脇の処理方法と注意点:カミソリ・シェーバーでの自己処理、ワックス脱毛方法

脇毛のムダ毛処理で注意したいのは、肌トラブルです。間違った方法を続けると、色素沈着や埋没毛、毛嚢炎を引き起こす可能性があります。正しいやり方やどんな器具があるのかを知って、ムダ毛をなくしましょう。

わき毛の上手な自己処理方法:カミソリ・電気シェーバー・毛抜き

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毛抜き

気軽に行なうことができ、費用がかかりません。しっかりと毛根から抜きとられるので、仕上がりが美しく、その状態が長持ちします。しかし肌への刺激が強く、色素沈殿や埋没毛を作ってしまうことも。一本一本処理するために痛みが強く、手間暇もかかります。

カミソリ

お手軽で費用がかかりませんが、剃り方を間違えると皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。表面の毛をカットするだけなので、剃った部分にボツボツと黒い跡が残り、すぐに新しい毛が生えてきてしまいます。

度重なる自己処理は肌荒れの原因になってしまいます。なるべく負担をかけないよう、前準備やアフターケアの方法をしっかりと行なってください。

《カミソリ~使い方のポイント》

  1. 蒸しタオルを当てて、しっかりと毛と肌を柔らかくする
  2. 専用のシェービングクリームを塗布する(石鹸やボディソープはNG)
  3. 毛の流れに沿ってカミソリを走らせる
  4. 気になる部分だけ再度泡をつけ、毛の流れと逆に剃る
  5. 剃り終えたら、冷たい水で濡らしたタオルやコットンを当て、毛穴を閉じる
  6. 乳液や保湿クリームなどでたっぷりと保湿を行なう
  7. 数時間後、もう一度保湿クリームや乳液を塗る(できればこれを何度か繰り返す)

電気シェーバー

安全性が高く、肌への負担がほとんどない方法です。費用も比較的安く、使い方も非常に簡単で、思い立ったらいつでもムダ毛処理できます。電気シェーバーは直接刃が肌を削らないので、とてもソフトな自己処理法です。

カミソリほどの深剃りはできないので処理頻度は多くなってしまいますが、それでも肌を痛めることがありません。全身使える女性用電気シェーバーをひとつ持っていると便利でしょう。防水タイプのものだと、お風呂の中でも使えます。

《電気シェーバー~使い方のポイント》
・皮膚に対してまっすぐ当てる
少しくらいなら肌に押しつけても構いませんが、あまり強く押しつけると負担がかかりますので注意してください。

・ベビーパウダーを使う
肌がサラサラになってシェーバーの滑りがよくなります。

・毛が長く伸びているときには、トリマー等で毛を短くする
トリマーが一緒についている電気シェーバーが便利です。

・基本的にアフターケアは不要
肌に違和感があれば保湿ケアを行なってください。

ワックス、家庭用脱毛器を使用する際の注意点

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ワックス

脱毛部位にワックスを塗り、乾いたら一気に剥がします。毛を根こそぎ引っこ抜く方法なので、短時間できれいに自己処理できます。しかし、角質も一緒に剥がしてしまうため、肌荒れや色素沈着が起こりやすくなります。

脇毛は毛の流れが複雑なので、ワックスを使用するときは、毛と同じ方向に沿って剥がしましょう。無理に逆方向に剥がすと、肌へのダメージが大きくなります。

家庭用脱毛器

家庭用のものは、クリニックや脱毛サロンよりも出力が弱く設定されているために、安全に使用できます。定期的に繰り返し使うことで脱毛効果が期待できます。価格も、サロンなどに通うよりも安く済ませられます。

出力も何段階かに設定されているため、痛みや肌の状態を見ながら照射することができます。出力が弱い分、多くの照射回数が必要となりますが、根気よく続けることできれいに脱毛できます。

《脱毛器の注意点》
濡れた肌に使うと軽いやけどのもとになります。また、日焼けをしていると水泡になる恐れも。取り扱い説明書をきちんと読み、注意事項を守って使いましょう。

自己処理で気をつけなければいけないのは、肌への負担です。電気シェーバーや脱毛器など、より安全で刺激の少ない器具を使用することをおススメします。きれいに処理ができても肌荒れや色素沈着が起きてしまっては意味がありません。処理後のケアを怠らないように。