レチノールとはビタミンAのことだと、知っている方も多いのではないでしょうか。
そのレチノールが配合されているクリームが、シミやシワに効果的であり、高いエイジングケアが期待できるとして、いま女性達の間で脚光を浴びています。
そこで今回は、美肌になるために日々努力を重ねる女性にとって嬉しい効果のあるレチノールとは何かを確認するとともに、
- レチノールクリームに期待できる効果
- レチノールクリームの選び方
- レチノールクリームの効果的な使い方
など、レチノールクリームについて詳しく解説していきます。
目次
レチノールクリームとは
レチノールクリームを使用することで美肌に近づくことができると話題になっていますが、実際どのような効果が得られるのか、使用する上で得られるメリットなどを詳しくご紹介していきたいと思います。
レチノールはビタミンAの一種
レチノールはビタミンAの一種です。
肌は30日周期で古い角質から新しい角質へと生まれ変わっていますが、この肌のターンオーバー機能は不規則な生活や加齢などが原因となり乱れてしまいます。
その影響から、シワやたるみ、くすみなどの肌トラブルが現われてしまうんです。
レチノールには古い角質をはがして新しい角質への生まれ変わりを促す作用があり、ピーリング効果が期待できます。
そのため、くすみやシミに対するエイジングケア化粧品(レチノール化粧品)として、レチノールクリームが話題となっているんです。
クリームとは相性抜群
ビタミンAの種類はレチノールやレチノイン酸など、いくつかの種類に分かれますが、レチノールは油溶性成分です。
水に溶けにくい性質のため、クリームとは相性がよく、馴染みがいいのが特徴です。
ですので、油分が少ない化粧水や美容液よりもクリームとして使用した方が、レチノールの浸透率も上がり、より効果的に使えるということになります。
また、クリームなら化粧水や美容液よりも保湿効果が高いので、肌の乾燥を防ぐこともできます。
レチノールクリームに期待できる効果
レチノールクリームはシミやシワなどに効果的なクリームで、エイジングケアとして使用している方もいると思いますが、具体的にどのような効果があるのか、詳しく解説していきます。
シミのできにくい肌になる
紫外線を浴びることでメラノサイトの数が増え、シミの原因になるメラニンの生成は活発化します。
しかしそれ以外でも、加齢やストレスなどによりターンオーバーのサイクルが乱れることで新陳代謝が滞ってしまうとメラニンが滞留してしまい、シミとなって表れてきます。
つまり、ターンオーバーを促すことはきちんとメラニンを排出することになり、シミ対策にとって非常に重要なのですね。
ビタミンAが含まれるレチノールクリームにはターンオーバーを促進する効果があるため、シミやシワに悩む方にとっては嬉しい効果が期待できます。
ハリのある肌に導く
肌のハリはコラーゲン線維やエラスチン線維によって保たれています。
真皮性のシワやたるみの原因は真皮にあるコラーゲンやエラスチンの減少によって起こるため、化粧品での改善は難しいです。
しかし、表皮性のシワなら、乾燥を防ぐことによってシワを目立たなくさせることができるので、レチノールを配合しているクリームを使えば、ハリのある肌を手にいれることができます。
レチノールクリームは、保湿したりターンオーバーを促す効果もありますので、とても魅力的な成分ですね。
レチノールクリームの選び方
シミやシワに効果のあるレチノールクリームを使ってみたいけれど、どの商品を選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
商品によってテクスチャーや成分量なども違うので、何を基準に選ぶかをまとめてみました。
ヒアルロン酸などの保湿成分が入っているかどうか
美白やハリを取り戻す目的でレチノールクリームを購入したとしても、クリームの本来の役割である保湿ができなければ意味がありません。
ですので、保湿成分であるヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなど肌に元々ある優しい成分が配合されているクリームを選ぶことでより良い効果が期待できると言えます。
