「現代病」や「都会病」のひとつともいわれ、女性を悩ませるアトピー。
アトピー肌は敏感肌と乾燥肌の混合で様々な肌トラブルを引き起こします。
日本でも欧米化のライフスタイルが広がるにつれ、花粉症や気管支喘息などアレルギー性の病気が増加し、アトピーになる人数も増えてきました。
対処法や治療法が確立されておらず、改善や悪化を繰り返すため、アトピー肌の女性は人の何倍もお肌のことを気にして生活しています。
ですが、治りにくいからといって諦めないでください。
アトピーでも適切なスキンケアを続け、生活習慣や環境を整えることで、症状を抑えることが可能になりますよ。
アトピー肌をうまくコントロールして快適な毎日を送るために、効果的な化粧品をランキングと目的別にご紹介します。
また、アトピー対策として最も大切なスキンケアやセルフケアの方法についても詳しく解説していきます。
あなたの悩みを解決してくれる化粧品が、きっと見つかるはず!
アトピーとは?
アトピーは正式名称をアトピー性皮膚炎といいます。
「増悪・寛解を繰り返す、搔痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されている皮膚の病気です。
つまり、かきむしりたくなるほどの強いかゆみを伴う湿疹があり、症状が良くなったり悪化したりを繰り返すことがアトピーの特徴です。
アトピー素因というのは、本人や家族にアレルギー性の結膜炎、鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息があること、身体のアレルギー反応に深く関与するIgE抗体という免疫物質を産生しやすい体質のことを指します。
誤解されがちですが、アトピー素因=アレルギー体質というわけではなく、あくまでもアレルギーを起こしやすい体質ということになります。
アトピーの重症度は、強い炎症を伴う湿疹が身体の表面にどの程度認められるかが目安となります。
重症化すると強いステロイド薬での治療が必要となってしまうため、症状が軽いうちに適切なケアで炎症を抑えることが大切です。
皮膚のバリア機能が悪化するほど、細菌・真菌・ウイルスなどによる感染症のリスクも高くなってしまいます。
アトピーは原因が明らかにされていないため、治療は症状に合わせたものになります。
症状があっても軽く、日常生活に支障をきたさない状態を維持すること、悪化や慢性化が起こりにくい状態にすることを目標にします。
そのためには、かゆみや湿疹を抑えるとともに、日常のスキンケアや悪化を防ぐセルフケアが非常に大事なのです。
大人のアトピーとは異なり、子供のアトピーは食べ物が原因となることが多いのが特徴です。
また、子供はかゆみを我慢できず、かゆい部分を血が出るほどかきむしってしまい、ただでさえデリケートな皮膚が膿んでしまうこともあります。
しかし未熟なお肌のバリア機能が成長とともに発達し、アトピーの症状が改善されることも少なくありません。
子供の約10人に1人がアトピーになったことがあるとされていますが、適切なケアや治療を受けなかったことで、思春期以降もアトピーが継続したり、大人になって症状が復活し、慢性化してしまったりする可能性があります。
アトピーの原因
アトピーの原因は未だにはっきりとは解明されていません。
遺伝的な要素、食事や生活習慣、ダニやハウスダストなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因)が多い環境、洋服や髪の毛が肌に触れる物理的な刺激など、人それぞれ原因が異なります。
アトピー素因があってもアトピーの皮膚炎が発症する方もいますし、アトピー素因がなくても症状が出現する方もいます。
原因が明らかにされていないがゆえに、その対処法が難しいこともアトピーの問題点といえるでしょう。
子供のアトピーでは卵や乳製品、大豆などの食べ物が原因となるケースが多いのですが、ここでは大人のアトピーに限定してご説明していきます。
アレルギー体質
両親のどちらかがアトピーだった場合、子供に遺伝する確率は約30%、両親ともにアトピーだった場合には約50%の確率で子供がアトピーになるといわれています。
このことから、アトピーになりやすい体質には遺伝の影響が少なからずあることがわかります。
しかし、両親や祖父母など家系にアトピーの方がいなくても発症することもあります。
また、アトピー素因があり、アレルギー体質が遺伝したとしても、絶対にアトピーになるわけではありません。
日本人の約10%がアトピー素因を持っているとされ、アトピーなどになりやすいアレルギー体質の遺伝は色々なパターンがあるとされています。
アトピーが発症するかどうかは、環境的な要因や生活習慣なども大きく影響してきますし、近年ではライフスタイルの変化により体質そのものが変化していることが、アトピーの原因のひとつと考えられています。
一般的にアレルゲンとしては食べ物のイメージが強いかもしれませんが、アトピーの原因なるアレルゲンはハウスダストやその中に潜むダニが多いです。
最近増加しているのが、マラセチアという真菌(カビ)に対するアレルギーによって発症するアトピーです。
マラセチアは誰もが持っている皮膚の常在菌なのですが、皮脂の過剰分泌やお肌の乾燥などによって常在菌のバランスが崩れるとマラセチアが増加してかゆみなどを引き起こします。
アトピーの方の皮膚ではマラセチアが増えやすく、アレルギー反応を起こすことで症状が悪化しやすいと考えられています。
アレルゲンを特定する検査を受け、自分がアレルギー反応を示す対象を把握しておくこともおすすめです。
アレルギー体質だからといって諦めず、遺伝以外のアトピーの原因をできるだけ除外することが大切です。
特に、幼少期にアトピー症状を経験している場合には、大人になってから再発しないよう、気を付けた方が良いでしょう。
ストレス
元々のアレルギー体質やアトピー素因に、強いストレスがくわわると、アトピーの発症や症状の悪化が起こることがあります。
受験や就職、引っ越しといった環境や状況の変化が、アトピーの発症や悪化の原因となることも珍しくありません。
不安や緊張、疲れ、イライラなどの精神的なストレスはホルモンバランスの乱れから自律神経の乱れを引き起こし、免疫機能がうまく働かなくなったり低下したりすることで、アレルギー反応が起こりやすくなってしまうからです。
自律神経のコントロールがうまくいかないと、交感神経(主に興奮させる神経)と副交感神経(主に鎮静させる神経)のバランスが乱れ、睡眠にも支障をきたす可能性があります。
そうなると、本来睡眠中に行われるはずのお肌のターンオーバーが正常にいかず、お肌の状態がさらに悪くなるという悪循環も引き起こされます。
