汗ばむ季節になると、脇のニオイが気になってしまいますよね。
満員電車のような人混み、エレベーターのような密室空間で、鼻にツンとくる強烈なニオイがすると「もしかして…このニオイの元は自分?私ってワキガかも!?」と不安になってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
特にニオイに敏感で清潔好きな日本人は、ワキガに悩む方が多く、約10人に1人がワキガを気にしているともいわれています。
ワキガだけならば体質なので病気ではないですし、約10%もの人がワキガに悩んでいるのですから、自分だけ…なんて落ち込む必要はありません。
しかし、そうはいっても気になるのが女性の心理。
そこで、ワキガ対策に効果的なデオドラントを口コミつきでランキング形式・目的別にご紹介します!
ワキガの原因や悪化する要因、ワキガかも?とお悩みの方のためのセルフチェック、すぐに実践できるワキガ対策ケアから専門的な治療まで徹底解説つきですよ。
夏に向けてのワキガ対策はこれでバッチリ!お役立ち情報満載です。
ワキガでお悩みの方にとって、ぴったりのデオドラントがきっと見つかるはずです。
目次
ワキガとは?
ワキガ(腋臭)とは脇から発生する独特なニオイのことを指し、ワキガそのものは病気ではないとされています。
医学的には、汗に臭気を伴う症状を臭汗症といい、ワキガはアポクリン臭汗症の代表格である「腋臭症」(えきしゅうしょう)のひとつです。
人間が生命活動を行っていれば、汗臭さや皮脂臭、足のニオイなど身体中の様々な部位からニオイが発生するのは自然の摂理であり、ワキガもこれらのような体臭のひとつだという考えもあります。
ワキガの特徴として、本人が気付きにくいという点が挙げられます。
これは
- 人間の嗅覚は順応しやすい、つまりニオイに慣れてしまう
- 嗅覚には年齢、性別、人種による個人差がある
という生物学上の理由があるからで、もちろんワキガ以外のニオイにも適応されます。
日常的にワキガのニオイを嗅いでいると、最初は気になっていたとしても段々とそのニオイを意識しなくなってきます。
ニンニクや納豆を例に挙げてみると、周りには強烈な香りを放っていても、食べている本人はそこまでニオイを感じていないということがありませんか?
このように、自分や家族のニオイは嗅ぎ慣れてしまうため、特別意識しなくなってしまっていることが多いのです。
また、一概にワキガ=悪臭、というわけでもなく、嗅いだ人の感じ方によって異なります。
同一人物のワキガであっても、体調や食事の内容によってニオイが変化することもあるようです。
実際ワキガってどんなニオイなの?
嗅覚の個人差によって例えられ方は様々ですが、大きく3パターンに分けられるといわれています。
- 酸味が強いタイプ:鼻をツンと刺激する硫黄のようなニオイ
- 乳製品っぽいタイプ:ミルクやヨーグルトがさらに発酵したようなニオイ
- スパイシーなタイプ:カレーなど香辛料のようなニオイ
冒頭でも触れましたが、日本人の10人に1人がワキガに悩んでいる、つまりワキガ体質だといわれています。
しかし、この割合は世界基準からすると非常に低く、欧米では約2~3人に1人がワキガ体質(必ずしも「ワキガ」ではありません)とされています。
また、欧米では体臭と香水が混ざったものが自分だけのオリジナルの香りとして魅力のひとつともされています。
無臭であることが重視される日本とは、ニオイに対して大きな文化や感覚の違いがありますね。
世界と比べて日本人のワキガ体質の割合が低いとはいえ、10%というのはそれほど少ない数字ではありません。
あまり思い悩まずに、前向きに対策していきましょう。
ワキガの原因
ワキガ体質
ワキガというのは病気ではなく、あくまでも「体質」によって起こります。
そしてワキガ体質だからといって絶対ワキガになるというわけでもありません。
ワキガ体質とは、生まれつきアポクリン汗腺の量が多くサイズが大きいため、そこから分泌される脇汗も多くなる体質のことです。
ワキガ体質は、遺伝的要因が強く、両親どちらかがワキガ体質だと50%、両親どちらもワキガ体質だと80%の確率で、子供に遺伝するといわれています。
また、親以外の親族にワキガの方がいらっしゃる場合にも、自分がワキガ体質である可能性は高いと考えられます。
ワキガが発症する時期は人それぞれで、早い人だと小学生というケースもあります。
多くは思春期に、性ホルモンの分泌増加と連動してワキガの症状が認められるといわれています。
多感な思春期に、ワキガを気にして内向的になってしまったり、ニオイが原因でいじめに遭ってしまったりという問題が生じる可能性も否定できません。
脇のニオイが気になるときには、思い詰めずに早めの検査と診断、治療をおすすめします。
生活習慣
ワキガの原因のベースはワキガ体質ですが、生活習慣も関係するといわれています。
不規則な生活によってホルモンのバランスが乱れ、ストレスが溜まることもワキガの原因となります。
また、日常的に運動する習慣がない方だと、発汗したときに老廃物が汗とともに分泌され、体臭がきつくなることがあります。
水分と塩分のみを含むサラサラした汗とは異なり、ベタベタした汗にはミネラルやアンモニアなどが含まれており、皮膚で雑菌が繁殖しやすい状態をつくり出してしまうのです。
ですから、ワキガ体質の方は特に適切な生活習慣を心がけましょう。
また日本人に元々ワキガ体質が少なく、欧米で多い理由は、食事の内容の違いが大きいと考えられています。
欧米でよく食べられている肉類などカロリーや脂肪の高い食材は、アポクリン汗腺や皮脂腺の働きを活発にさせます。
一方、伝統的な和食に多く使用される魚類、海藻類、野菜や穀物には、ワキガ体質の改善に有効とされるビタミンやポリフェノールなどの栄養素が含まれており、ワキガの予防に効果があるとされています。
よって、日本人の食生活が欧米化するにつれ、ワキガ体質の割合も増加してきたと考えられるわけです。
しかし、ワキガ体質かどうかは生まれたときに決まっていて、アポクリン汗腺の数や大きさは基本的に変わらないため、生活習慣や食事の内容によって体質が変化することはありません。
ワキガ体質の方は、肉類中心の食事や生活習慣の乱れによってアポクリン汗腺が活発化し、ワキガが悪化する可能性があるため注意しましょう。
遺伝的にアポクリン汗腺が少ない方は、食事などの要因に関わらずワキガの症状は発生しにくいと考えられています。
ワキガが発生するわけ
ワキガの主たる原因は「汗」です。
ただの汗ではなく、アポクリン汗腺からの汗が多く分泌されることによりワキガが発生します。
そのため、アポクリン汗腺の量が多い、サイズが大きいという遺伝的なワキガ体質の場合にワキガが起こりやすくなると考えられています。
「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」
脇には2種類の汗腺、エクリン汗腺とアポクリン汗腺が存在しています。
どちらも汗を出すという機能は同じですが、それぞれに特徴があります。
エクリン汗腺
全身に存在する小さな汗腺で、主に体温調節の役割があります。
分泌するのは99%の水分と塩分、尿素、アンモニアなどの1%を成分とした透明でサラサラした汗です。
エクリン汗腺から分泌された汗も「汗臭さ」を感じることはありますが、特に気になるレベルのニオイではなく洗い流すことで簡単に消えます。
アポクリン汗腺
脇、デリケートゾーン、乳輪、肛門、おへその周り、耳の中(外耳道)などの特定の部位に存在しています。
タンパク質、糖質、脂質、アンモニア、鉄分などの成分を含む白っぽく粘り気のある汗を分泌します。
基本的にどちらの汗も分泌された時点ではニオイはありません。
ではどうしてワキガの原因は「汗」なのでしょうか?