乾燥は肌荒れや小じわなどのエイジングトラブルの原因になりますので、しっかりとした対策が必要です。
専門家が監修しているかどうか
レチノールはシミやシワに効果がありますが、医薬品にも使用されるほどの強い成分です。
ですので、敏感肌や乾燥肌の方は、ヒリヒリしたり赤くなるなどの刺激を感じる可能性もあります。
レチノールクリームを購入する際は、専門家が携わった商品かということと、配合量をしっかりと確認した方が安心して使用することができます。
使いやすい価格であるかどうか
レチノールクリームは使い始めてすぐに効果が現われる化粧品ではなく、長期的な使用により肌質の改善をサポートし、実感できるようにするクリームです。
そのため、レチノールクリームは容量が多く、使いきれない場合も多くあります。
とはいえ、食品と同様で化粧品にも使用期限があります。
化粧品は、開けた瞬間から酸化し、徐々に傷んできます。
商品によって違いはありますが、使用量に限らず、約半年~1年程度で買い換えることをおすすめします。
使用ペースとコスパを考え、長期的に使い続けることが可能かどうかを考える必要があります。
レチノールクリームおすすめランキング2019
レチノールクリームの効果、そして選び方がわかったところで、実際どのクリームが人気なのか、最もおすすめしたいレチノールクリームをご紹介します。
ドクターケイ ケイカクテルVプレミアムクリーム
繰り返される大人の肌荒れ、毛穴のトラブルのない肌に導く「ドクターケイ ケイカクテルVプレミアムクリーム」。
- 強力な保湿力があるスイゼンジノリ多糖体を配合し肌のバリア機能を強化!
- 驚愕の保湿力があるスイゼンジノリ多糖体を配合しています。肌の塩分と結びつくことにより、更に保湿力を発揮し、肌の表面に綿密な膜を生成するため、皮膚細胞を外的刺激から守ってくれます。
- ドクターケイ独自のカクテルビタミン配合で透明感のある肌に!
- 肌内部で酵素により分解され長時間力を発揮する持続型ビタミンC誘導体が含まれているほか、9種類のビタミンをバランスよく配合しているため、エイジングサインが気になる肌にもコクのあるなめらかなクリームが浸透し、ハリを与えてくれます。
- 植物の生長エネルギーが悩める年齢肌にアプローチ!
- クチナシ生長点細胞培養物、オゾン化イネカルス培養エキスが配合され、エイジングサインにアプローチし、植物エネルギーの力が肌に弾力とハリを与えるなど、慢性的な大人の肌トラブルに効果をもたらします。
実際に使った方の口コミ
WEB限定でお得に試す方法
ドクターケイ ケイカクテルVプレミアムクリームは、公式サイトで購入することが出来ます。
通常価格は16,000円(税抜)ですが、定期購入を利用すれば14,000円(税抜)です。
どちらも手を出しにくいと思う価格ではありますが、クリームはもともと化粧水などに比べ比較的値段が高く、ビタミンなどエイジングケアに欠かせない成分を厳選して配合しているので、納得はできるお値段です。
定期購入なら送料が無料ですし、長期継続することでプレゼントまでいただけます。
都合に合わせて、お届け日や支払い方法、個数の変更もできて、いつでも定期購入を停止することができるので安心です。
ジュランツ リファインリッチクリーム
肌に溶け込むようななめらかな使用感の「ジュランツ リファインリッチクリーム」。
- 女性ドクターが開発した保湿成分でトラブルのない美肌に導く!
- セラミドやヒトオリゴペプチド-1など、様々な厳選成分をドクター目線で配合し、肌トラブルにアプローチします。何度も試作を重ね、すべての段階でドクターがクオリティをチェックしています。肌の専門家が研究を繰り返し出来上がったのがこのクリームです。
- APPSなど贅沢な美容成分配合で若々しい肌に!
- 従来型ビタミンC誘導体よりも肌細胞への浸透率が約100倍でありながら低刺激のAPPSが配合され、コラーゲン生成を促し、美しい肌へと導き、ハリや弾力など様々なエイジングケアが期待できます。
- 低刺激だから敏感肌でも無理なく使える!
