や日焼け止めが落ちるのを防ぐことができます。
紫外線を浴びた後の紫外線対策について
日焼け止めやUVカット成分配合のコスメを使用していても、汗や皮脂、物理的刺激で落ちてしまうと紫外線カット効果は失われ、紫外線ダメージが肌に残ってしまいます。
もしもレジャー紫外線の影響で肌表面が赤くなり、ヒリヒリした場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。
火傷・炎症を起こしている場合のアフターケア
レジャー紫外線の影響で肌のほてりや炎症が見られたら、刺激を与えないようにすること、そして炎症を鎮めるケアが大切です。
この場合、火傷を負った時と同じように、冷水や保冷剤で炎症部分を冷やしましょう。
また、この日の夜は入浴を控え、圧力の弱いシャワーで軽く身体を洗い流す程度に止めてください。
部位を冷やすことで痛みが静まったら、敏感肌用の化粧水や抗炎症作用のある化粧水を使って優しくパッティングします。
炎症を起こした肌は水分が失われているので、化粧水でうるおいをたっぷり補給してあげましょう。
間違っても、肌にとって刺激となりうるアルコールやエタノールが含まれていないものを選んでください。
そして、炎症は日光を浴びて約24時間後にピークを迎えるので、それまで過度なスキンケアを避けるようにしましょう。
炎症は3〜4日ほど経つとだんだん引き始め、焼けた皮膚が剥けていきます。
肌の様子を見ながら、保湿ケアを重点的に行ってください。
紫外線対策コスメ・化粧品ランキング2019 ベスト3
毎日の紫外線対策に役立つコスメをランキング形式でご紹介します。
SPFの数値が高いほどレジャー紫外線による肌の炎症を抑える時間が長く、PAの+の数が多いほど生活紫外線から肌を守る効果が期待できますので、一つの参考にしてくださいね。
澄肌ホワイトCCクリーム
米肌の澄肌ホワイトCCクリームは、強力な紫外線から肌を守りながら肌色をムラなくコントロールするオールインワンのCCクリームです。
紫外線防止数値はSPF、PAともに国内最高基準のSPF50+ PA++++。
また、皮脂吸着パウダーを配合しているので、汗や皮脂による崩れを抑え、サラサラ感をキープします。
また、澄肌ホワイトCCクリーム1本で保湿クリーム・日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーの6つの機能が備わっているので、忙しい時の紫外線対策や時短メイクにもピッタリです。
実際に使った方の口コミ
日焼け止めを重ねなくても、これ1本で紫外線対策ができるのでいいですよね。
テカらないですし、肌のコンディションも良くなります。
WEB限定で最安値で試す方法
澄肌ホワイトCCクリームは通販限定商品で、公式オンラインショップやAmazonなどで購入することができます。
いずれのサイトで購入しても、基本的には通常価格の3,500円(税抜)で販売されていますが、公式オンラインショップなら3,000円以上の商品購入で送料が無料になります。
Amazonの場合、通常価格にプラス540円の送料(関東の場合)がかかってしまうので、公式オンラインショップのほうが実質500円分の割引された状態で購入することができるのです。
さらに「定期お届け便」を利用すると初回に限り、注文した商品と同じ商品がもう1品プレゼントされます。
つまり、3,500円(税抜)で澄肌ホワイトCCクリームが2本購入できるのです。
ぜひ、公式オンラインショップをご利用ください。
薬用美白ファンデーション SPF50+
オンリーミネラルの薬用ファンデーション SPF50+は、国内最高基準値のSPF値を誇る日焼け止め機能がついたミネラルファンデーションです。
強力な紫外線をブロックするSPF50+ PA+++。
さらに、有効成分のリン酸L-アスコルビルマグネシウムがシミの元になるメラニンの生成をブロックします。
ここまで日焼け止めや美白効果が期待できるのに、クレンジングではなく洗顔料で落とすことができるので、紫外線対策はもちろん乾燥肌対策にもぴったりです。
また、石油系界面活性剤や紫外線吸収剤など8項目の無添加処方で、肌をやさしくいたわります。
実際に使った方の口コミ
メラニンを作らせない、そのうえ強力な紫外線防止パワーで、真夏は手放せません!
つけない日より、つけた日のほうが肌のコンディションがいい気がします。
紫外線対策を兼ねたベースメイク、いいですね!