それは、アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれる成分が、皮膚の常在菌によって分解されるときに独特のニオイが発生するからなのです。
さらに、皮脂腺から分泌された脂肪酸(皮脂)と混ざることで、より一層ニオイが強くなります。
アポクリン汗腺は誰にでも存在していますが、ワキガ体質の方は一般的にアポクリン汗腺の数が多く、ひとつの汗腺のサイズが大きい傾向が認められます。
ワキガ対策のためのアポクリン汗腺へのアプローチ方法
- アポクリン汗腺から分泌される汗の質を変化させる(成分を変える)
- アポクリン汗腺から分泌される汗の量を減少させる
- アポクリン汗腺そのものの数を減らす・除去する(手術など)
ワキガが悪化する要因と対策法
ワキガ体質だから打つ手がないというわけではありません。
ワキガを悪化させる要因を理解し体臭対策をしっかりと行うことが大切です。
これは脇だけでなく、デリケートゾーンの「すそわきが」でお悩みの方にも当てはまります。
アポクリン汗腺の変化
アポクリン汗腺の数は生まれたときから変化せず、男性も女性も思春期くらいで大きく成長し、20歳手前でおさまり高齢になると縮小していきます。
思春期もしくはそれ以前に発症したワキガは、まだアポクリン腺の成長途中なので、仮に手術などで除去したとしても、ワキガが再発したり悪化したりする可能性があります。
ワキガの程度にもよりますが、少なくとも思春期が完全に終わるまでは、デオドラントの使用などでニオイを軽減もしくは除去しましょう。
食事の内容
悪化する要因
肉類や乳製品(牛乳、バター、チーズ)などの動物性タンパク質、インスタント食品やファストフードなどの油分を摂取しすぎると、アポクリン汗腺の分泌が活発になり、汗にもタンパク質や脂質が多く含まれるようになります。
また、アポクリン汗腺そのものが大きくなってしまうともいわれています。
これらの食材は消化に時間がかかり、血液を酸性にするため、身体が酸化しやすいことも要因のひとつと考えられています。
香辛料などの刺激物も、アポクリン腺の働きを活性化し、汗の分泌を増加させてしまうので摂りすぎには注意しましょう。
対策法
タンパク質や脂質も適度に摂取しつつ、野菜、果物、海藻、大豆など植物性タンパク質を積極的に食事に取り入れましょう。
栄養バランスが良く偏りのない食生活を送ることが大切です。
ワキガ対策におすすめの食材
血液を弱アルカリ性にするアルカリ性食品
- 大豆、豆腐、納豆
- 緑黄色野菜(ホウレンソウや小松菜など)
- しいたけ
- 昆布、わかめ、めかぶ
- バナナ
- 梅干し
- お酢
ワキガ対策におすすめの栄養素
抗酸化作用が強く、体臭予防に効果が期待される成分
- ビタミンC
- ビタミンE
- β-カロテン
- ポリフェノール
ホルモンバランスの乱れ
悪化する要因
避けられないものとして、思春期が挙げられます。
男女ともにホルモンバランスが崩れ、ワキガ体質の方がワキガになったり、ニオイが強くなったりする時期です。
また、睡眠不足やストレスによってもホルモンの分泌は乱れますので、ワキガが悪化する可能性があります。
女性の場合、生理や妊娠といったきっかけでもホルモンバランスが乱れます。
男性に比べると女性の方が、ワキガに悩んでいる方が多いといわれるのは、女性にはワキガの要因となる、避けられない生理的現象があるためかもしれません。
対策法
思春期は誰にでもやってくるものですので、デオドラントの使用などで対応しましょう。
思春期を境にワキガのニオイが強くなることもありますが、逆にワキガが改善してくることもあります。
生理や妊娠も、女性であれば避けられない、むしろ妊娠は喜ばしいことでもあります。
一時的なものだと割り切るか、安全なデオドラントでの対処をおすすめします。
睡眠不足によるホルモンバランスの乱れは自力で回避できるものですので、きちんと睡眠をとり、健康的な生活を送るように心がけましょう。
ストレス
悪化する要因
ワキガのニオイの元となるアポクリン汗腺からの汗は、不安や緊張などストレスを感じたときに分泌されるものです。
いわゆる冷や汗などもこのタイプの汗に含まれます。
これはストレスがアポクリン汗腺の働きを活発にしてしまうためで、運動時や暑いときに、エクリン汗腺から分泌される汗とは異なります。
つまり、精神的に負担がかかったときに分泌される汗は、ワキガを悪化させるということになるのです。
ストレスはまた、自律神経にも大きな影響を与え、結果的にホルモンバランスを乱すことになり、さらにワキガが悪化するという悪循環が生じてしまいます。
ワキガのニオイを気にしすぎることも、ストレスのひとつとなってしまいます。
対策法
難しいかもしれませんが、日頃からストレスを溜めないようにして、趣味を見つけるなど、自分なりのリラックス方法を身に付けましょう。
ストレスの原因を取り除くことは自分だけでは不可能ですので、ストレスを解消するよう努めることが大切です。
軽い運動は汗をかく習慣にもなりますし、おすすめのストレス解消法です。
緊張しやすいタイプの方であれば、緊張のあまり脇汗をかいてしまうような状況をできるだけ回避するのも、ひとつの手段かもしれませんね。
ワキガのニオイがストレスの元であれば、効果の期待できるデオドラントを使用するなどしてニオイが軽減されるだけで、ストレスが軽くなることもあります。
お風呂での習慣:シャワーやボディケア
“すぐできるワキガ対策”の「脇のスキンケア」もご参照くださいね。
悪化する原因
シャワーだけですませる
きちんと湯船に浸からないことはワキガを悪化させてしまいます。
汗をかきたくないと思うあまりに入浴時間を短くしてしまいがちですが、これはかえって逆効果になってしまいます。
汗腺や毛穴に詰まった皮脂や古い角質は、ボディソープなどで身体を洗っただけでは落とすことが難しく、シャワーだけだと雑菌がまたワキガのニオイを発生させてしまうことになります。
清潔にしているようで、実はワキガにシャワーは良くないのです。
脇などニオイが気になる部位をゴシゴシ擦って洗う
強い力で擦ると、汚れを落とすどころか逆に汗腺や毛穴に押し込んでしまうことになります。
皮脂や角質、汚れが洗い流せていないと、ワキガが悪化する環境をつくってしまいますので、ご注意ください。
対策法
しっかりと湯船に浸かる
身体を温めることで汗腺や毛穴が開き、詰まっていた汚れが洗い流しやすくなります。
また、湯船で汗をかくことによって、新陳代謝が促進され、蓄積された老廃物を体外に排出することができます。
老廃物が溜まったままの状態だと、ワキガ以外の体臭にも悪影響が出てしまいます。
外で発汗を抑えているのであれば、なおのことお風呂でしっかりと汗をかく習慣をつけましょう。
しっかりデトックスができるようになると、分泌される汗が酸性になりやすく、アルカリ性の汗と比べて雑菌の繁殖が抑えられ、ワキガの改善につながります。
泡で優しく洗う
洗顔するときのようにボディソープや石鹸を泡立て、擦らずに優しくマッサージするように洗いましょう。
脇も顔と同じように丁寧に汚れを洗い流すことで、細菌の繁殖を抑えることが可能です。
ニオイが気になる部位は専用のアイテムを使用する
市販のボディソープを泡立てて優しく汚れを洗い流すのも良いのですが、特にニオイが気になる場所にはワキガ専用のボディソープや薬用石鹸、ミョウバン石鹸・重曹石鹸の使用をおすすめします。
衣類
衣類の素材の選択が、ワキガのニオイを強くしてしまう可能性があります。
悪化する要因
ポリエステルやナイロン、アクリルなど化学繊維素材の衣服は通気性が悪く、脇が蒸れやすいため、雑菌が繁殖しやすくなります。
また、素材そのものが汗と化学変化を起こして、ワキガのニオイをより独特の強いものにしてしまうことがあります。
対策法
コットンや麻など天然の植物繊維素材の衣服
通気性が良いため蒸れにくいことが特徴です。
繊維が細かいので吸水性に優れ、汗をたくさん吸収し、汗を乾きやすくします。
また、脇から発生したニオイが外に漏れるのを防ぐ働きがあるともいわれています。
全ての衣服をそろえるのが無理でも、下着などは天然素材のものを着用することをおすすめします。
脇汗パットをつける・袖付きの下着を着用する
ポリエステルやナイロン素材の衣服を着る場合、脇と脇汗が直接触れないようにするためです。
パットもコットン100%のものや消臭効果が期待できるものだと、より安心ですね。
ワキガ対策におすすめの洗濯方法
ワキガのニオイの元は皮脂やタンパク質で、通常の洗濯ではなかなか除去することができない頑固な成分です。
また、ポリエステルなど、衣類の素材によっては、繊維が細かく吸水性が悪いため、雑菌がつくり出したニオイが残りやすいものもあります。
素材に関わらず、一度ニオイが染みついた衣類から完全にニオイを除去することはとても難しいのです。