また、アトピーの原因となるストレスは精神的なものだけではありません。
基礎化粧品やメイクアップ化粧品などに含まれる化学物質や添加物、汗や汚れ、アカなども、外的ストレスとしてアトピーの原因となる可能性があります。
お肌のバリア機能が低下しやすい状態なので、通常であれば刺激にならないものでもアトピー肌にとっては刺激物となり得るので注意しましょう。
生活習慣
おそらく大半の方は、子供の頃は親と生活をともにして、食事を作ってもらったり、お部屋の掃除をしてもらったりして、快適な環境で過ごしていたと思います。
大人になって一人暮らしを始めたり、働き出したりするようになると、食事や掃除にまで手が回らず、生活が不規則となり、生活環境も万全ではなくなってくることが多くなるでしょう。
これがアトピーの発症や再発の原因となることがあります。
生活習慣が乱れると、免疫力が低下してアレルギー反応を起こす可能性が高くなります。
アレルギー体質やアトピー素因のある方の場合、カゼなど軽い病気をきっかけにアトピーが発症することもあります。
また、妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れから体質が変化して、アトピーが引き起こされることもあるため、女性にとってはとても悩ましい問題ですね。
アトピー肌の症状
アトピーの症状は重症度によって4段階に分けられ、当然のことながら個人差がありますし、季節や環境などによって症状の出方にも波があります。
特徴的な症状として、かゆみを伴う毛穴に一致した湿疹、半球状の湿疹である丘疹、皮膚をかいた後にできる痂皮(かさぶた)、赤い腫れである紅斑、炎症とかきむしることを繰り返して皮膚が硬く厚くなってしまう苔癬化(たいせんか)などが認められます。
- 軽症:面積に関係なく、軽度の皮膚症状(主に湿疹)のみ
- 中等度:体表面積の10%未満に強い炎症を伴う皮膚症状
- 重症:体表面積の10%〜30%未満に強い炎症を伴う皮膚症状
- 最重症:体表面積の30%以上に強い炎症を伴う皮膚症状
(強い炎症を伴う皮膚症状とは、丘疹、紅斑や苔癬化などを指します)
大人のアトピー症状は特に顔や首に出現しやすく、左右対称であることも特徴のひとつです。
シンプルに考えてみると、アトピー肌の根本は敏感肌と乾燥肌といえるでしょう。
お肌のバリア機能の低下
お肌のバリア機能が低下していることが、アトピー肌におけるすべての肌トラブルの大元になります。
通常であれば、アレルゲンやウイルスなどの外部刺激に対して、表皮の角質層がしっかりガード役をしてくれるため、ダメージが角質層でブロックされる仕組みになっています。
しかし、アトピー肌では体質やお肌のターンオーバーが正常に行われないなどの理由から、角質層が未熟で薄く、すき間だらけになっていている状態です。
そのため、お肌のバリア機能が低下して、外部刺激によるダメージが大きく影響してしまうわけです。
アトピー肌は刺激に対してとても敏感な状態になっているのです。
乾燥
角質層は外的な刺激からお肌を守るだけでなく、お肌の内側の水分が逃げていかないように蓄え、保湿力を維持する役割も担っています。
そのため、角質層が乱れているアトピー肌では水分の保持が充分に出来ず、カサカサと乾燥したお肌になってしまいます。
いわゆる通常の乾燥肌とアトピー肌の違いは何なのでしょうか?
簡単なチェックとして、保湿ケアをしてみてかゆみが改善するか様子をみる、という方法があります。
乾燥肌でもかゆみを感じることはありますが、適切な保湿ケアによってかゆみや赤みは改善することが多いのです。
しっかりと保湿をしても、強いかゆみや湿疹ができるなどの症状がみられる場合には、通常の乾燥肌でなくアトピーである可能性が考えられます。
アトピー肌の乾燥では、乾いた角質細胞がはがれかかった状態で皮膚にくっついている鱗屑(りんせつ)や、鱗屑がフケのように落ちてくる落屑といった症状が認められることがあります。
アトピー肌のスキンケア化粧品の選び方
お肌のバリア機能が低下して、超敏感肌と乾燥肌の悪循環が起こっているアトピー肌では、スキンケアに使用する基礎化粧品選びはとても大切です。
ポイントは
- 低刺激性でお肌への負担が少ないアイテムを選ぶこと
- 効果的な保湿成分が配合された高保湿で浸透力の高いアイテムを選ぶこと
- 植物由来、オーガニック、天然成分のコスメだから必ず安全というわけではないと理解すること
- 本格的に顔に使用する前に、自分の肌に合っているか腕などでパッチテストを行うこと
チェックしたい化粧品を染み込ませた絆創膏を、二の腕や太ももの内側に貼り、約48時間放置して、赤みやかぶれがないか様子をみます。
絆創膏などにテープかぶれがある方にはおすすめできません。
セルフチェックのパッチテストは簡易的なものですので、より正確なアレルゲンチェックをしたい方は皮膚科での検査を受けると良いでしょう。
クレンジング・洗顔料
一般的なジェル状、クリーム・乳液状のクレンジング剤には洗浄成分として界面活性剤などの添加物が配合されています。
界面活性剤は、メイクや皮脂といった油分を水分と混ざりやすくすることで汚れを洗い流す重要な成分ですが、アトピー肌にとっては刺激になります。
また、シートタイプやローションタイプのクレンジング剤も、お肌との摩擦が生じやすく刺激になってしまうのでおすすめできません。
オイル状のクレンジング剤にも界面活性剤は含まれていますので、アトピー肌におすすめのクレンジングは、添加物ができる限り少ない、ホホバオイルやココナッツオイルなどの天然ピュアオイルです。
これらのオイルは、人間の皮脂と成分が近いためとても低刺激で、酸化しにくく、水分ともなじみやすいという特徴があります。
なめらかなテクスチャーで滑りが良いため、お肌への物理的な刺激も少なくてすみます。
同じく洗顔料も、できるだけ添加物が少なく、香料や防腐剤、界面活性剤を含まないものを選ぶようにしましょう。
アトピー肌の方は、洗い心地や使用感ではなく、症状を悪化させないため角質層に与えるダメージを考慮した洗顔料選びが重要です。
よく無添加の石鹸が良いといわれていますが、製造方法にも着目してみてください。
材料を高温加熱して製造するホットプロセスの固形石鹸では、グリセリンなどの保湿成分がなくなってしまいますので、低温のままつくるコールドプロセス製法の無添加石鹸を選びましょう。
コールドプロセスの石鹸は、保湿成分を含み、マイルドな洗浄力なのでお肌の皮脂やうるおいを適度に保持してくれます。
ですが、自然の成分だから安全というわけではなく、加水分解コムギなど食物由来の成分はアレルゲンとなる可能性がありますので、注意が必要です。
化粧水