- レチノール誘導体の中でも最も刺激が少ないとされているパルミチン酸レチノールを配合しているため、レチノイン酸より刺激が少なく、肌にすっとなじんで敏感肌の方にも安心です。
実際に使った方の口コミ
WEB限定でお得に試す方法
ジュランツ リファインリッチクリームは公式サイトで購入することが出来ます。
通常価格は20,000円(税抜)となっていますが、まとめ買いでお得に購入することができます。
2個セットで購入をすれば8%OFF の39,744円(税込)、3個セットで購入をすれば13%OFFの 56,376円(税込)です。
3個セット購入の場合1個あたり17,400円(税抜)になり、通常価格と比較するとかなりお得に購入出来ますね。
少々高価ですが、容量は50gで、3GF、APPS、パルミチン酸レチノール、セラミドなど贅沢な美容成分がたくさん入っていますし、低刺激なのにエイジングケアができるので、試してみる価値はありますね。
キラリエ アイクリーム3
目元に最高品質の成分を与え、うるうる肌をキープする「キラリエ アイクリーム3」。
- 大人気のペプチドを3種類配合で美肌作りをサポートします!
- ペプチドが3種類配合され、乾燥しがちな肌をしっかり保湿します。ペプチドはアミノ酸よりも吸収力・浸透力が高いため、シワにも効果的で目元の肌トラブルを解消する効果が期待できます。
- 生レチノールがたっぷり配合され、うるうる肌に!
- 生レチノールは1キロあたり50万円と価値の高いレチノールですが、それがたっぷりと配合されていて、保湿効果、弾力やハリ、コラーゲンの生成をサポートする効果があります。
- 水溶性プロテオグリカン配合で肌に透明感を与える!
- 水溶性プロテオグリカンはコラーゲンに並ぶ人気成分です。抜群の保湿効果で肌の土台を強化し、目元のくすみやクマを解消する効果が期待できます。
実際に使った方の口コミ
WEB限定でお得に試す方法
キラリエ アイクリーム3は公式サイトで購入することができます。
通常価格は2,980円(税込)ですが、定期お試しコースなら40%OFFの1,788円(税込)で購入することができます。
定期コースは2ヶ月に一度のお届けで、もちろんいつでもストップすることが可能です。
しかも、嬉しいのが100日間の返金保証です。
使ってみて万が一肌に合わなければ返金してもらえるので、ノーリスクで始めることが出来て、とても安心ですよね。
それに送料も無料という特典がついているので、コストが最小限に抑えられるのも魅力的です。
目元の若々しさは顔全体の印象にもつながりますので、しっかりとケアしたいですよね。
【特徴別】おすすめレチノールクリーム
ここでは特徴別に、おすすめのレチノールクリームをご紹介します。
保湿力バツグンのレチノールクリーム
ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲルEX
皮膚の専門化が開発した美白化粧品「ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲルEX」。
- リッチモイストヴェールの保湿マスク効果でぷるぷる肌に!
- 美容クリニックで人気の美肌点滴に着目し、開発されたゲル。肌にツヤとハリを与え、肌表面に見えない保湿膜を作り、乾きがちな肌を絶え間なく豊かな潤いで満たし続けるため、しっとりなめらかな付け心地。
- ストレスや紫外線によるダメージから肌を守る!
- 肌表面に見えない保水膜を作ることにより肌の潤いを保ち、乾燥しがちな肌も瑞々しさを実感できます。ビタミン、ミネラルなど贅沢な美容成分が豊富に含まれているので肌ダメージをブロックしてくれる効果があります。
- キレイの源、美肌カクテルを140%増量し肌のエネルギーをアップ!
- 美肌のエネルギーとなる成分カクテルを肌に届け、ピンと弾むような若々しい素肌をよみがえらせる効果が期待できます。美肌成分が肌に浸透し、緩んだ肌にハリを与える効果が期待できます。
年齢肌におすすめのレチノールクリーム
エンビロン モイスチャークリーム
40代、50代の肌悩みに、潤いを育み肌本来の美しさを引き出す「エンビロン・モイスチャークリーム」。
- ビタミンA配合で若々しい元気な肌に!
- 最先端の皮膚科学が詰め込まれた化粧品で、研究の結果、25年にわたり商品化が困難とされてきたビタミンAが配合されています。結果を求める美肌の専門家が開発したということもあり、効果が期待できるだけでなく、安心して使用することができます。
- ビタミンAに着目したクリームが肌の再生をサポート!