洗濯後の衣類のニオイが気になる方は、この方法をお試しください。(ただし、ウールやシルクなどの動物由来素材には使用できません。)
- 40℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を適量入れて、よく溶かします。
- ニオイの気になる衣類をしっかり浸して、2時間程度つけ置きします。
- つけ置きした後、洗濯機で普通に洗濯をします。
ニオイの強い衣類でも、多くの場合この方法でニオイを取ることができます。
酸素系漂白剤は種類によって効果に差が出ないと思われますが、粉末状の方が液体状のものよりも効果が高いといわれています。
粉末状の酸素系漂白剤は動物性タンパク質に反応することでニオイを除去する作用があるため、動物由来の素材をこの方法で洗濯すると、衣類自体にダメージがくわわる可能性があるため、お控えください。
植物由来の素材や蒸れ・汗が気になる合成繊維は大丈夫です。
飲酒と喫煙
飲酒によるアルコール摂取、喫煙によるニコチン摂取は、体温調節のために脳の視床下部を刺激して発汗作用を促します。
体温調節のための発汗はエクリン汗腺から行われますが、発汗作用によって、それ以外の汗も大量に分泌される可能性があり、ワキガのニオイを悪化させるといわれています。
エクリン汗腺からの汗だけでワキガは悪化しませんが、汗が大量に分泌されることで、脇が蒸れて雑菌が繁殖しやすい環境になります。
通常であれば、制汗効果のあるスプレーやクリームなどで汗を抑えたり、デオドラントアイテムでニオイを抑えたりできていても、汗の量が増えてしまうとワキガのニオイが強まるリスクが高くなります。
また、タバコに含まれるニコチンは交感神経を刺激する働きがあります。
身体が交感神経優位となると、緊張や興奮状態になり、アポクリン汗腺からの汗が分泌されやすくなります。
これがますますワキガを悪化させる要因となってしまうのです。
最近の健康ブームにより喫煙者は減っていますが、もしワキガの方でヘビースモーカーだった場合には、量を減らしてワキガの悪化を予防するようにしましょう。
1日20本以上喫煙する場合にワキガへの影響が出やすいという研究報告があります。
タバコ1本あたりのニコチン量ではなく、喫煙の本数が大きく関係するということです。
タバコはワキガ対策に必要なビタミンCを破壊してしまう作用もありますので、ワキガの方は喫煙を控えた方が良いかもしれません。
アルコールは、適度な量であればストレス解消になる場合もあるので禁酒の必要はありませんが、過剰摂取するとワキガを悪化させてしまうため、節度を保って飲酒するようにしましょう。
効果の少ないデオドラントの使用
悪化する要因
ワキガに悩む方向けにたくさんのワキガ対策アイテムが発売されていますが、その中には目的や効果が曖昧なものも含まれています。
効果的でないワキガ対策アイテムの使用は、ワキガを予防・解消するどころか、かえってワキガを悪化させる要因にもなりかねません。
また、デオドラントの使用方法を間違えてしまうと、期待する効果がまったく実感できないこともあります。
対策法
配合されている成分が記載されているかどうかをきちんとチェックしましょう。
薬用のアイテム、実際に使用した方々から高い評価を得ているデオドラントなども信頼性が高いと考えられます。
厳密には、ワキガと多汗症は違う症状になりますので、デオドラントと制汗剤の違いをよく認識し、ご自身の症状によってアイテムを選択することも大切です。
費用面だけにとらわれず、効果的なデオドラント製品を適切に使用するようにしましょう。
詳細は後述の”デオドラントとは”や”ワキガ対策デオドラントの選び方”にかいてありますので、参考にしてみてください。
ワキガのセルフチェック
自分ではなかなかわからないワキガのニオイ…他人からどう思われているのか気になるところですよね。
ここでは、自分でできるチェックをご提案します。
ワキガ体質チェックリスト
耳垢が柔らかい、ベタベタと湿っている
いわゆる「アメ耳」という体質で、耳垢が湿っている理由は、耳の中(外耳道)にワキガの原因となるアポクリン汗腺が多く存在しているからです。
アポクリン汗腺が耳の中に多ければ、脇の下にも多いと考えられます。
また、アポクリン汗腺は毛穴に付随しているので、耳の毛が多くて太いかどうかもチェックするポイントになります。
衣服や下着の脇部分に黄色いシミができやすい
洋服や下着の脇部分が黄ばむことが多いという方は、ワキガ体質である可能性が高いと考えられます。
アポクリン汗腺から分泌された汗は、タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分などのミネラルといったニオイの元となる成分を含んでおり、白もしくは黄色っぽく粘り気があるのが特徴です。
これらの成分が衣類に付着することによって、黄ばみやシミになります。
ただ、デオドラントスプレーなど制汗剤を使用していると、その成分が衣服に色をつけてシミになることがあります。
セルフチェックは、デオドラントを使用していないときに行いましょう。
脇毛が濃い(女性)柔らかい(男性)
脇毛の状態とワキガの関係は男女によって異なります。
女性の場合、脇毛が太くしっかりしていて、ひとつの毛穴から数本の毛が生えているような方にアポクリン汗腺が多いといわれています。
男性の場合、脇毛が柔らかくサラサラした猫っ毛で広い範囲に生えている方にアポクリン汗腺が多く、ワキガ体質の可能性が高いとされています。
また、脇以外にアポクリン汗腺が存在するデリケートゾーン、乳輪、肛門などの部位の毛が濃いかどうかも参考になるでしょう。
両親など血縁者にワキガ体質の方がいる
”ワキガの原因”でかいたように、ワキガ体質には遺伝的要素が大きく関わっています。
両親(もしくはどちらか)や兄弟姉妹など血縁者にワキガ体質の方がいる場合には、ご自身もワキガ体質である可能性が否定できません。
季節などに関係なく脇汗が多い
暑いときに体温調節のためにかく汗や精神状態によってかく多汗症の汗は、エクリン汗腺から分泌されるものなのでワキガとは直接関係がありません。
季節や状況を問わず、粘り気のあるアポクリン汗腺から脇汗が多く分泌されている場合に、ワキガ体質を疑います。
多汗症とワキガが併発することもありますので、よく汗が出る部位や状況、汗の性状などをチェックしましょう。
脇毛に白い粉がつく
制汗剤などを使用していない状態で脇毛に白い粉がつくという方は、ワキガ体質である可能性が非常に高いです。
白い粉はアポクリン汗腺から分泌された汗の成分が結晶化したものです。
また、この白い粉状の物質がアポクリン汗腺からの分泌物によるものだった場合、鼻をつくようなツンとしたニオイがするという特徴もあります。
実際にワキガの症状が出ていなくても、上記のチェックリストで当てはまる項目の多かった方は、ワキガ体質である可能性が高いと考えられます。
しかし、あくまでも簡易的なセルフチェックですので、たくさん当てはまったからといって必ずしもワキガだというわけではありません。
正式な診断を希望される場合には、病院で診察を受けてみましょう。
ワキガの度合いチェック
もしワキガ体質だった場合、その程度がどのくらいなのかによって対策も変わってきます。
ご自身のワキガの度合いを知ることは、適切なケアのためにも大切です。
一般的には、軽度な方ほどニオイを気にしすぎており、重度になるほど本人が気付きにくいという傾向があります。
軽度のワキガ体質
- 清潔に保っているときは気にならないが、普段以上に汗をかいたとき、ワキガのニオイが気になる
- 下着などインナーの脇部分を直接嗅ぐと、ワキガのニオイがする
- 周りの人からワキガを指摘されたことはないが、直接脇を嗅ぐと、ワキガのニオイがする
中度のワキガ体質
- 白い衣類を着ると、新品でもワキ部分が黄ばんでシミができる
- 直接嗅がなくても、下着などインナーの脇部分から、ワキガのニオイがする
- 家族や友達など身近な人からワキガを指摘されたことがある
重度のワキガ体質
- 通り過ぎただけでもワキガの残り香がする
- 日中ずっと教室や会社など同じ場所にいると、ワキガのニオイが残る
- 友達からワキガを指摘されたことがある
デオドラントとは
今や、デオドラントという言葉は一般的にかなり浸透していますよね。
改めて、デオドラントとは何なのか、どのような効果が期待されるのか、制汗剤とはどう違うのかについて、少しご説明したいと思います。
デオドラントに期待される効果
デオドラント製品による制汗効果が強調されることがありますが、これには少し誤解があります。
本来、デオドラントというのは体臭を抑える、つまりどちらかというと消臭効果が期待される成分を含む製品のことで、汗を抑えるという意味ではないのです。
デオドラントは、ニオイの原因となる細菌に対する殺菌効果をもつ製品のことを指します。
ではワキガの原因菌とは何なのでしょうか?