角質層の乱れによってお肌のバリア機能が低下しているアトピー肌では、お肌の水分を維持する保湿成分が含まれている化粧水がおすすめです。
お肌の水分保持力は角質層によって保たれており、80%はセラミドなどの細胞間脂質、約18%はNMF(天然保湿因子)、約2%は皮脂という内訳になっています。
保湿成分には、グリセリンやNMFのように水分を吸収する性質のものと、水分を抱え込む、あるいははさみ込む性質のものがあります。
水分を吸収するタイプの保湿成分は、湿度が低い環境だと保湿力が低下してしまいます。
アトピー肌では元々の水分量が少なく湿度の低い肌状態のため、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンのように水分を抱え込むタイプ、セラミドのように水分をはさみ込むタイプの保湿成分を補うことが大切です。
セラミドなどの細胞間脂質は水溶性ではないため、化粧水に配合するためには独自の技術あるいは界面活性剤が必要となります。
界面活性剤を使用している場合、セラミドが含まれていてもアトピー肌には向かないこともありますので注意しましょう。
植物性のオーガニック化粧品であればお肌に優しく大丈夫だと思われがちですが、植物は花粉症のようにアレルゲンとなることもあります。
また、植物エキスを精製する際に不純物が含まれることがありますので、配合成分や製造過程もチェックしておいた方が安心ですね。
可能であれば無添加で、主成分が明確かつ配合成分の少ないものを選ぶことをおすすめします。
配合成分が少なければ、肌トラブルのリスクも低くなりますし、万が一異常が起こった場合にも原因成分がわかりやすいというメリットがあります。
美容液
美容液は本来、美白や保湿、エイジングケアといった特定の美容の効果を期待してつくられているため、各種美容成分の濃度が高くなっています。
もしも含まれている成分がお肌に合わなかった場合には、刺激が強く、アトピーの症状を悪化させてしまう可能性があります。
その点を充分に理解し、本当に必要な状況でのみ使用することをおすすめします。
保湿美容液でお肌に合うもの、刺激の少ないものが見つかれば問題はないのですが、最低限の基礎化粧品を使用したスキンケアでの保湿を心がけましょう。
どうしても美容液を使用したいという場合には成分に気を付けましょう。
例えば、美白美容液に配合されているビタミンC誘導体などは、高濃度だとお肌への刺激が強い可能性がありますので、アトピーの治療にも使用されているプラセンタ配合のものがおすすめです。
特に美容成分が濃縮された美容液では、使用前に必ずパッチテストを行ってください。
新品だけでなく、以前使用したアイテムを再び使い始める場合にも、再度確認が必要です。
パッチテストで異常がみられなくても、お肌への刺激を考え、一度で大量に使用しないようにします。
また、お肌の状態をよく確認して、コンディションが悪いときには美容液の使用を控えましょう。
乳液・クリーム
乳液やクリームは、お肌に水分と油分を補給し、水分が蒸発することを防ぐために使用します。
化粧水はお肌の水分を保持することで保湿しますが、クリームはお肌の表面をコーティングして保護することで保湿を行います。
乳液はどちらの役割も担っていますが、クリームよりも水分が多いため、化粧水より効果が期待されます。
乳液には、水分と油分を分離せずに配合するため、界面活性剤が含まれています。
クレンジング剤などのように洗浄目的ではないので、お肌への刺激は比較的弱く、油分を奪いすぎることはないとされています。
しかし、アトピー肌の場合、界面活性剤そのものが異物と認識され、お肌への刺激となる場合がありますので、使用する際には充分に注意してください。
化粧水で浸透させた保湿成分をしっかりと閉じ込め、お肌の表面をコーティングするためには、無添加のワセリンや純度の高いホホバオイルなどを使用した方が安心かもしれません。
お肌に合うスキンケア化粧品をラインナップで使用していて問題がない場合には、乳液やクリームの使用を続けても大丈夫だと予想されます。
アトピー肌に効果的な保湿成分
アトピー肌に効果的な保湿成分は、刺激が少なくお肌に優しく、なおかつ保湿力が高いもの、ということになります。
成分名と簡単な役割を載せておきますので、化粧品選びの際の参考にしてくださいね。
お肌の水分保持力を高める保湿成分
セラミド
アトピー肌において最も重要かつ、不足している角質層の水分保持力と正常なバリア機能に欠かせない成分です。
ヒアルロン酸
とても高い保湿力、水分保持力を持つアミノ酸の一種です。
コラーゲン
保湿の他にも、お肌に柔らかさや弾力を与える働きをする真皮層のタンパク質の一種です。
エラスチン
真皮層でコラーゲン同士をつなぎ、お肌にハリや弾力を与えています。
コラーゲンとエラスチンはお肌の外側から使用した場合には、真皮まで浸透せず、お肌の表面で水分を抱え込んで保湿します。
お肌の表面をコーティングして水分の蒸発を防ぐ保湿成分
ホホバオイル
皮脂と似た構造のため非常に低刺激な成分で、水分ともなじみやすく、外国ではアトピー肌の保湿のために処方されるほど安全性の高いオイルです。
ココナッツオイル
独特の香りはありますが、ワセリン以上の保湿力ともいわれる、低刺激で安全性の高いオイルです。
アトピー肌は避けた方がよい成分
アトピー肌の方にとって避けた方がよい成分は、お肌への刺激が強く、アトピーの症状を悪化させる可能性があるものになります。
化粧品の全成分表示をよく確認して、これらの成分が含まれていないアイテムを選ぶことをおすすめします。
エタノール
アルコール成分のことで、蒸発するときにお肌の水分を奪い乾燥肌を悪化させてしまいます。
鉱物油
ミネラルオイルや流動パラフィンなど、バリア機能の低下したアトピー肌では石油成分が肌の奥に侵入してしまいます。
PG(プロピレングリコール)
多くの化粧品に使用されている保湿成分ですが、お肌への刺激が強いとされ、アトピー肌には不向きです。
合成殺菌成分
イソプロピルメチルフェノール、トリクロ酸、トリクロカルバンなどがありますが、あまり作用が強いと善玉菌まで除去してしまい、肌荒れが悪化する可能性があります。
防腐剤
パラベンが代表的で、配合量が多くなると皮膚刺激を感じることがあります。
界面活性剤
様々な化粧品に使用されていますが、お肌のバリア機能を低下させる可能性があります。
着色料
主にメイクアップ化粧品に使用され、多くの種類があり安全性も高くなってきましたが、デリケートなアトピー肌の方は特に、タルクが含まれていないものを選びましょう。
アトピー肌に効果的な化粧品2018
アトピーの原因やお肌の状態、スキンケア化粧品の選び方や効果的な成分についてご理解いただけたでしょうか?