WEB限定で最安値で試す方法
薬用美白ファンデーション SPF50+は、公式オンラインショップや楽天などの通販サイトで購入することができますが、初回で安く試したい方は公式オンラインショップがオススメです。
公式オンラインショップでは、ファンデーションに加え、フェイスブラシと洗顔、コスメポーチがセットになった「薬用ホワイトニングファンデーションデビューセット」が1,900円(税抜)で販売されています。
初回限定ではありますが、送料無料ですし、通常であれば4,000円相当のアイテムがセットになっているので大変お得です。
ヌーディーヴェール
ビーグレンのヌーディーヴェールは、日焼け止め機能を兼ね備えた化粧下地。
紫外線防止指数はSPF36 PA++なので、室内で過ごす場合や外出先でアクティブに過ごす場合など、幅広いシーンでお使いいただけます。
そして光をコントロールする機能・シャイニングパール効果にも注目してください。
ヌーディーヴェールは、顔にあたる光を反射することでくすみや毛穴、シワなどをカモフラージュする効果が期待できます。
紫外線対策になるだけではなく、肌のコンディションを整えてくれる化粧下地です。
実際に使った方の口コミ
紫外線防止効果が高い証拠ですよね。
うっかり日焼け止めを塗り忘れた日も、ヌーディーヴェールが1本あれば大丈夫です。
ヌーディーヴェールを使うか使わないで、ファンデーションのノリも全然違いますし、日焼け止めだけじゃ頼りなくてもヌーディーヴェールには紫外線防止機能が付いているので助かります。
WEB限定で最安値で試す方法
ヌーディーヴェールは、ビーグレンの公式オンラインショップや楽天などの通販サイトで購入することができます。
どの方法で購入しても、基本的に通常価格の4,700円(税抜)で販売されていますが、一部の店舗では数百円ほど上乗せで販売されていることもあります。
通販サイトの利用特典で比較していただいてもいいのですが、特にオススメしたいのが公式オンラインショップでの購入です。
万が一肌に合わない場合でも、365日の返金保証がついているため、初めての方でも安心してご注文いただくことが可能。
また、ビーグレン独自のポイント特典で購入時にポイントを溜めて使うことができるので、大変便利です。
紫外線対策コスメ・化粧品 特徴別おすすめ
ランキングでご紹介したのはベースメイクの紫外線対策コスメでしたが、ほかにも化粧水や美容液など、紫外線対策にぴったりのコスメがあります。
特徴別でご紹介しますので、あなたにぴったりのコスメを見つけてくださいね。
プチプラの紫外線対策コスメ・化粧品
プレミアム UV ベイス
デルメッドのプレミアムUVベイスは、紫外線ダメージやPM2.5をブロックする薬用タイプの化粧下地。
SPF35 PA+++と紫外線防止機能も備わっており、肌にダメージとなりうる外的刺激から肌を守ります。
美肌成分・STミロバランが、紫外線ダメージによるコラーゲンの分解を抑え、ハリのある肌をキープ。
さらに、複合成分のピュールブランWがメラニンの生成を多角的にブロックするため、美白はもちろんエイジング目的で使用される方にもおすすめです。
このプレミアムUVベイスを含む「デルメッドトライアルセット」が初回限定1,200円(税込)で販売されているので、初回で安く試すことができます。
でもこのプレミアムUVベイスを使うようになってからは、紫外線ダメージの肌トラブルを感じなくなりました!
くすみっぽさもだんだんなくなってきたのでラッキーです。
メラノフォーカスV
HAKUのメラノフォーカスVは、美白有効成分4MSK、m-トラネキサム酸を配合した薬用タイプの美白美容液。
4MSKがメラニン色素の過剰生成を抑えるほか、m-トラネキサム酸がメラノサイトの活性化を抑えるため、シミのできにくい肌質に導きます。
紫外線ダメージによるシミの心配が気になる方にピッタリです。
資生堂のオンラインショップ「ワタシプラス」では、メラノフォーカスVを含む「Web限定!1週間体感シミ対策セット」が1,080円(税込)で販売されています。
まずは安価で試してみたい、という方はワタシプラスでの購入がオススメです。
名前の通り、1週間で肌色が明るくなったように感じます。
この夏はHAKUの美容液で紫外線対策を頑張ります!
保湿と美白を兼ねた紫外線対策化粧水
ビーグレン QuSome ローション
ビーグレン QuSome ローションは、4つの美容成分を独自の技術で浸透しやすくした化粧水。
4つの美容成分の一つ・VCエチル(ビタミンC誘導体)が、紫外線ダメージによるメラニンの発生を抑えたり、メラニンの黒色化をブロック。
さらに、肌の潤いをキープする保湿成分をバランスよく配合しており、約17時間水分量を保持することで、肌のバリア機能を整えます。
肌のバリア機能が整うと、紫外線によるダメージから肌を守ることができるので、美白成分とは違ったアプローチで紫外線対策を行うことができます。
肌のコンディションが気になる方にぴったりです。
肌にスッとなじんで、1日を通して乾燥することがありません。
ビタミンC誘導体も入っているから紫外線対策にもなりますよね。
敏感肌にも使用できる紫外線対策コスメ・化粧品
ホワイトニングエッセンス
ファンケルのホワイトニングエッセンスは、美白有効成分アクティブビタミンCを配合した薬用タイプの美白美容液。
メラニンの生成を抑えたり、黒色メラニンを排出する働きがあるので、紫外線ダメージによるシミやくすみ対策にオススメです。
さらに注目していただきたいのは、肌に優しい処方になっているという点。
紫外線吸収剤・石油系界面活性剤・防腐剤・香料・合成色素を一切使用しておらず、肌と同じ弱酸性でできているため、肌に与えるストレスを緩和しながら紫外線対策を行うことができます。
仕事の関係上外出している時間が長いのですが、ホワイトニングエッセンスのおかげで紫外線対策はバッチリ。
シミやくすみもほとんどできません。
敏感肌のための紫外線対策とは?