それは特に感染するわけでもなく、日常私たちの皮膚にいる常在菌です。
常在菌は、清潔にしていれば一定数以上は増殖せず、お肌を守る善玉菌として機能しています。
しかし、アポクリン汗腺からの汗を放置してしまうと、それをエサとするコリネバクテリウムや表皮ブドウ球菌が繁殖し、ワキガのニオイの原因となります。
これらの原因菌は、乾燥に弱く湿度の高いところに生息するという性質があるため、汗をかいて湿った脇はまさに快適な居場所になってしまいます。
デオドラントには、ワキガの原因菌の増殖を抑制したり、殺菌したりする作用を持つ薬剤が配合されています。
この殺菌効果によって、ニオイの元を断ち、ワキガを軽減してくれるのです。
ワキガに悩む方にとっては、最も手軽に行える便利なニオイ対策といえるでしょう。
しかし、デオドラントの多用や長期使用によって、細菌に耐性ができてしまい、配合されている殺菌成分の効果が弱くなってしまう可能性も考えられます。
デオドラント製品には、肌に直接塗布するクリームタイプ、ロールオンタイプ、スティックタイプやシートタイプ、肌だけでなく衣服に吹き付けることで消臭機能をアップさせるスプレータイプなど様々なラインナップがあります。
目的や用途に合わせて使い分けるのも良いのではないでしょうか。
制汗剤との違い
制汗剤はその名の通り、汗を抑える、制汗効果が期待できる製品のことです。
アンチパースピラントといわれることもあります。
簡単にいうと、制汗剤が脇汗そのものを出にくくする役割をもち、分泌されてしまった汗をエサにしてニオイの元となる雑菌の繁殖を、殺菌効果によって抑えて消臭するのがデオドラントの作用です。
うまく使い分けたり、併用したりも良いのですが、最近では制汗成分を配合したデオドラントも多く発売され、選択肢は広がっています。
ワキガのニオイの原因はアポクリン汗腺からの汗なので、汗を抑えるのはワキガ対策の基本ともいえますが、汗の量はさほど多くなくてもニオイが気になるという方がいらっしゃるかもしれません。
殺菌力・消臭力と制汗力、どちらを重視するか、両方とも必要かによって、選ぶアイテムも変わってくるのではないでしょうか。
ワキガ対策デオドラントの選び方
ワキガ対策用のデオドラントには様々な形状や値段のアイテムがあります。
クリームタイプ以外のものは、ドラッグストアや薬局、コンビニなどで市販されており、制汗を一番の目的とする多汗症の方や、ワキガ体質が心配あるいはワキガでも軽度の方におすすめです。
お求めやすい価格帯の商品が多く、気軽に購入しやすいというメリットもあります。
ここでは、しっかりとワキガ対策をしたい!という方のために、デオドラントの選び方や注目すべきポイントをご紹介します。
デオドラントを購入する際の参考にしてみてくださいね。
殺菌力と消臭力
ワキガのニオイは、アポクリン汗腺から分泌された栄養素を含む汗をコリネバクテリウムなどの雑菌がエサとして分解し、繁殖することによって発生します。
そのため、ワキガ対策のためには殺菌作用がとても重要になります。
雑菌が存在しなければ、ワキガのニオイが抑えられることになるのですから。
つまり、高い殺菌力が消臭力につながります。
ワキガ対策デオドラントを選ぶときには、殺菌作用のある有効成分が配合されているかをチェックするようにしてください。
殺菌作用をもつ有効成分
- イソプロピルメチルフェノール(※)
- 塩化ベンザルコニウム
- 銀イオン
- ミョウバン など
※イソプロピルメチルフェノール
厚生労働省にも認可されている、特に強力な殺菌成分で、コリネバクテリウムの他、汗臭さの原因となる表皮ブドウ球菌など多くの細菌に対して有効です。
少量で十分な殺菌効果を持つため、含有率の上限は0.1%と決められています。
制汗力
アポクリン汗腺からの汗の分泌を止めてしまえば、エサがなくなるため雑菌も繁殖しなくなり、ワキガのニオイが発生しなくなります。
制汗成分には、汗腺に直接作用して、ふさいだり蓋をしたりすることで、汗の分泌を抑制する作用があります。
制汗作用を持つ有効成分
- 塩化アルミニウム(※)
- パラフェノールスルホン酸亜鉛
- 酸化亜鉛
- ミョウバン など
※塩化アルミニウム
汗と混ざるとゲル状に変化して完全に汗腺をふさぐと同時に、汗腺の開口部の形状を変性させることで、高い制汗効果を発揮します。
ただし、脇汗の分泌が多く多汗症も合併しているタイプの方ですと、制汗力のみに頼ることは難しいかもしれません。
汗を大量にかいてもニオイが発生しない殺菌力・消臭力の強いデオドラントクリームを選ぶことをおすすめします。
持続性
殺菌力・消臭力や制汗力と同様に、それらの効果の持続時間が長さもワキガ対策デオドラントを選ぶ上では大切なポイントになります。
持続力は、ワキガの程度や脇汗の量によって変わってきますが、殺菌作用の強いデオドラントは持続時間も長いといわれています。
クリームタイプなど直接塗り込むタイプのデオドラントは、お肌にしっかりと密着するので、汗などの影響を受けにくく、流れにくいため塗った部分に長く残存するというメリットがあります。
持続性の高いデオドラントを使用することで、何度も塗り直す手間が省ける、塗り直すタイミングや場所を気にしなくてすむ、というのも嬉しいポイントですね。
無香性がベター
デオドラントの中には、フローラルなど微香性の製品もありますが、ついている香りとワキガのニオイとの相性が悪い場合には、ニオイが余計に増強されてしまうことがあります。
ニオイを消そうとして香り付きのデオドラントを選びたくなってしまうかもしれませんが、相性を考えて選ぶようにしましょう。
香りが混ざったときにどうなるのか不安な方は、無香性のデオドラントにしておいた方が良いですね。
保湿効果
ワキガのニオイの原因はアポクリン汗腺から分泌された汗ですが、汗と皮脂が混ざることでニオイがきつくなることがあります。
お肌が乾燥していると、保護するために余分な皮脂が分泌されてしまいます。
そのため、脇の皮膚の乾燥を防いで保湿できるデオドラントを選ぶことも大切なポイントになります。
雑菌は湿気を好む傾向がありますが、お肌の乾燥はワキガを悪化させてしまうため、デオドラントに保湿効果が期待できるのがベストですね。
肌に優しい
ワキガ対策を行う脇の下のお肌は、手足などと比べて皮膚が薄くデリケートな部分です。
しかも、脇毛の処理などを行って皮膚が傷ついている可能性もあります。
そのような脇の下に、保存料や着色料、石油系界面活性剤などの添加物を塗り込むと、肌トラブルが引き起こされるかもしれません。
普通肌の方はもちろんのこと、敏感肌や乾燥肌などでトラブルが起こりやすい肌質の方は特に、無添加のデオドラントを選ぶようにしましょう。
ワキガ対策デオドラントおすすめランキング2019
ワキガの原因や悪化させる要因、デオドラントについての基本的なことについてはご理解いただけましたか?
ここからは、製品の特徴や口コミも含めて、デオドラントの選び方に基づいて厳選したおすすめのワキガ対策デオドラントをランキング形式でご紹介していきます。
薬用デオシーク クリーム
「制汗・殺菌・抑臭」効果で全身のニオイを完全にシャットアウトする医薬部外品の「薬用デオシーク クリーム」。
有効成分に「パラフェノールスルホン酸亜鉛」を配合し、汗の出口にふたをして、大量の汗を抑えます。
さらに「シャクヤク・ユキノシタ・セージ・柿シブ・ドクダミ」などの植物由来引き締め成分も配合。
汗を抑えてニオイの素を閉じ込めます。
ニオイの原因を作り上げる雑菌を徹底的に殺菌する有効成分「イソプロピルメチルフェノール」はワキガ対策に欠かせない成分。
ワキガだけでなく全身の悪臭・体臭にも効果を発揮する制汗剤です。
実際に使った方の口コミ
ニオイが気にならなくなったおかげでファッションも存分に楽しんでいます。
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「制汗・殺菌・抑臭」に効果のある有効成分「パラフェノールスルホン酸亜鉛」や「イソプロピルメチルフェノール」を配合した制汗剤。
毛穴を引き締める植物由来成分「シャクヤク・ユキノシタ・セージ・柿シブ・ドクダミ」や殺菌・ニオイをサポートする「紅藻・海藻・シルク・重曹・炭酸ナトリウム・クエン酸Na」や保湿効果もプラスしてニオイ対策・スキンケアに効果を発揮します。
公式サイトではお得な定期コースを販売中。ボディソープ・クリーム・サプリメントを組み合わせた様々なセットを用意しています。
おススメは薬用デオシーク クリームのクリーム2本・ボディソープ・サプリメントがセットになった定期コース。
定価の69%オフ価格の7,980円で購入でき、1000円オフの対象商品にもなっています。
薬用デオシーク クリームで全身のニオイ対策を始めてみてはいかがでしょうか。
クリアネオ
◆日本製、医薬部外品。24時間閉塞パッチテスト済み、アレルギーテスト済み
クリアネオは、男女を問わず使用できるワキガ対策用のデオドラントクリームです。
ニオイの元となる汗を抑える制汗有用成分パラフェノールスルホン酸亜鉛と、汗を分解してニオイを発生させる雑菌の繁殖を抑える殺菌成分イソプロメチルフェノールを配合し、ダブル有効成分でワキガをブロックします。
また、カキタンニン(柿渋エキス)をはじめとする4種の植物エキスが、ニオイの抑制をサポートします。
パッチテスト済みなので、アルコールや金属などにアレルギーのある方にも安心、さらに無着色・無香料で石油系界面活性剤やパラベン、オイルを使用していない無添加仕様のため、敏感肌の方やお子様にもご使用いただけます。
独自に配合された7種の天然植物エキスが、抑臭・制汗・殺菌を助けるだけでなく、保湿や肌荒れ防止にも作用。
保湿成分ヒアルロン酸配合により、ワキガ対策をしながらもお肌を優しくうるおします。
さらに、ユキノシタエキスやヒメフウロエキスなど美肌サポート成分も含まれており、お肌を美しく透明感のある状態に保ちながらワキガケアを行うことができます。
一見ワキガクリームとは思えない、黒いシンプルなデザインのボトルも特徴で、ワキガの他、足のニオイやすそわきがにも対応可能です。
クリアネオシリーズにはボディソープもありますので、併用すると効果アップが期待できるかもしれません。
- 豊富な抑臭成分でニオイを徹底ブロック
- 殺菌成分イソプロメチルフェノールが雑菌の繁殖を抑え、制汗成分パラフェノールスルホン酸亜鉛がニオイの元となる汗そのものを抑えます。
それ以外にも、皮脂臭を抑える目的でカキタンニンやドクダミなど7種の天然植物エキスの消臭成分が配合されています。
その成分数は市販のデオドラントと比較して約10倍!