ここからは、配合成分や製品の特徴、クチコミも含めて、厳選したアトピー肌向きの化粧品をランキング形式でご紹介していきます。
つつむ
ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドDECENCIAによる、特に乱れがちな敏感肌用のベーシックな保湿ケアシリーズです。
バリア機能が低下して、角質層のすき間から雑菌が侵入しやすいお肌にうるおいを与え、正常なターンオーバーを促すことで、敏感肌と乾燥の負のスパイラルを断ち切り、理想的なお肌へと導きます。
安全性と効果を両立したつつむシリーズは、クレンジング・洗顔料やローションといったベーシックなアイテムにくわえ、フェイスマスクやクリーム、リップエッセンスまでを網羅したフルラインナップで、アトピー肌の敏感さや乾燥を優しくケアしてくれます。
敏感肌のための特許技術「ヴァイタサイクルヴェール®」処方
人間と全く同じ構造を持つ保湿成分ヒト型ナノセラミドを、細胞間脂質の構造と同じ配列で配合することにより、より高い浸透力を実現しました。不足して乱れたアトピー肌のセラミドにぴったりと適合し、角質層のすみずみまでうるおいを与え、お肌の保湿機能をサポートします。
さらに、板状の粉末ベントナイトがお肌に密着するヴェールとなり、敏感肌にとって刺激となる外部刺激をブロックします。
お肌の内部で保湿を行い、表面で膜を形成するという2つの働きが、角質層の代役を務め、お肌が正常なターンオーバーを取り戻す時間をつくり出します。
ヴァイタサイクルヴェール処方は、ワセリンよりもお肌のうるおいを逃さず、炎症を抑制するという効果が実験で証明されています。
独自の「チェーンモイスチャライジングシステム」
高浸透性の保湿成分セラミドナノスフィアが効率的にお肌の保湿を行い、必須保湿成分のアミノコンプレックスが角質層の細胞をうるおいで満たします。
そして、水分の蒸発を防ぐエモリエントプール成分が角質層の表面に留まり、保湿成分の働きをサポートし、角質層の水分保持力を強化するといううるおいの連鎖を起こし、繰り返す乾燥の元を断って、お肌を強く美しくします。
実際に使った方の口コミ
初めてアトピーと診断され、困っていたときに、職場の先輩から、つつむシリーズをすすめられました。
使える化粧品がないのかも…と落ち込んでいたのですが、つつむシリーズにはアトピー肌でも大丈夫な化粧下地もあって、毎日メイクをしなければならない私にとってすごく助かります。
使い続けているうちに肌にヴェールがかかったようになって、化粧ノリも良くなり、アトピー肌のストレスから解放されて本当に嬉しいです!
Web限定で最安値で試す方法
お1人様1回限りのトライアルセットが1,470円(税込)で購入できます。
- つつむ ジェントル クレンジング (14包)
- つつむ ジェントル ウォッシュ (10g)
- つつむ ジェントル クリームウォッシュ (1包)
- つつむ ローションセラム E (14mL)
- つつむ フェイスクリーム (10g)
- つつむ フェイスクリーム R1 (1包)
- つつむ デイ モイスチャーヴェール (1包)
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ノブⅢフェイスローションR
ノブⅢシリーズは、臨床皮膚医学に基づいて開発されたスキンケア化粧品で、バリア機能の低下によって乾燥や肌あれを起こしやすいお肌を、うるおいのあるすこやかなお肌に導きます。
保湿作用や美肌効果のある、酵母発酵でつくられた高保湿成分α-グルコシルグリセロールやヒアルロン酸がお肌にうるおいを与え、抗炎症作用をもつグリチルリチン酸が肌荒れを防止し、美肌へのサポートをしてくれます。
しっとりタイプのフェイスローションRは高い保湿力で角質層の奥まで成分がしっかりと浸透し、アトピー肌の乾燥を防ぎます。
ノブⅢシリーズは全アイテムがアレルギーテスト・パッチテスト済みで、無香料・無着色・アルコールフリーの医薬部外品なので、アトピー肌の方でも安心してお使いいただけます。
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- バリアコンセントレイト(0.8g×1袋)
実際に使った方の口コミ
乾燥がひどく、肌荒れしている状態でつけてもヒリヒリしませんし、浸透力が高くて肌がしっとりするのがわかります。
使い続けているうちに肌荒れすること自体が減ってきて、アトピー肌でも安心して使用できる化粧水だと思います。
もっと早くに出会っていたらあんな苦労はしなかったのに、と感じるほど自分の中では世界一の化粧水なので、アトピーでお悩みの方にはぜひ使っていただきたいです。
ニッピスキンケアクリーム ナノアルファ
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高品質・優しい使い心地で角層の外側からたっぷり保湿を行います。
実際に使った方の口コミ
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実際に使った方の口コミ
アトピー肌だと美白までは高望みしすぎかなって思っていましたが、サエルは低刺激で高保湿、有効美白成分も入っているので一番好きです。
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アトピスマイルクリーム
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ヒフミド
人間のお肌に存在するセラミドと全く同じ構造をもつ保湿成分ヒト型(天然型)セラミドを配合したヒフミドシリーズは、小林製薬から発売されているスキンケア化粧品です。
アトピー肌に最も必要とされる成分がセラミドです。
アトピー肌ではセラミド不足によりお肌のバリア機能が低下して乾燥や外部刺激に弱い状態になっていますが、ヒフミドは角質層に浸透しやすく効果を発揮しやすいヒト型セラミドを補給することにより、お肌のバリア機能を高め、アトピー肌の症状を緩和させます。
リニューアルされたヒフミドには水分保持力を高めるセラミド2以外にも、水分保持によるバリア機能の向上が期待されるセラミド1、抗シワ作用があるとされるセラミド3も配合され、より総合的なケアが可能となりました。
アトピー肌に効果的なだけでなく、3種のセラミド補給によってお肌にハリや弾力が出てきますので、シワやたるみといったエイジングケアにも使用できます。
ヒフミドは公式サイトのみの販売となっています。
まずはお試しで使ってみたい方のために約1週間分のミニサイズの5品トライアルセットが980円(税込)で購入できます。
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実際に使った方の口コミ
約7日分ということでしたが、使い切る前にカサカサでボロボロな私のアトピー肌がしっとり保湿されていくのが実感でき、早速本購入を決めました。
最初はエッセンスローションだけを使っていたのですが、少しとろみのあるなじみの良いテクスチャーが肌に合っていたので、スキンケアからベースメイク化粧品まで全てをヒフミドで揃えました。
全部にヒト型セラミドが配合されているので、ライン遣いすることでアトピー肌そのものが改善されていくような気がしています。
特徴別おすすめアトピー肌化粧品
ランキング以外にもおすすめのアトピー肌化粧品がまだまだあります。
アトピー肌と一緒に他のお悩みにも対応できるような、目的別の効果的な化粧品をご紹介します。
毛穴もシミもカバー!お肌に優しいミネラルファンデーション
マットスムースミネラルファンデーション
つけたまま眠れるほどお肌にやさしいエトヴォスのミネラルファンデーション。
セミマットな仕上がりで、毛穴や肌トラブルをしっかりカバーしてくれることで人気です。
筆を使って下地パウダーを使った後に、ファンデーションをつけるタイプで、細かい粒子が毛穴を埋め、シミやシワを隠してくれます。
さらに、紫外線をカットすることもでき、SPF30、PA++なので、ちょっとしたお出かけならば、わざわざ日焼け止めを使う必要はありません。
さらに、パウダーが保湿コーティングされているので、お肌への密着度が上がり、乾燥をふさいでくれるのも、敏感肌にはうれしい点です。
美容皮膚科での施術後にも使用できるやさしさ
お肌の施術後は肌が敏感になっているため、化粧品選びは特に慎重にしなければいけません。
マットスムースミネラルファンデーションは肌に負担がなく、エアリーなつけ心地で肌の閉塞感がなく、クレンジングも不要なため、施術後に使うファンデーションとして、医師たちが選んでいます。
くすまず、夕方までしっかりカバー
お肌の皮脂と混ざり合っても変色することがない、「マイカ」という天然の鉱物を配合。
精製度が高い上に細かい粒子になっているので、時間がたっても化粧くずれしにくくなっています。
使った方の口コミ
敏感肌なので、他のパウダータイプのファンデーションだと、肌が乾燥してつっぱるのですが、今は快適に過ごせています。
ひどいシミにはコンシーラーを併用していますが、ちょっとしたシミや毛穴は十分にカバーしてくれるし、日焼け止め効果もあるので、ベースメイクにつかうアイテムが減ったのもうれしいところです。
マットスムースミネラルファンデーションは、つけていることを忘れるくらい快適で、思わず汗をしっかりと拭いてしまうのですが、ハンカチがベッタリなんてこともありません。
WEB限定で最安値で試す方法
エトヴォスのオンラインショップから、お得なお試しセットを購入することができます。
セット内容は盛りだくさんで、とにかくお得!