敏感肌の方は肌のバリア機能が弱っているため、強力な紫外線がなによりの刺激になります。
しかし、紫外線対策アイテムを使用しても、配合されている成分が肌荒れを引き起こす可能性もあるので、丁寧に対処しなくてはなりません。
ここでは、敏感肌の方に向けた紫外線対策についてご紹介します。
紫外線吸収剤不使用のコスメを使用する
紫外線カット剤の中でも、紫外線吸収剤は紫外線を肌の中に取り込んで化学反応を起こすため、肌に対する刺激が強いとされています。
また、紫外線吸収剤を肌になじませるためにたくさんの添加物が使用されることもあるため、肌に負担をかけやすいという指摘もあります。
敏感肌の方は、紫外線吸収剤が使われていないコスメを使用しましょう。
紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤を使われているコスメなら肌の表面で紫外線をブロックしますし、肌にストレスを与えません。
保湿を十分に行う
敏感肌の方は、肌のバリア機能が弱っているため紫外線ダメージを受けやすい肌質になっています。
紫外線ダメージを少しでも受けないために、保湿ケアで肌のバリア機能を正常化させましょう。
また、肌のバリア機能を正常化するためには水分量をキープすることが大切です。
肌のバリア機能を支えるアミノ酸やスクワラン、セラミドなどのほかに、水分を抱え込む性質のヒアルロン酸やコラーゲンを積極的に補いましょう。
そして、保湿を重点的に行うことで肌のターンオーバーも正常化します。
肌のターンオーバーが正常化すれば、すでに発生したメラニン色素を積極的に排出することができるので、シミやくすみ対策にもなりますよ。
紫外線ダメージをケアするアフター化粧水について
紫外線ダメージによるほてりや炎症を抑える化粧水についてご紹介します。
特に、レジャー紫外線の量が増える7〜8月は意識的に使いましょう。
カーマインローション(カラミンローション)
カーマインローション(カラミンローション)には、肌の収れん(引き締め)や保護に働きかける成分が含まれているため、紫外線ダメージによる日焼けや炎症、ほてりを和らげる効果が期待できます。
また、肌を引き締めることで皮脂の分泌量をコントロールし、ベタつきを抑えたり毛穴を引き締める効果も期待できますよ。
紫外線量の多い夏は皮脂の分泌量も増えるので、日焼け対策と皮脂対策に活躍します。
冷却化粧水
紫外線を浴びて、ほてりや赤み、ヒリヒリとした痛みを感じたら、肌を冷やして炎症を鎮めることがオススメ。
そんな時に役立つのが、冷却化粧水です。
肌を冷やすことで炎症やほてりが抑えられるほか、毛穴を引き締めたり皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
普段使用している化粧水を冷蔵庫で保管しても構いませんが、なかには炭酸泡を放つことで肌に清涼感を与える冷却化粧水も販売されています。
紫外線を浴びた後のケアはもちろん、化粧崩れを防ぐために毎朝のスキンケアに取り入れるのもオススメですよ。
美白化粧水
美白化粧水が謳う美白効果とは、メラニンの生成を抑えシミやそばかすを防ぐことを意味しています。
紫外線を浴びた後の肌はメラニンの生成が進んでいるため、美白成分を配合したスキンケアで丁寧にケアしなくてはなりません。
また、紫外線ダメージで肌が黒褐色になってしまうサンタンを解消するためには、肌のターンオーバーを促進して黒色メラニンを排出させることが効果的です。
特に、ビタミンC誘導体(またはビタミンC、アスコルビン酸)にはメラニンの生成抑制・排出に働くだけではなく、活性酸素を除去して肌のターンオーバーをサポートする効果が期待できるので、紫外線を浴びた後の肌に取り入れたい成分です。
まとめ
紫外線は、肌の炎症だけではなく老化現象を引き起こす原因になります。
また、日常的に浴びてしまう生活紫外線は、年間を通して発生する量が安定しているため、季節問わず紫外線対策が必要なのです。
紫外線対策コスメを駆使して、紫外線ダメージから肌を守りましょう。
日焼け止めその他のランキング
紫外線防止効果はもちろん、仕上がり感や保湿力にも優れているからお気に入りです。
おしろいなしでもサラサラ感が続くのが嬉しいですね。