- 年齢と共に不足していくのが肌の潤いですが、その原因のほとんどが加齢ではなく紫外線。毎日浴びる紫外線によって破壊されるビタミンAを毎日のスキンケアで補い、ダメージから肌を守ります。
- ビタミン類などのエイジングケア成分配合でハリのある肌に導く!
- 紫外線から受けたダメージを緩和させるだけではなく、ダメージを最小限にとどめ、肌本来の力を取り戻すことに必要なビタミン群が処方されています。ビタミンA以外のビタミン群も配合されているため助け合いながら外的ストレスから肌を守ってくれます。
目元におすすめのレチノールクリーム
オルビス アンチサインズエッセンス
ハリ不足や乾燥による年齢肌の悩みに「オルビス アンチサインズエッセンス」。
- レチノールが目元・口元のハリ不足にアプローチ!
- レチノール(ビタミンAパルミテート)と3つの成分(酵母エキス-1、ボタンエキス、ウルソール酸ベンジル)がハリの失われた目元や口元にアプローチ。ふっくらと弾力がある肌へ導きます。
- オルビス独自の保湿成分がうるおい肌へ導く!
- 持続性レチノールカプセル(ビタミンAパルミテート、コンドロイチン硫酸Na、水溶性コラーゲン液-3)がじっくりと肌に浸透し、潤いが持続します。目元、口元に着目した美容液で、塗布した場所にハリと弾力を与える効果が期待できます。
- レチノールのチカラでほうれい線やちりめんじわも気にならない!
- しっかりと潤いを与え、肌内部から集中ケアし、壊れやすいレチノール(ビタミンAパルミテート)を保湿成分で包みカプセル化したことで肌の奥深くまで届き、力を発揮します。また、ハリ・ビルド処方でレチノールを助けることで、小じわにもより効果をもたらします。
しわ対策もできるレチノールクリーム
QuSomeレチノA
進化系のビタミンA美容液が配合され、年齢を重ねた肌にパワーを与える「QuSomeレチノA」。
- ペプチドとシアバタ―が年齢肌にぐっと浸透し、肌の活力をアップ!
- 年とともに深くなっていくシワに、ハリと弾力の維持に有効的なトリフルオロアセチルトリペプチドが浸透することで肌に潤いを与えます。さらに、オーガニックシアバターが配合されているため肌に密着し、バリア機能を高めてくれます。
その2)2種類のビタミンA(レチノール)を配合されピンと整ったハリ肌に!
- よりスピーディーに効果を感じる為にカプセル化したピュアなレチノールを、頑固な深いシワに浸透させ、肌にハリを与えます。保湿剤としてスクワランも配合されているため、しっとり柔らかな肌へと導いてくれます。
- 濃厚マイクロカプセル美容液が、肌に浸透しみずみずしい肌を保つ!
- 伸びがよくとてもなめらかなクリームが肌を包み込み、細胞よりもはるかに小さいマイクロカプセルが肌に浸透し、潤いを保ちます。コクのある黄色いクリームからはローズヒップの香りが広がり、使い心地はサラサラとしていてべたつきがありません。
レチノールクリームの効果的な使い方
シミやシワのない透明感のある肌に近づくために、レチノールクリームは強い味方です。
しかし、塗り方一つで、効果は多少なりとも変わってしまいます。
「どのように塗れば効果的なの…?」
という疑問にお答えするために、レチノールの効果がより生かせるように使用する方法を解説していきます。
夜寝る前に付ける
「肌のゴールデンタイム」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
肌のターンオーバーが活発になるのは入眠後の3時間で、その時間が肌のゴールデンタイムと言われています。
ゴールデンタイムには肌の生成を促す成長ホルモンが分泌され、肌の弾力やハリを維持するのに必要な皮下組織の水分を保つ働きがあります。
その時間にしっかりとした睡眠をすることで肌のターンオーバーが促進されます。
そのため、レチノールクリームを使用するのは、肌のターンオーバーが活発になる夜がおすすめです。
朝に使用するよりもさらに効果を感じやすくなります。
最初は頻度を落として使う
美肌作りのために嬉しい効果を発揮するレチノールクリームですが、刺激が強いため敏感肌や乾燥肌の人は使い始めの頃に肌がカサカサする、かゆくなるなどの症状が現われることがあります。