2週間分のマットムースミネラルファンデーションと下地パウダー(ナイトミネラルファンデーション)、2000円相当の専用ブラシ「フェイスカブキブラシ」に、別の下地パウダー「エンリッチシルキーブライマー」のサンプル。
さらに、エトヴォスのセラミドスキンケアシリーズ4品(クリアソープ、モイスチャライジングローション、モイスチャライジングセラム、アルガンオイル)が7日分セットになって、1800円です。
送料無料で、次回使える500円クーポン付き。
66種の美容成分でぷるツヤお肌に!
メディプラスゲル
1本で化粧水、乳液、美容液、クリームと4つの働きをするオールインワンタイプの使いやすいゲルです。
お肌に刺激を与える回数が少なく、手間いらずで続けやすいこともポイントですね。
国内でトップクラスの美肌の湯として評判の出雲玉造温泉水をベースに、66種類もの美容成分を配合し、デリケートなアトピー肌の乾燥を防ぎ、ハリ・弾力を生み出します。
その上、とことん無添加にこだわったアレルギーテスト済みの安心処方で、多くのアトピー肌さん達から高い評価を得ています。
美容成分たっぷり
保湿に必要な高濃度セラミド、高い水分保持力をもつヒアルロン酸、お肌にハリを与えるコラーゲン、美白有効成分のビタミンCとプラセンタ、他にも55種類の美容成分を配合しています。
アトピー肌に嬉しいもっちりとうるおう美肌を追求した優秀なゲルです。
無添加だから低刺激
アトピー肌にとって避けたい成分、エタノール(アルコール成分)、パラベン・フェノキシエタノール(防腐剤)、石油系の界面活性剤・乳化剤、鉱物油、合成の着色料・香料、シリコンを使用していません。
保湿・美肌を目指しながらもお肌への刺激を抑え、優しさにこだわった内容になっています。
実際に使った方の口コミ
同じお肌の悩みを抱えていた社長さんがこだわりぬいてつくったというだけのことはあります。
アトピー肌の私でも安心して使用できますし、本当にお肌に優しい配合だと思います。
1本でしっかり保湿できるのにベタつきもないので、メイク前にも使えて化粧くずれがありません。
アトピー肌でも使えるオールインワンゲルがあったらいいけど多分無理なんだろうな…と思っていたときに、偶然雑誌の特集でメディプラスゲルを見つけました。
今までたくさん塗りたくっていたのでオールインワンに変更するのは大きな決断でしたが、煩わしいスキンケアの工程からも解放され、お肌ももっちりうるおって、大満足!
定期便でリピしています。
Web限定で最安値で試す方法
お得な定期コースの、初回限定お1人様1本限りの1000円OFFキャンペーンを実施中です。
通常3996円(税込)のメディプラスゲルが1000円割引の2996円(税込)で購入でき、送料無料、30日間全額返金保証付きになっています。
1本で約2ヶ月使用できるため、初回限定キャンペーンは1ヶ月あたり1498円というコスパの良さになります。
通常の定期コースも2ヶ月ごとのお届けで送料無料、しかもお届けの5日前までならいつでも変更・解約が可能となっていますので、気になる方はこの機会にぜひお試しください。
公式サイトでは、その他のお得な購入方法も記載されています。
オーガニックにとことんこだわったアトピー肌化粧品
HANAオーガニック
HANAオーガニックは、製品の95%以上は天然由来成分、スキンケアの植物原材料の85%以上はオーガニックのものを使用し、植物原料の産地やオーガニック認証などを明確に表記するというこだわりのオーガニックコスメです。
フローラルドロップは、一滴の水も使用せず通常の3〜4倍の精油成分が含まれるといわれるブルガリア産のダマスクローズウォーターを主成分とし、さらに、シミ・くすみに働きかけるローズポリフェノールを含んだ贅沢処方です。
化粧水1本だけでもお肌の調子を整え、保湿や抗菌作用、抗アレルギー作用など多くの効果が期待できます。
また、ダマスクローズの優雅な香りは、脳を活性化して幸福感を与え、自律神経をコントロールして再生力をサポートする働きがあるとの報告もあります。
オーガニックコスメの先進国であるフランスで開発された成分バイオエコリアは、皮膚の常在菌バランスを整えて免疫力の最前線として働きます。
善玉菌のみがエサとして活用する成分構造を配合することで、善玉菌の増加によりお肌本来の免疫力を元に戻すため、アトピー肌の改善にも効果的とされています。
ラインの中にはコールドプロセス製造の固形石鹸もあり、まさにアトピー肌向けのラインナップになっていますよ。
公式サイトでは、初回限定の7日間トライアルセットが申し込めます。
フローラルドロップ15mLにくわえ、クレイ洗顔20g、美容乳液8mL、美容オイル3.5mL、UV乳液3.5mLの5点セットが57%OFF、送料無料の1480円(税込)でお試しいただけます。(初回限定、一世帯につき1点限り)
国産オーガニックコスメ通販部門で売上第1位を獲得したこともある人気の天然100%オーガニック処方をぜひご体験ください。
実際に使った方の口コミ
最初は保湿という点において潤いが足りないかも、と感じたのですが、アトピー肌の症状が悪化することもなく、むしろ落ち着いてきた雰囲気だったので、本購入して続けてみることに。
3ヶ月経った頃、肌質が変わってきたことに気付きました。
今までと全然違うんです!
全くガサガサしてないし、悩みだらけだった肌がトラブル知らず!
