家庭用脱毛器でVライン脱毛をする手順:メリットとデメリット

家庭用脱毛器を使用するときは、まず取り扱い説明書をよく読んでください。ルールを守って正しい使い方を行うことで、思わぬ事故やトラブルを防げます。家庭用脱毛器は、基本的には、Vラインに光を照射するだけです。

とてもシンプルですが、前準備や後処理をしっかり行うことで、安全に高い効果を上げることができます。おおまかな手順は知っておくといいでしょう。家庭用脱毛器を使って脱毛する流れは、以下の通りです。

  1. まず、Vライン部分のムダ毛を剃ります。それから、脱毛器の光は黒い色素に反応するため、ほくろにはシールや絆創膏を貼っておきましょう。
  2. 照射する部分の肌を保冷材などで冷やします。
  3. 家庭用脱毛器を使って脱毛したいVラインの箇所に光を当てます。
  4. 照射が完了したら、保湿ローションやジェルをたっぷりと塗って乾燥してしまった肌をいたわります。

肌の火照りや炎症を防ぐために、照射前後に行うケアを怠らないようにしましょう。冷却と保湿をしっかり行うことで、脱毛がスムーズにきれいに行えます。

毛の生え変わるサイクルや毛質は人それぞれですが、一般的に2週間~1カ月の期間をおいて、上記の手順を繰り返します。また、これも個人差がありますが、Vラインの場合、完全にきれいになるには7~10回の施術が必要と言われています。

途中で止めるとしっかりとした脱毛ができませんので、必要な回数と頻度もよく覚えておきましょう。

Vライン脱毛を家庭用脱毛器で行うメリットとデメリット

クリニックやエステサロンに通わなくても自宅で手軽に処理ができる家庭用脱毛器。Vラインのようなプライベートな部位を行うには、最適な道具のような気がしますね。しかし実際購入する前に、利点と不都合な点をしっかり理解しておきましょう。

メリット

家庭用脱毛器は近年人気が高く、さまざまな種類のものが各メーカーから発売されています。中心になっているのがサロンでも使用される「フラッシュ脱毛器」。肌にカメラのフラッシュのような光を照射することで、毛根にダメージを与え、ムダ毛を弱らせて抜け落とす、というものです。

フラッシュ脱毛の良さは、光の当たる部分が「20ミリX30ミリ」程度と広い範囲になるので、Vラインに照射するのにかかる時間が短く、痛みも少ない点です。また、効果も非常に高いため、ワックスやカミソリのように何度も処理をする必要がありません。

家庭用脱毛器のメリットは、なんといっても自宅にいながら本格的にVラインきれいにできる手軽さです。いつでも、どこでも自分で行えるのでとても便利。また、値段もクリニックやサロンに通うよりも安く済み、家族で使いまわせば、さらに経済的です。

デメリット

とても手軽で便利な家庭用脱毛器ですが、覚えておきたいことがいくつかあります。まず、何度も照射をするにはカートリッジ交換が必要になってくる点。平均的に1つのカートリッジで10回くらいの施術が可能ですが、Vライン以外も使用するとなると交換が必要になってくるでしょう。

そして、メーカーや種類によって効果や使いやすさにばらつきがあること。フラッシュの光はレーザーほど強くありませんので、弱すぎてあまり効果が見られないような機器もあります。ですので、購入するときには評判のよい機種を選ぶことをおススメします。

また、家庭用脱毛器は、なんといっても時間と手間がかかります。その人が器用か不器用かでも、仕上がりが変わってきます。