個人差はありますが、肌が慣れていくにつれて落ち着いてくる場合もあります。
最初は様子を見ながら週に一回など頻度を落として使用し、特に問題がなければ徐々に使用頻度を増やしていきましょう。
レチノールクリームの注意点
レチノールクリームは、通常の保湿クリームにくらべてやや刺激が強く、使用する際には注意が必要です。
高濃度のレチノール配合クリームの場合、稀に副作用が現われることもあるので、注意点などを詳しく解説していきます。
敏感肌の方は使用を控える
レチノールは肌のターンオーバーを促進する作用がありますが、敏感肌の方はもともと肌のターンオーバーが早く周期が乱れがちなので、レチノールでさらに促進させてしまうと逆に肌が荒れてしまう可能性があります。
レチノールの副作用は、肌が乾燥する、刺激に弱くなる、かぶれる、紫外線のダメージを受けやすくなるなどがありますが、敏感肌の方はこのような刺激を受けやすくなっている状態です。
ですので、敏感肌の方はレチノールクリームの使用を控えるか、医師に相談の上、指示に従って使用することをおすすめします。
しっかり保湿をしてから使う
レチノールクリームを使用し、ターンオーバーを促進すると肌のバリア機能が弱くなり、乾燥しやすくなることがあります。
肌のバリア機能が低下している状態では外部の刺激にも弱くなるため、痒みが出たり炎症が起きるなど症状が現われるんですね。
ですので、レチノールクリームを使用する前に、化粧水や乳液などでしっかり肌を保湿することが大切です。
レチノールクリームに関する疑問
レチノールクリームについて調べてみると、刺激が強いとの情報をよく目にしますよね。
「効果があるのはいいけど、刺激があるんじゃ使うのが心配…」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、レチノールクリームに関しての疑問点は実際にどうなのか、ここで明らかにしていきます。
クリームに入っているレチノールは刺激が強いって本当?
レチノールは配合量が多いと、ヒリヒリするなどの刺激を伴うことがあります。
レチノールクリームは大抵医薬部外品になっており、配合量が決められているため使用に問題はありませんが、敏感肌や肌が弱い人は注意が必要です。
妊娠中は付けちゃだめなの?
レチノールなどのビタミンAは粘膜を丈夫にする作用がありますが、脂溶性のため過剰に摂取すると体に蓄積しやすくなります。
ビタミンCなどの水溶性ビタミンは汗などにより体から排出されますが、油溶性の場合そうはいきません。
ただし、これは化粧品として塗布しても肌に取り込まれる量は限られているので、通常は問題ありません。
ビタミンA(レチノール)を経口摂取した場合、胎児に耳の経常異常などの症状が現われることがありますが、レチノールクリームに関しては妊娠中でも問題ないでしょう。
不安がある場合は、使用を控え、医師や薬剤師に相談するといいですね。
レチノイン酸とレチノールクリームはどう違うの?
ビタミンAは油溶性成分のため、肌に浸透しにくいという特徴があります。
レチノイン酸はビタミンA誘導体で、レチノールと同じビタミンAというつながりはありますが、効果には差があります。
レチノイン酸は皮膚内で酵素と反応することによりビタミンAへと還元されます。
つまり肌の中でビタミンAを作り出すことで、さらにしっかりとした働きを味わうことができるのです。
その作用はなんとレチノールの50倍~100倍ともいわれています。
レチノールクリームはターンオーバーを促進させる働きがあり、シミやくすみに効果的とされ化粧品に配合されていますが、レチノイン酸とは違い皮膚内で反応しないため、肌への刺激も少ないともいえます。
まとめ
レチノールクリームは肌への刺激が少なく、そして様々な美容効果が期待できる化粧品です。
肌が弱い人は紫外線対策などをすると共に、レチノールクリームを使っても異常がないか腕の裏側などに塗布し、パッチテストをしてみることをおすすめします。
とはいえ、美しい肌は女性の憧れですし、肌の調子がいいと外出も楽しくなり、笑顔が増えるものです。
正しい使い方を知った上で、自分に合ったレチノールクリームを見つけ、肌の悩みを解決して健康を保てるといいですね。