ワキの皮膚の表面と内側からニオイを徹底的にカットして、ワキガ対策に高い効果を発揮します。
- 長い持続力
- クリアネオはテクスチャーが比較的固めのクリームなので、強めの流水をあて続けても流れ落ちないとされています。
お肌への密着度が高く、朝1回塗るだけで日中のケアが必要なくなるほどの抜群の持続力を誇ります。
実際に使った方の口コミ
手術前よりニオイは減ったものの、汗をかいたり厚着をして脇が蒸れたりすると、やはりどうしてもワキガが気になってしまい…色々なワキガクリームを試してみてクリアネオに決めました。
何といっても成分が多く、殺菌や消臭だけでなく、汗そのものを抑えてくれるところがポイント高いですね。
配合されている成分が多いわりには無香料・無添加で肌に刺激のある成分が無添加なので、敏感肌の私でも安心して使えます。
永久全額保証もついていますが、その制度を使うはないと思いますよ。
そのくらいはっきりと効果が実感できます。
様々なタイプのデオドラントを使ってみたのですが、やはりクリームタイプが一番肌に密着して持続時間が長いように感じました。
その中でも特にクリアネオは本当にすごい!汗をかいても全然流れません。
肌が弱い息子もクリアネオを使っていますが、かぶれもなく、朝一度塗っただけで部活動の練習が終わるまで塗り直さなくて大丈夫といっていました。
ワキガ対策クリームは効果の高さが一番ですが、クリアネオは持続力があって、なおかつお肌にも優しいというのが非常に魅力的な点だと思います。
運動や多汗症で汗をかきやすいワキガの方にぜひおすすめしたいですね。
Web限定で最安値で試す方法
お得な定期便を申し込むと、全額永久返金保証制度つきの送料無料、ワキガクリーム1本を4980円(税込)で購入することができます。
しかも、定期便の必須回数制度がないため、1回での解約も可能です。
クリーム2本の定期便だと、さらにお得な8180円(税込)になります。
黒ずみニオイ対策の女性用ボディソープとクリームがセットになった、さらにお得な定期便もありますので、公式サイトをご覧ください。
定期便注文の方限定で、毎月ニオイケアアイテムを無料でプレゼントという嬉しい特典もありますよ。
初回特典として衣類用消臭スプレーの特別プレゼントもありますので、この機会にぜひお試しください。
男性やお子様にもご使用いただけますので、ご家族みんなで使うことを考えると2本申し込んでも良さそうですね。
デトランスα
デトランスαは別名パースピレックスともいい、医療先進国のデンマーク発のヨーロッパ人気No.1の制汗剤です。
ワキガ対策の医薬品としてだけでなく、多汗症の治療薬としても使用されています。
手を汚さず使いやすいロールオンタイプで、販売実績75万個を突破したという人気を誇り、国内では医療機関での取り扱いまたは通信販売でのみ購入が可能です。
デトランスαは、制汗有効成分の塩化アルミニウムをベースとして、かゆみやかぶれなど認められやすいお肌への刺激を最小限に抑えて制汗作用を高めるため、乳酸アルミニウムを配合した特許取得済みの処方となっています。
これは乳酸アルミニウムの作用により、お肌に不快感を与える塩酸を人体に無害なNMF成分(天然保湿因子)である乳酸へと変換することで、塩化アルミニウムの効果はそのままに、リスクをできる限り抑えた独自の「緩衝システム」です。
またデトランスαの大きな特徴として、1回の使用で効果が約3~5日間持続するという驚異的な持続性の高さが挙げられます。
使用法も独特なのがポイントです。
朝ではなく就寝前のできれば入浴後の清潔な脇にデトランスαを塗って、よく乾かし、翌朝はデオドラントシートや塗れタオルで拭き取るか、シャワーで洗い流します。
使用開始時は毎晩塗布し、1週間ほど経過して発汗量の減少を感じてきたら、週5回、最終的には週2~3回の使用回数まで減らすことができます。
アルコール使用のため、敏感肌やお子様のご使用には注意が必要ですが、お肌との相性が良ければ、多汗症を伴う重度のワキガ対策には非常に効果的なデオドラントといえるでしょう。
臭いの原因の脇の下の汗をしっかり抑えて、臭いをシャットアウトします。デトランスαは臭いの原因である細菌の育成と増殖を抑制し、細菌が汗を分解して出す臭いを予防します。
- 医薬品ならではの強力な制汗効果と特許処方
- 主要成分である塩化アルミニウムが、汗腺内に存在する水と反応して、水酸化塩化アルミニウムを産生します。
これが皮膚のケラチンと一緒になり、汗腺の中で角栓を形成します。
水を含有する制汗剤は塩化アルミニウムと水が反応して塩酸が生成されてしまうために、制汗効果が低下してしまう可能性があるのですが、デトランスαは水を含まないため、形成された角栓が汗腺のより深部まで運ばれ維持されます。
汗腺の深部で維持された角栓が汗腺に蓋をすることで、一時的に発汗が抑えられ、高い制汗効果を発揮します。
- 圧倒的な持続力
- 汗腺の深部に形成された塩化アルミニウムによる角栓が、一定期間留まり汗の分泌を抑制します。
発汗の分泌を根元からブロックすることで、非常に長い持続時間を維持することができるのです。
お肌のターンオーバーに伴い、汗腺内の角栓は2~7日ほどのサイクルで排出され、再び汗腺が活性化しますので、サイクルに合わせた週2~3回の使用で制汗効果を実感することができます。
このため日中の塗り直しが必要なく、日常生活にも支障をきたしません。
実際に使った方の口コミ
そこでパースピレックスを目にしたのですが、とても続けられる値段ではないと思い諦めました。
ネットで調べてみたところ、通販の初回で安く買えることを知り、早速試してみて人生が変わりました!
週に3回塗るだけで滝のように吹き出していた脇汗がピタッと止まり、ニオイも全くしなくなりました。
毎日、あるいは日中の塗り直しも必要なくてとても便利ですし、デトランスαさえあればもうこわくありません。
私の中でのベストデオドラントですね。
色々なデオドラントを試した末にデトランスαにたどりつき、数年前から愛用しています。
最初の頃は毎日塗っていて、多少かゆみを感じることもありました。
自分なりに工夫してコットンを使用することでかゆみをなくすことができたので、この方法はおすすめですよ。
使い続けるうちに脇汗の量がどんどん減っていき、今では週1~2回の使用で全く汗とニオイが気にならなくなるまでに。
暑い季節はもちろん、冬に厚着をしたときに洋服で蒸れても全然汗をかきません。
顔に汗をかいているときでも脇は全く発汗しないので、なんだか不思議な感じです(笑)
効果が高いせいか、肌に刺激を感じるという方もいるようですが、デトランスαの敏感肌用もあるみたいですので、そちらを試してみてはいかがでしょうか?
Web限定で最安値で試す方法
医療機関でも取り扱われているデトランスα(医療機関ではパースピレックスとして販売されています)は、サイトからだと低下でも約半額で購入できます。
しかも、初回限定で毎日先着100名様に限り、4800円のところを2900円のモニター価格で購入できてしまうのです。
さらにデトランスα敏感肌用の5mLサンプル(約2週間分)のお試しプレゼントつきというお得さ!
これはもう、Webでお買い求めいただく方が断然リーズナブル!