化粧品でこんなに変わるのかと驚きました。
効果もそうですが、化粧水のローズの香りが大好きで本当に良い気分になれます。
これからもHANAオーガニックを使い続けて今の肌を保ちたいですね。
オールインワンタイプのアトピー肌化粧品
アクアゲルマジェル
アクアゲルマジェルは、敏感肌点トラブル肌用のオイルフリー無添加保湿ジェルです。
モニター100名のうち95%が満足と答え、ドクター監修の有名サイト○○大学にも掲載された実力派のアトピー肌化粧品です。
ナノ還元水をベースにしているため、ゲルが角質層にしっかりと浸透します。
ヒアルロン酸の2倍の保水力をもつ保湿成分リピジュアにくわえ、ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、加水分解エラスチンなどうるおい成分がたっぷり配合されたゲルは、お肌を保湿してバリア機能が低下したお肌を健やかな状態に戻します。
豊富な保湿成分以外にも、美白成分アルブチンや塗るボトックスと呼ばれるお肌にハリを与えるアルジレリンも配合されているため、様々な肌トラブルに対してもアプローチが可能です。
オイルフリーなだけでなく、界面活性剤をはじめとするアトピー肌には避けるべき成分が無添加ですので、安心してお使いいただけるのではないでしょうか。
公式サイトからは42%割引の集中ケアプラン(定期コース)の申し込みが可能で、30日間返金保証、送料・代引手数料無料といった特典がついています。
ひとつに多くの機能がつまったアクアゲルマジェルをぜひお試しください。
実際に使った方の口コミ
オールインワンゲルなので肌に負担もかけなくていいし、寝ている間に掻いてしまった傷まで徐々に治っていったのには感激しました。
バリア機能を正常化させるらしいとは聞いていましたが、肌の修復能力までサポートしてくれるなんてすごいです。
身近な人達にはすぐに教えたのですが(笑)
アトピー肌で悩んでいる方はぜひ試してみてほしいです!
エイジングケアもできるアトピー肌化粧品
アヤナス
アヤナスは、ポーラ・オルビスグループの乾燥肌・敏感肌専門ブランドDECENCIAによる安全性と効果を両立したプレミアムエイジングケアシリーズです。
ストレスや睡眠不足、身体の冷えがお肌のバリア機能を低下させ、肌トラブルを引き起こすことに着目し、研究を重ねてエイジングケアに応用した化粧品ですが、配合成分や技術はアトピー肌にも対応すると考えられます。
ストレスバリアコンプレックス®は、タイトジャンクション活性、血行促進、真皮内GABA産生・線維芽細胞活性の働きを持つ3種の成分を複合化して配合したオリジナル成分で、皮膚温の低下を防ぎ、ストレスに負けないお肌づくりをサポートし、バリア機能を正常化させます。
高浸透保湿成分セラミドナノスフィア、保湿・保水力の高いコンドロイチンなどを配合した特許技術ヴァイタサイクルヴェール®が、お肌の表面に膜を張ることでバリア機能をサポートしつつ、徹底した保湿を行い、正常なターンオーバーを取り戻します。
ターンオーバーとお肌のバリア機能の正常化がアトピー肌の改善につながり、同時にエイジングケアを行い若々しい肌へと導くことでしょう。
公式サイトでは、初回限定お1人様1セット限りで10日間トライアルセットが申し込めます。
アヤナスシリーズの濃密化粧水20mL、糖化ケア美容液10g、ハリアップクリーム9gに、アイクリーム1回分がついて通常価格2700円が1480円(税込)、送料・手数料無料というお得さにくわえ、30日間返品保証付きで安心です。
実際に使った方の口コミ
トピー肌の場合、他の肌トラブルが起こるとひどくなりますし、かといって普段からアトピー肌以外のスキンケアはできないと思っていました。
アヤナスはそんなジレンマを解決してくれた唯一のコスメで、私にとっては手放せないものです。
とろみのある化粧水も保湿力抜群ですが、シリーズの美容液やクリームとのライン遣いがおすすめです。よりアヤナスの効果が実感できると思います。
目元は特に乾燥によるシワやカサカサが気になる部分なので、アイクリームがあるのも嬉しいですね。
100%植物由来美容液のアトピー肌化粧品
リペアジェル
リペアジェルは、クリニックとの共同臨床試験においてエイジングケアについていくつもの効果を検証し、その美容効果が医学誌にも掲載された、皮膚科医からも高い評価を得ている高濃度美容液です。
自社生産の無農薬栽培米だけを原料とした「アミノ酸生命体®」と、独自成分「ビタミンC生命体®」のダブル処方により、コラーゲンをサポートします。
通常ではお肌の表面で留まってしまうビタミンCも、超微粒子成分として配合されているため、お肌のすみずみまで浸透し、より高い効果を発揮します。
原材料に全く水を含まず、100%植物由来の美容成分のみが配合されたジェルなので、アトピー肌でも安心してご使用いただけるのではないでしょうか。
リペアジェル1本で、化粧水・美容液・乳液・クリームなど基礎化粧品が持つ働きを行うことができるオールインワンゲルのため、摩擦によりお肌へ刺激を与える回数を減らすことができます。
また、お肌のタイプに合わせて、高濃度の原液でしっとりと使用することも、同量の水や手持ちの化粧水で薄めてさらっと使うことも可能です。
清潔と新鮮にこだわっているため使用期限が設定されており、エアレスポンプを採用しているので、雑菌によるお肌への影響が気になるアトピー肌にとっては衛生面でのポイントも高いアイテムですね。
公式サイトでは、独自成分の詳細な説明、こだわりの製造方法がわかる他、リペアジェルが初回限定14%OFF、送料無料の12900円(税抜)で購入することができますので、チェックしてみてください。
実際に使った方の口コミ
こってり濃密なテクスチャーなので、顔全体には精製水で薄めて使用して、特に乾燥がひどい部分には原液を部分塗りしています。
100%植物由来の成分ですし、石油系の成分を全く使用していないので安心だと思って使い始めましたが、ガサガサした肌が潤って透明感も出てきました。
くすみが取れて肌の明るさがアップして美白効果も実感できたので、やっぱりお値段だけの実力はあるなぁと思っています。
プチプラ化粧品でハズレを引くよりも、私はリペアジェルを使い続けます。
ヘアケア・ボディケアにも使えるアトピー肌化粧品
ホホバオイル
ホホバオイルは数多く販売されていますが、その中でもナチュラルオーケストラは日本で唯一、化粧品を含むオーガニック製品を認定する組織の中でも特に厳しい審査基準を持つ世界四大有機認証機関に公式登録されている信頼のブランドです。
アトピー肌は、単に乾燥しているだけでなく、皮脂を分泌する力が極端に低下しており、これがかゆみを引き起こす原因ともいわれています。
皮脂に含まれるワックスエステルという成分は、外部から異物の侵入を防ぐ機能と、お肌から水分や電解質が失われるのを防ぐ保湿機能を持っています。
ホホバオイルには他の植物オイルよりも多量のワックスエステルが含まれていて、アトピー肌に不足しているワックスエステルを補うことでお肌を守り、お肌が本来持っている保湿力を引き出します。
また、非加熱のコールドプレスで抽出されたナチュラルオーケストラのホホバオイルは、天然トコフェロール、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEが豊富に含まれており、これらの成分がお肌の代謝を促してくれます。
顔のスキンケアだけでなく、髪や身体、全身全てに使用できますし、バスオイルやクレンジングとしても使える万能オイルです。
公式サイトではサイズ別や複数個のセットも販売されています。
肌に合うか、使い心地などを確認したい方は、まずはお試しサイズの34mL 2778円(税抜)から始めてみてはいかがでしょうか?
