胸が小さいのは遺伝?バストアップの妨げになること

「お母さんが小さいから私もペタンコなんだ…」と思ったこと、ありませんか?

バストが小さいのは遺伝が原因と信じ込んでいる女性は多いようですが、実はそれ以外にも原因はあります。

ここでは遺伝のほかに、バストアップに悪影響を与えている事柄をピックアップしてご紹介します。

さらに、バストアップのメカニズムも詳しく解説します。

少しでもボリュームのある胸をめざして、できることから実践していきましょう!

バストが小さい原因

乳腺の小ささや脂肪の少なさといった遺伝的なもののほか、睡眠や食生活、下着、ストレスの有無などもバストが小さい原因です。

自分の日常生活を振り返って、バストアップを妨げている原因がないかどうか確かめてみてくださいね。

原因① 食事、睡眠、下着

バストアップに大きく関係している女性ホルモンや成長ホルモンは、生活や食事の影響を受けやすいと言われています。

バランスの悪い食生活や過度なダイエットはバストアップの大敵です。

また、睡眠不足になると成長ホルモンが分泌されず、バストの成長を妨げてしまいます。

さらに、カラダに合わないブラジャーも良くありません。

きつ過ぎると血行が悪化し胸の成長を妨げますし、ぶかぶか過ぎると乳房の下垂につながります。

原因② ストレス

仕事や家事、育児など、現代女性は多くのストレスにさらされて生きています。

ストレスを感じると自律神経が乱れるため、バストアップに欠かせない女性ホルモンの分泌が低下してしまいます。

バストアップをめざすなら、自分なりのストレス発散法を見つけて、なるべくストレスを溜めこまない工夫をすることが大事です。

原因③ 授乳

出産すると女性ホルモンが大量に分泌され、一時的にバストアップします。

授乳期が終わると女性ホルモンの分泌量も胸のサイズも元に戻るのですが、バストの皮膚が伸びきっているせいで、以前より垂れ下がった見た目になってしまいます。

また授乳中は、赤ちゃんに胸を下に引っ張られるような状態が続くため、垂れ乳を助長します。

さらにオムツ替えなど赤ちゃんの世話をするときは前かがみの姿勢を取ることが多いもの。

猫背になることで血液やリンパの流れが滞り、代謝が落ちるためにハリ感が失われ、バストがしぼんでしまいます。

バストアップの鍵はホルモン

バストの成長に大きく関わっているのは、「女性ホルモン」です。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがありますが、バストアップに影響を与えているのはエストロゲン。

生理前に胸のハリを感じるのも、その時期にエストロゲンの分泌が活発になるためです。

女性ホルモンが分泌されることで乳房内に張り巡らされた乳腺が発達し、その乳腺を保護するために脂肪も増えるため、バストが膨らみます。

乳腺と脂肪は1:9の割合でバストを構成しているといわれています。

また、バストのふくらみを支えているクーパー靭帯や大胸筋も大切で、これらが衰えると、バストが垂れやすくなってしまいます。

睡眠中などに分泌される「成長ホルモン」のピークは10代ですが、大人になっても分泌は続いています。

バストアップのために、女性ホルモンや成長ホルモンが少しでも多く分泌されるよう、生活習慣に気を付けていきましょう。