日本未入荷商品で類似品も多いため、きちんとしたサイトから申し込みたいものですね。
商品数に限りがあり、売り切れてしまう可能性もありますので、気になった方は早速サイトをチェックしてみてください。
ラポマイン
ラポマインは、天然成分と無添加にこだわった、敏感肌の方にも安心な女性向けのワキガ対策デオドラントジェルクリームです。
ナノ化された殺菌成分イソプロピルメチルフェノールが脇の皮膚の角質層まで浸透して、コリネバクテリウムや黄色ブドウ球菌の増殖を抑えます。
柿の葉から抽出される柿渋エキス(カキタンニン)が分子レベルでニオイの原因菌を分解してシャットアウト。
また、薬用の制汗成分パラフェノールスルホン酸亜鉛が汗の分泌を抑え、さらさらで快適な状態の脇にします。
ラポマインの特徴は、お肌のメカニズムを考え、保湿にこだわったワキガ対策ができるような成分配合をしていることです。
摩擦や不適切なスキンケアでダメージを受けた脇は、汗をかいていても乾燥している場合があります。
乾燥した肌では、ダメージから保護するために汗や皮脂を過剰に分泌され、ワキガのニオイが余計に悪化してしまいます。
そこでラポマインは、厳選された21種の植物エキスの保湿成分を配合し、ダメージを受けて乾燥した脇を内側からしっかりうるおいを与えて整え、必要のない汗や皮脂の分泌を抑え、お肌を健やかに保つ処方を実現しました。
さらに、抑毛作用のあるイソフラボンや黒ずみケアに効果的なカモミラエキスも配合されており、女性に嬉しい脇のケアもしてくれます。
公式サイトで一番人気なのが通常価格8560円(税抜、送料600円)から2860円もお得な5700円(税抜)、送料無料・コンビニ払い手数料無料の特典付き定期コースです。
ラポマインの定期コースには10日分のサプリメントプレゼントや90日間返金保証などの5大特典がついていますので、ご購入の際には公式サイトをチェックしてみてくださいね。
実際に使った方の口コミ
サイズもちょうどよく、シンプルな見た目がハンドクリームみたいで、持っていてもワキガデオドラントだと気付かれる心配がありません。
クリームというよりジェルに近いようなテクスチャーなので、伸びがよくて肌なじみもイイ感じ。
消臭効果の持続時間も、朝塗れば十分夜まで持ちます。
ニオイを抑えるだけじゃなくて保湿や黒ずみのケアをしてくれるところがとっても気に入っています。
ワキガで悩んでいるとそこまで気が回らないから、ラポマインでワキガ対策と同時に脇のスキンケアができちゃうなんて一石二鳥ですよね。
色んなデオドラントでガサガサになっていた脇の乾燥や肌荒れもだんだん改善してきました。
もうラポマインは私の必需品です。
特徴別おすすめワキガ対策デオドラント
惜しくもランキングには入っていませんが、それ以外にもおすすめのワキガ対策デオドラントはたくさんあります。
ご自身の体質や肌質に合うような、目的別の効果的なデオドラントをご紹介していきます。
保湿成分配合のワキガ対策デオドラント
ノアンデ・アドバンスド・トランスパ
殺菌成分イソプロピルメチルフェノールと制汗成分パラフェノールスルホン酸亜鉛を配合した、デオドラントクリームです。
ニオイを抑える2大有効成分にくわえ、独自配合されたカキタンニンや茶エキスなどの天然由来成分が抑臭効果をサポートします。
また、ワキガ対策デオドラントで起こりやすい脇の乾燥、肌荒れや黒ずみを防ぐため、プラセンタエキスやヨクイニンエキスなど厳選された天然由来成分も配合されているため、保湿効果も期待でき、お肌のコンディションを整えながらワキガ対策を行うことができます。
敏感肌や乾燥肌の方のため、お肌への優しさを徹底追求した無添加処方で、幅広い年代や肌質の方にご使用いただけます。
ややソフトなテクスチャーのクリームですが、水や汗に強く、密着度が高いので、朝一度の使用で長い持続時間が期待できます。
中間マージンを省きコストを抑えるため、市販はされておらず、通販のみの取り扱いとなります。
公式サイトでの価格設定が最も安く、割引やお得な定期コースのご紹介もありますので、ぜひチェックしてみてください。
特別トライアル定期コースだと通常8600円(税抜)のノアンデが、送料無料の4960円で購入できますよ。
この定期コースはなんと継続の回数が決められていないので、1回でも解約が可能、つまり1本だけからでも定期コースが申し込めるという良心的なもの。
角質や汚れを落とすスペシャルケアによってノアンデの浸透力がさらに高められるクリアピールモイスト(約3ヶ月分)というピーリング剤もついてきますので、お得感が倍増ですね。
さらに、初回購入1本分に限り120日間の全額返金保証がついているため、万が一お肌に合わない場合にも安心です。
実際に使った方の口コミ
クリームの伸びが良いので、ワンプッシュで片方の脇を一塗りできちゃいます。
ニオイケアはもちろん、脇のお肌も優しく保湿してくれるので、敏感肌の私でも安心。
購入するときは「高いかな?」と思ったのですが、1回の使用量がそれほど多くないので、コスパは悪くないと思います。
お出かけ前に1回の使用でも効果が持続して安心ですが、出先で心配になったときにも、ワキガクリームとは思えないオシャレなボトルで携帯しやすいですし、一度にそれほどたくさん出てこないので、少しだけポイント使いしたいときにも便利です。
雑菌が気になるワキガにとっては、いつも清潔なエアレスボトルなのも嬉しいポイントですね。
同じ悩みを抱える女性におすすめしたいデオドラントクリームです。
気になる黒ずみもケアするワキガ対策デオドラント
リサラ
リサラは、以前ラプカルムという名前だった商品を、研究開発を得てリニューアル・バージョンアップしたワキガ対策用の制汗ジェルです。
薬用の制汗成分である塩化アルミニウムが、汗腺の中の水分に反応して角栓を形成し、汗腺からの発汗を一定時間ブロックします。
塗った瞬間に脇汗をガードして外に出さない仕組みになっています。
さらに、配合された植物エキスが脇の肌と毛穴に働きかけ、1日中さらさらとした状態を保ちます。
即効性と持続性のバランスが取れたデオドラントといえるでしょう。
また、茶エキスが紫外線やストレスによる皮脂の過剰な分泌を抑え、お肌を清潔に保ち、気になるニオイをケアしてくれます。
天然成分プルーン酵素分解物をたっぷりと配合しており、お肌にうるおいを与えて保湿します。
ワキガケアで起こりがちな黒ずみに対しては、アーティチョークエキスがメラニンの生成を抑え、毛穴を引き締めるため、くすみをとって透明感アップに作用します。
無添加にこだわっているため、ワキガ対策デオドラントながらも敏感肌やアトピー肌の女性でも安心してご使用いただけますよ。
脇だけでなく、手足や首、背中など汗が気になる部分に使用することも可能です。
リニューアル後の発売から間もないにも関わらず、多くのメディアに取り上げられ、早くもトップクラスの人気デオドラントとなっているリサラ。
汗をかきやすい女性にとってもマストアイテムといえそうです。
リサラは市販されていないため、通信販売でのみ入手が可能です。
中でも公式サイトが最安値で、お得な毎月お届け定期コースが申し込めます。
通常価格3980円(税抜、送料600円)のところ、送料無料・コンビニ払い手数料無料の2980円(税抜)で購入できますよ。
毎日継続して使うものなので、お得な定期コースがあるのは嬉しいですね。
実際に使った方の口コミ
リサラになってから、ますます使い勝手が良くなり、制汗効果や保湿効果がアップしたような気がします。
ピンクとホワイトのかわいいデザインで、コンパクトなサイズだからポーチにもおさまるのが便利。
先端が細くなっているチューブなので、出す量が調節しやすいところもポイント高いですね。
透明なジェルで少しとろみのあるテクスチャーがお気に入り。
伸びも良いので少量でも脇全体に広がります。
塗った後すーっと浸透していく感じがして、お肌がさらさらすべすべになりますよ。
長年デオドラントを使用して脇のお肌が荒れてしまっている方にもおすすめできます。
コスパも良いのでこれからもリサラを愛用していきたいです。
多汗症の方向き!制汗成分のみのワキガ対策デオドラント
オドレミン
病院の多汗症治療にも使用される制汗成分の塩化アルミニウムを主成分としたリキッドタイプのワキガ対策デオドラントです。
製薬会社による製品で、基本的に割引などはないため、近くの取り扱い薬局で購入もしくは送料無料になる分までまとめ買いするのが良さそうです。
成分は塩化アルミニウム、グリセリン、水のみという潔さで、完全に制汗に特化したアイテムといえるでしょう。
最も、ワキガのニオイの元はアポクリン汗腺からの汗ですので、発汗を抑えることがワキガの改善につながります。
塩化アルミニウムを脇の皮膚に塗布すると、汗腺内で水と反応して角栓を形成します。
この角栓が汗腺からの発汗を抑え、ニオイの元を断ちきるという仕組みによりワキガの悪化を防ぎます。
使用法もいたってシンプルでわかりやすくなっています。
オドレミンのボトルをよく振ってから、入浴後など清潔な状態の脇に、指で適量を塗って、よく乾かすだけです。
適量は2~3滴とされていますが、効果の実感には個人差があるため、お肌への刺激や制汗効果など様子を見ながら、ご自身に最適な量を見つけると良いでしょう。
汗腺を物理的に防ぎますので、敏感肌の方はパッチテストを行ってからの使用をおすすめします。
目的が制汗と明確で、有効成分も1種類のみですので、かなり汗の量が多い方にも効果が実感していただけるのではないでしょうか。
実際に使った方の口コミ
せっかくの新しいお洋服やお気に入りのトップスも、汗ジミで直ぐにダメになってしまうので、何としてでも汗を止めたくてオドレミンが置いてある薬局を探して買いに行きました。
リキッドタイプを使うのは初めてだったので最初は塗り方に四苦八苦しましたが、コツをつかんでしまえば簡単です。
オドレミンを塗ってから乾くまでに汗をかいてしまっては意味がないので、私は塗った後にドライヤーの冷風で乾かしています。
脱毛処理後の脇だとかゆみが出るという口コミも見ましたが、私の場合は大丈夫でした。