実際に使った方の口コミ
公式サイトに目的別の使用法がきちんと書いてあるので勉強になりますし、アトピーになぜ効果的なのかも納得できました。
容量のわりには高めかな?と思ったのですが、数滴でもすごく伸びが良いので、予想以上に使えます。
すっかりファンになってしまった今では、お得な大きいボトルを購入して、クレンジング、顔の保湿ケア、ボディケア、トリートメントとしてヘアケアなど、あらゆる部分に使用しています。
旅行のときもこれ1本で済むので本当に助かります。
8種類の天然成分がお肌を健やかに保つアトピー肌化粧品
養麗潤
薬剤師と漢方のプロが開発した敏感肌のためのスキンケアシリーズです。
肌トラブルの多くは乾燥が原因であることに着目し、徹底的にシンプルな保湿にこだわってつくられたのが養麗潤のスキンケア化粧品です。
クレンジング、洗顔、オールインワンゲルの簡単3ステップですが、全てのアイテムにたっぷりうるおい成分が配合されており、紫根エキスやハトムギなどの漢方成分、スクワランやアボガド油などの油分もくわえ、補給した水分を逃さない処方になっています。
お肌への優しさを守りながら、みずみずしく健やかな状態へ導きます。
製品のほとんどがうるおい成分
養麗潤は80%以上が水とヒアルロン酸からできています。
そのためお肌への刺激が少なく、アトピー肌の方や赤ちゃんにも安心してお使いいただくことができます。
お肌に浸透しやすい保湿成分で、水分の不足したアトピー肌の角質層にみずみずしいうるおいを与えてくれます。
補給した水分を閉じ込める保湿成分も配合
水とヒアルロン酸で補給した水分が逃げていかないように、アボガド油、スクワラン、紫根エキスがお肌にしっかり蓋をしてうるおいを閉じ込めます。
またこれらのお肌をコーティングする保湿成分は外部の刺激からデリケートなお肌を守る働きも期待できます。
実際に使った方の口コミ
使用して3週間ほど経ちますが、ニキビも乾燥も結構良くなってきました!
ゲルにはピーリング作用があるとの意見もあったので、そんなに擦って大丈夫なのかな?と不安に思いましたが、優しく撫でるだけでポロポロと古い角質が取れてきます。
ヒリヒリもなくちゃんと保湿されているので、このまま調子が良ければ使い続けたいです。
そんなとき主人がアトピーになって、どうせなら一緒に使えるアトピー肌用のスキンケアにしようと思い、養麗潤にしました。
オールインワンなので面倒くさがりな男性でもちゃんと使ってくれますし(笑)、ゲルクリームはつるんとした伸びの良いテクスチャーでベタつきもないため、男女や大人子供関係なく万人受けする使用感だと思いました。
アトピーが改善してきた主人からも好評ですし、私のお肌もしっとりキメ細かくなってきて、保湿力を実感しています。
Web限定で最安値で試す方法
公式サイトには養麗潤の使用手順についての動画も載っていて、アトピー肌のお悩み相談室もありますので、ご覧になってみてください。
クレンジングゲルクリーム 150g、フランキンセンスせっけん 80g、オールインワンゲルクリーム 180gの養麗潤スキンケアセットを購入すると、それぞれ単品での購入よりも1260円安い6980円(税込)になります。
また、オールインワンゲルクリーム単品の購入でも、今なら180gの通常サイズにくわえ、携帯用に便利な10gのミニボトルが2つと、アトピーの体質改善についての小冊子プレゼントがついてきます。
興味のある方はぜひ、お得なこの機会にお試しください。
アトピー対策のためのセルフケア
アトピー肌の対策として最も大切なのは症状を悪化させないことです。
重症の場合には専門的な治療も必要になってきますが、日常に導入できるセルフケアがたくさんあります。
また、セルフケアをきちんとしておかないと、皮膚科で治療を受けてもまた症状が悪化してしまう可能性もあります。
お部屋の清掃などでアレルゲンを排除して生活環境を整え、入浴やシャワーで皮膚を清潔に保ち、適切なスキンケアによって保湿を心がけましょう。
食生活の見直しや睡眠時間の確保など生活習慣の改善も大切です。
全てを実行することは難しいですが、セルフケアを行うことでアトピーの症状も少しずつ改善されていきますので、ストレスにならない程度に取り入れていきましょう。
身体の内側からケア
アトピー肌に効果的な食事
発酵食品がおすすめ
アトピーに悩む方が増えた要因のひとつとして食生活の欧米化が挙げられています。
動物性タンパク質の摂取が増加したことにより、アレルギー反応が起こりやすくなっているのです。
そこで、伝統的な日本の食事をおすすめします。
和食は、美肌に必須とされるビタミンやミネラルを筆頭に、タンパク質、脂質、炭水化物などをバランス良く摂取することができます。
洋食がメインの方は、1日のうち1食でも和食に置き換えるだけで乳製品や脂の摂取量が抑えられ、アトピー肌の改善だけでなくダイエットにも効果的です。
また、腸内環境の改善がアレルギー症状を緩和させるともいわれているため、納豆や味噌、漬物といった発酵食品がおすすめです。
しかし、塩分や乳製品の摂りすぎは逆効果ですので、効率的に摂取できる乳酸菌サプリメント(アトピーサプリ)が良いのではないでしょうか。
肌再生のための食事の基本
しっかりとタンパク質を摂取
お魚(サバ、サンマ以外)の白身魚や小魚をメインに和食で摂取しましょう。
細胞膜の主成分となる良質な脂質
特にアマニ油やエゴマ油に含まれるオメガ3脂肪酸はアトピーなどのアレルギーを抑制する効果が期待されています。
新陳代謝に関与するビタミン類や亜鉛などのミネラル
緑黄色野菜や海藻類に多く含まれています。
美肌効果が期待できる食物繊維
ごぼうやレンコンなどの根菜、海藻類、芋類、バナナ、りんごなどに含まれています。
果物の食べ過ぎは良くありませんが、りんごは腸内環境を改善する作用もあります。
今まで大丈夫だったとしても、体調によっては食物アレルギーを起こす可能性もあります。
またインスタント食品には添加物や着色料などの人工的な成分が含まれており、消化のために多くのエネルギーを消費するため、体調を崩しやすく、免疫力が低下しやすくなるといわれています。
アトピーの方は、できるだけインスタント食品も避けた方が良いでしょう。
生活習慣の改善
適切な睡眠を取ろう
入眠後3時間は成長ホルモンが分泌され、お肌のターンオーバーが活性化されるため、この期間に良質な睡眠を取れるように心がけましょう。