肌質にもよるのでしょうか。
指で塗るのも良いですし、100均のスプレーボトルなどに移し替えて吹き付けると乾くまでの時間が早いのでおすすめです。
本当に汗が出なくなったので、汗ジミやニオイを気にせず快適に過ごせて感謝ですね。
スティックタイプで香りも選べるワキガ対策デオドラント
レセナ ドライシールド パウダースティック
制汗剤で有名なレセナシリーズ。
レセナ ドライシールドは、気になるニオイや汗ジミが発生する前に汗を抑える”プレケア”に着目したラインになります。
スプレータイプもあるのですが、今回は使い心地の良いデオドラントパウダースティックをご紹介します。
気温や体温に関わらず、精神的な要因などによっても発汗は起こりますし、自分の意思でコントロールすることはほぼ不可能です。
レセナ ドライシールド パウダースティックは、ニオイが発生した後の殺菌や消臭よりも、汗そのものをブロックすることに着目したデオドラントです。
制汗成分である塩化アルミニウムが配合されたドライシールドパウダーが汗に溶けてジェルを形成します。
形成されたジェルはお肌に密着して汗腺をブロックし、汗の出口にバリアを張り、ニオイの原因となる汗をしっかりと抑えます。
基本となる無香料タイプをはじめ、爽やかなフルーティフローラルの香り、透明感のあるスタイリッシュムスクの香り、ふんわりと優しいベビーパウダーの香りの4種類がありますので、選択の幅が広がりますね。
公式サイトでの販売はありませんが、ドラッグストアや薬局、アマゾンや楽天などいくつかの通販サイトで手軽に購入することができます。
まとめ買いで値引きがあったり、アマゾン定期お得便があったりしますので、最安値を探してみてはいかがでしょうか。
無香料と各種の香りにより価格に違いがあるようです。
リーズナブルな価格設定ですし、入手もしやすいので、他のデオドラントを使用する前の”プレケア”として併用するのも良いかもしれません。
実際に使った方の口コミ
スプレータイプとは違って、デオドラントとは分かりにくいシンプルなデザインが良いと思いました。
楕円形に近い容器の形状が手にフィットして持ちやすく、キャップの開閉が楽ちんで、手を汚すことなく脇に均一にムラなく塗れるのも便利です。
かさばらずに持ち運びできるので、外出先で気になったときにもささっと塗り直すことができます。
ただ、制汗効果はだいたい7~8時間ほど続くというのが実体験ですので、頻繁な塗り直しは必要ありません。
塗った後のベタつきもなく、重ね塗りをしてもお肌はさらさらな感触のままです。
無香料タイプでも少しだけ化粧品のような香りがしますが、塗った後はほとんど気になりません。
発汗を抑えるだけでもこんなにニオイが気にならなくなるなんて!とコスパの良さと効果に驚いています。
すぐできるワキガ対策
ワキガ対策のためのデオドラントを使用する以外にも、すぐに実践できるワキガ対策があります。
ワキガを悪化させる要因を防ぐとともに、日常生活で可能なケアをご紹介します。
ご自身の生活に取り入れられそうな方法があれば、ぜひ試してみてくださいね。
シートタイプのデオドラントなどを併用して脇汗を拭く
ワキガのニオイの元となる汗を抑えるためにもデオドラントを使用するのですが、それでも防ぎきれなかったとき、暑さや運動などで大量に発汗したときなどには、脇汗を拭き取る方法が効果的です。
体温調節のために汗が分泌された場合、すぐに汗を拭き取ってしまうと、体温を下げようとして、さらに汗が出てしまうことがあります。
暑さや運動で汗をかいたときには、体温や発汗が落ち着くのを待ってから、汗を拭き取るようにしましょう。
このとき、乾いたタオルでゴシゴシ擦るとお肌を傷つける可能性があります。
湿らせたタオルなどで力を入れず、お肌に優しく拭くように気を付けてください。
特にニオイが気になる方は、シートタイプのデオドラントで拭き取ると、より一層の効果が期待できます。
軽度のワキガの方は、除菌効果のあるシートで脇汗を拭き取りすぎないようにしましょう。
ニオイを抑えるために必要な皮膚の常在菌まで除去してしまい、ニオイが強くなったと感じることがあるといわれています。
脇毛の処理
脇毛には汗を留める役割があります。
そのため、脇毛が長かったりたくさん生えていたりすると、脇の下の温度と湿度が上がり、溜まった汗に雑菌が繁殖して、ワキガのニオイが悪化しやすくなります。
ワキガ対策としては、脇毛をきちんと処理することをおすすめします。
自己処理をする場合、お肌を傷つけると雑菌が繁殖する原因になってしまいますので、カミソリでそっと丁寧に剃るか、電気シェーバーを使用しましょう。
レーザー脱毛での脇毛処理がおすすめ
特に医療脱毛では、黒いメラニン色素をターゲットとしてレーザーを照射し、常在菌が繁殖しやすい毛根を破壊して脇毛をなくしてしまうため、ワキガのニオイを軽減させる効果が期待できます。
「レーザー脱毛してからニオイが強くなった」という話を聞きたことはありませんか?
それは間違いで、レーザー脱毛によってワキガになったり、ニオイが強くなることはありません。
ただ、脇毛がなくなったことによって脇汗を感じやすくなって汗の量が増えた気がすることはあります。
脱毛施術の刺激により、一時的にエクリン汗腺からの発汗が増加することもあります。
あくまでも一時的な症状ですので、必要以上に汗の量が増えたことを気に病まないようにしましょう。
気にしすぎると、それがストレスになり、精神的発汗を引き起こしてしまうリスクがあります。
また、脱毛された毛穴に皮脂や老廃物などの汚れが溜まりやすくなり、それらが酸化して独特のニオイを感じる可能性もあります。
このような場合には、顔のスキンケアと同じような毛穴ケアを行うことで、気になるニオイは解消されるはずです。
通常の毛穴ケアでもニオイが取れなければ、皮膚科で毛穴詰まりを開く処置をしてもらうことで解決します。
脇のスキンケア
脇を優しく扱う
バスタイムに脇を洗うときには、手(もしくは肌触りの良いタオルでも可)を使って、マイルドに優しくマッサージするようにしましょう。
ゴシゴシ擦るように洗うと、皮膚を傷つけてしまい、また必要な分の常在菌や皮脂を取り除いてしまうという心配があります。
皮膚に常在する善玉菌を除去してしまうと、清潔にしているはずなのにワキガのニオイが強くなってしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
- バスルームに入ったら、最初は湯船に浸かり、脇の皮膚を柔らかくして、毛穴を開かせます。
- 石鹸をぬるま湯で塗らし、脇の下にあてて優しく塗り込みます。
- 石鹸の成分を脇に染み込ませている間に、他の身体の部位を洗います。
- 他の部位を洗い終えたら、石鹸をよく泡立てます。
- 泡をクッションとして、脇の表面を撫でるように、あらゆる方向や様々な動きで洗います。
- ぬるま湯で泡を洗い流します。
クレンジングオイルの使用
お肌に密着するデオドラントを使用している場合には、クレンジングオイルでメイクを落とすように洗い流すのが効果的ともいわれています。
効果のあるデオドラントも、きちんと落とさなければ汗腺や毛穴に詰まって汚れになってしまいます。
このとき、顔のクレンジングでないからといって古いオイルを使用しないようにしてくださいね。
古くなって酸化したオイルは、逆にワキガを悪化させてしまう可能性があります。
弱酸性の石鹸を使用
重曹石鹸やミョウバン石鹸を使用することで、ワキガのニオイの原因となる悪玉菌を減少させ、善玉菌が存在しやすい環境をつくることもできます。
両方使うのが面倒な方は、どちらか片方でも効果が期待できますよ。
手作りデオドラントアイテムでのケア
ミョウバン水
ミョウバンは、漬物やアク抜き、食品添加物に利用される金属イオンの結晶です。
薬局やスーパーで安く購入することができるお手軽アイテムです。
ミョウバンには、水に溶けると酸性になるという特徴があるため、ミョウバン水を使用することでお肌を酸性にすることができます。
ワキガのニオイの元となる細菌はアルカリ性を好むので、ミョウバン水でお肌を酸性にすることにより、雑菌の繁殖を抑えることが可能になります。
また、ミョウバンには抗菌作用だけでなく殺菌作用も期待できます。
雑菌を除去する上、消臭効果もあり、制汗作用まであるといわれているため、ワキガ対策にはぴったりですね。
ミョウバン粉末を脇に直接塗るだけでも効果が期待できますが、ミョウバン水にして使用するとさらに有効です。
ミョウバン水の作り方
空の1500mLペットボトルにミョウバン(焼きミョウバンでも可)50gと水1500mLを入れます。
蓋をして軽く振ります。ミョウバンは溶けにくいため、この段階では白く濁った状態です。
ミョウバンが完全に溶けて水が透明になるまで、一晩ほど冷蔵庫で寝かせます。
振っても濁らなくなったらミョウバン水の原液の完成です。
このミョウバン水は冷蔵庫で1ヶ月程度保存できますが、鮮度を保つためには1週間を目安に使い切ることをおすすめします。
初めて使用する際には必ずパッチテストを行ってください。
パッチテストで問題がなくても、実際に使用してお肌がかぶれるようであれば、濃度を薄めるなどの工夫をしてみましょう。
通常、スプレーとして使用する場合には、原液を10倍希釈します。
さらにアレンジもできますよ。
消臭効果を高めたいときには、水の代わりに濃く淹れた緑茶で希釈すると、カテキンとの相乗効果が期待できます。
香りでリフレッシュしたいときには、レモン果汁やお好きなアロマウォーターを加える方法もあります。
また、原液を50mLほどお風呂に入れると全身のケアをすることもできます。
緑茶ポリフェノールの消臭効果を利用
緑茶に含まれるカテキンやフラボノイドなどのポリフェノール成分は、ニオイの元となる物質と化学反応を起こすことで消臭作用を発揮します。
また、抗菌作用・抗酸化作用があるため、雑菌の繁殖を抑えてくれます。
飲む場合には一番茶がおいしいのですが、消臭効果は二番茶、三番茶の方が高くなることをご存知でしたか?
一番茶にはカフェインやビタミンが多く含まれますが、二番茶以降だとカテキンが多く含まれるようになってくるのです。
出がらしのお茶をガーゼに巻いたりお茶パックに入れて、手作りの緑茶シートで脇を拭き取るだけでもワキガ対策になります。
茶殻を2時間ほど水に浸しておくと、消臭スプレーとして使用することもできますよ。
飲んでも塗っても、そして出がらしまで有効活用できる緑茶は優秀です。
皮膚科や美容クリニックでの相談・治療
あらゆるワキガ対策をしてきたけれど、自己流ではもう限界!という方は、皮膚科や美容クリニックなどで専門の医師に相談してみましょう。
ワキガの検査もしてもらうことができますし、症状に応じた適切な治療を受けられます。
ワキガ治療に保険が適用されることはあまりないのですが、症状の重さや医師の診断、クリニックの方針などによって異なりますので、受診前に確認しておくと良いでしょう。
自由診療でしか行えない治療や手術もありますので、ご自身に合った選択をしてくださいね。
軽度のワキガ
塩化アルミニウム液の塗布
制汗作用がを持ち、ニオイを抑える効果もあるとされています。
おすすめワキガ対策デオドラントでご紹介した「オドレミン」が、この塩化アルミニウム液です。
病院によって配合量が異なる場合もありますが、一般的には20%の濃度で、直接脇に塗って使用します。
抗生剤の塗布
脇の雑菌を除去するため、塩化アルミニウムと併用することがあります。
臭化プロバンテリン(プロバンサイン)の内服
ワキガの治療薬として保険適用が認められています。
抗コリン薬といい、アセチルコリンという伝達物質の分泌を抑制することにより、汗の分泌を抑える作用があります。
しかし、目や口の渇き、尿の出が悪くなるといった副作用が認められるため、継続的な内服は推奨されません。
精神安定剤や自律神経に作用する薬などの内服
ニオイに対する不安や恐怖を和らげ、精神的発汗を抑える目的で内服します。
中度のワキガ(手術が必要ないレベル)
ボトックス注射
美容医療においてはシワ治療などに用いられるボトックス注射ですが、ボツリヌス毒素を脇の下に注射することで、発汗に働きかける伝達物質アセチルコリンを抑える作用があります。
主にエクリン汗腺からの発汗を抑制するため、ニオイそのものを消す効果は期待できませんが、多汗症を併発しているワキガや、精神的発汗が多いワキガなどに効果的です。
手術ではないので痕が残らない、治療時間が短い、ダウンタイムがない、注射から効果を実感するまでの時間が短い、といったメリットがあります。
一方で、ボツリヌス毒素は時間とともに吸収され体外に排出されてしまうため、効果の持続期間は平均6ヶ月程度といわれ、半永久的な効果は期待できないというデメリットもあります。
重度のワキガ(原発性腋窩多汗症)と診断がついた場合には保険適用でボトックス注射が受けられますが、それ以外では5~10万円ほどの費用がかかります。
ボツリヌス毒素の濃度や量、品質が効果を左右しますので、病院は慎重に選びましょう。
電気凝固法
元々は電気脱毛(ニードル脱毛、絶縁針脱毛)の方法をワキガ治療に応用したものです。
脇毛の毛根ひとつずつに針を刺して電気を流し、毛根とその周囲にあるアポクリン汗腺や皮脂腺を破壊するという方法です。
脇毛の処理が同時にできるというメリットはありますが、何度も針を刺すため痛みが強く、施術後に再発する可能性も少なくないようです。
10~15万円程度が費用の目安です。
中度~重度のワキガ
直視下手術法
剪除法(せんじょほう)といい、最も多くの病院で行われ、比較的安定した効果が得られる手術法です。
脇の下を3~5cm切開して裏返し、アポクリン汗腺をひとつひとつ除去していきます。
目で確認しながら手術を行うため、より確実に汗腺を切除することが可能です。
しかし、どうしても手術痕が残ってしまうため、縫合技術の高い医師に執刀してもらうことをおすすめします。
入院はしなくても大丈夫ですが、傷口が開かないように数日間はガーゼを固定して圧迫しておく必要があります。
クリニックにより差はありますが、費用の目安は30~50万円となります。
非直視下手術法
手術痕が目立たない手術法で、いくつかの種類があります。
皮下組織吸引法
脇の下に開けた小さな穴に細い管を通して、アポクリン汗腺、エクリン腺、皮脂腺を脂肪吸引のようにかき出して吸い取る方法です。
手術痕が小さく、剪除法よりも広い範囲にアプローチすることが可能ですが、アポクリン腺を完全に除去することは難しく、残っていると再発する可能性もあります。
費用は約15万円です。
超音波吸引法
皮下組織吸引法を元に改良された手術法です。
細い管でかき出す代わりに、超音波から発せられる熱でアポクリン汗腺などを破壊して吸引します。
皮下組織吸引法よりは効果が高いとされていますが、超音波吸引法でもアポクリン汗腺を完全に除去することは困難です。
また、術者のスキルによってはヤケドなど合併症のリスクもあります。
費用の目安は15~30万円になります。
皮下組織削除法
脇の下を1cmほど切開し、皮膚の表面をローラーで押さえながら皮下組織をカミソリ刃のような器具で削り取ることで、汗腺を除去する方法です。
手術痕は小さいですが、高い効果が期待できます。
しかし、術後の回復に時間がかかること、器具の操作によっては皮膚に穴が開いてしまうリスク、色素沈着や皮膚壊死などの合併症、といったデメリットがあります。
器具を使いこなせる技術を持った医師に手術してもらうことをおすすめします。
また費用は20~40万円が目安となります。
まとめ
ワキガ対策デオドラントおすすめランキングで、気になるアイテムは見つかりましたか?
迷ってしまう場合には、トライアルやお得なコースからはじめてみるのが良いかもしれません。
デオドラントはしばらく継続して使用しなければ効果を実感することが難しいので、直ぐに合う、合わないと決めつけないようにしてくださいね。
デオドラント製品のご紹介以外にも、ワキガの原因・要因やセルフチェック、自分でできるワキガ対策なども併せてご紹介させていただきました。
ワキガの症状や改善・対策法は人それぞれです。
ご自身の状態を把握した上で、最適な対策を選ぶようにしましょう。
ですが、ニオイを気にするあまり消極的になってしまったり、ストレスを溜めてしまったりするのは、とても悲しいこと。
実際にワキガで病院を受診される方の多くが、無症状もしくは治療の必要がないほど軽度だともいわれています。
特に日本人は無臭であることに強いこだわりを持つ傾向があります。
しかしニオイも個性のうちだということも忘れないでくださいね。
どうしてもワキガが気になる方、若い頃からワキガに苦しんできた方でも、今のデオドラントはとても優秀で、きっとあなたの悩みを軽減してくれるはず。
すぐできるワキガケアを生活に取り入れ、適切なデオドラントを使用すれば、症状を軽くできる可能性があります。
ニオイにお悩みの方にとって、この記事が少しでもニオイと心の負担を軽くするためのお役に立てることを願って。
体感ではすぐに効果を実感できていましたが、数値で確認することで改めて「スゴさ」を感じることができました。