本来人間の身体は、夜間に副交感神経が優位となり、睡眠に向けてリラックスした状態になります。
自律神経のバランスが取れ、快適な睡眠が得られることはアトピー改善につながるため、入眠前に心身がリラックスできる状況にしておきましょう。
- 寝室の照明をオレンジ系・白熱灯にして、明るさを控えます
- 血糖値を安定させるため、就寝2時間前までには食事を済ませましょう
- 食後2時間以内に就寝する場合には、軽い運動で血糖値を下げましょう
- 就寝30分〜1時間ほど前に入浴などで身体を温め、就寝時には平温に戻します
- 体温が下がっていくときに眠気を感じやすいため
- 適度な運動は代謝アップやストレス解消にもなり、快眠につながります
- 視界からの刺激をシャットアウトするため、遅くとも就寝30分前からはスマホやパソコン、テレビなど電子機器の使用、鑑賞をやめましょう
- 寝室にあまり物を置かず、就寝時に視界に物が入らない配置にしましょう
ストレス解消
ストレスはアトピーの原因とも考えられており、症状の悪化を引き起こします。
ストレスフリーな生活が送れることがベストなのでしょうが、現実にはそんなわけにもいかないので、受けたストレスが蓄積されないよう、自分なりに解消していきましょう。
暴飲暴食以外で、アトピーを悪化させない方法であれば何でも良いのです。
以下に手軽にできるストレス解消法の例を紹介します。
趣味の時間をつくる
読書、映画・DVD鑑賞、スポーツなど自分が楽しめて没頭できることなら何でもOKですが、集中しすぎて趣味でストレスを溜めないようにしましょう。
号泣する
なかなか機会がないかもしれませんが、泣いているときにはβエンドルフィンに似た成分が脳内で分泌され、ストレス解消に効果があると科学的に証明されています。
赤ちゃんは大泣きした後、嘘のようにすやすや寝ていますよね
ゆっくりバスタブに浸かる
ストレス緩和作用のあるβエンドルフィンやセロトニンが脳内で分泌されます。
40℃くらいのややぬるめのお湯に10分ほど浸かると、ストレスにより優位となっていた交感神経が鎮まり、リラックス効果が得られます。
ただし身体を温めすぎるとかゆみが出ることもあるので注意してください。
アロマオイルで気分転換
ハンカチなどにアロマオイルを数滴垂らしたものを、鼻と口に当てて深呼吸するという方法です。
外出先にも持ち歩けますし、枕元に置いておくこともできます。
リフレッシュやリラックスなど目的別に好きなアロマオイルを選びましょう
身体の外側からケア
正しいスキンケア
主にクレンジングと洗顔
正しいクレンジングと洗顔は、保湿と同様でアトピー肌にとって重要なスキンケアになります。
洗顔には、ターンオーバーにより表面に浮いてきた古い角質を洗い流したり、汚れを落としたりする役割があります。
古く酸化した皮膚やホコリなどの汚れを放置すると、アトピーが悪化するだけでなく、菌が繁殖してニキビを引き起こす可能性もあります。
適切なスキンケアでアトピー肌を改善させましょう。
- お肌に優しいクレンジングを行うため、クレンジング剤が必要ない程度のメイクにしておきましょう
- どうしてもクレンジングが必要な場合には、低刺激のオイル(もしくはコールドクリーム)をたっぷりと使用し、摩擦が起こらないように気を付けます
- クレンジングの前にオイルなどを手で温めてからお肌につけましょう
- ティッシュオフのときも絶対に擦らず、押さえて浮いた汚れを吸着させるようにします
- お肌が薄い目元のクレンジングは特に注意します
- できればアイメイクは水で簡単に落とせるものを使用しましょう
目元の肌ダメージが続くと、目の下にアトピー特有のシワができてしまうことがあります(Dennie-Morgan fold)
- できればアイメイクは水で簡単に落とせるものを使用しましょう
正しい洗顔の手順
症状がひどくない場合には水洗顔でなくて大丈夫です。
特に寝ている間汗をかきやすい夏などは朝でも泡洗顔で汚れを落としましょう。
ただし、一度の洗顔で二度洗いはしないように気を付けてください。
ぬるま湯で顔を濡らす
素洗いして毛穴を開き、汚れを落としやすくします。
洗顔料の泡立て
密度の高いきめ細かく壊れにくい泡をつくります。泡がクッションとなることでお肌への負担を減らします。
部位別洗顔
Tゾーン(鼻→額)→フェイスライン→口周り→頬→目周りの順番で、皮脂の分泌が多い部位から乾燥しやすい部位へと、小さく円を描くようにくるくると指の腹を使って洗います。
しっかり洗うことは大切ですが、時間をかけすぎると乾燥の原因になりますので、顔に泡をつけてからすすぎまでは約45秒間を目安にしましょう。
すすぎはしっかりと
手で擦らず、ぬるま湯のみで優しく泡を洗い流します。小鼻の周りや生え際は特に丁寧にすすぎ、洗顔料がお肌に残らないようにします。
水分の拭き取り
5分以内に行います。バスルームを出たら直ぐに清潔な柔らかいタオルで顔の水分を拭きましょう。優しく押さえるように行います。
手早く保湿
お肌の乾燥を防ぐため、水分の拭き取り後30秒以内にアトピー肌用化粧水でしっかり保湿ケアしましょう。
乾燥を防ぐ
お肌の乾燥はアトピー肌の悪化以外にも様々な肌トラブルを引き起こします。
保湿ケアは全てのお悩みに対するスキンケアの基本、と心得ましょう。
スキンケアによる保湿をメインとして、身体の内外から水分・油分を適切に補給することで、バランスの良い保湿が行えます。
セルフケアによる保湿を習慣化することで、ドクターに頼らないアトピー対策が可能になります。
保湿剤を処方してもらうためだけに通院するというのは難しいですよね。
アトピー症状が悪化していても落ち着いていても、お肌の保湿は大切ですから、継続して行うようにしましょう。
保湿ケア
丁寧で適切なスキンケアやこまめな水分補給を行います。
効果的なアトピー肌化粧品を使用しましょう。
プチプラのハトムギ化粧水を使用した手作りパックを行うのもおすすめです。
バスタイムにホホバオイルや椿油で乾燥した部分もしくは全身の保湿をスペシャルケアとして取り入れるのも良いでしょう。
油分の補給
水分と油分のバランスを保つためにも適度な油分は必要です。
良質な植物性オイルやアボカドなどで身体の内側から油分を摂取しましょう。
お部屋の加湿
エアコンなどを使用している環境ではお肌が乾燥しがちです。
加湿器を使用したり、塗れタオルを干したりして対策しましょう。
職場などでは難しいかもしれませんが、できるだけ乾燥の進行を止める努力をします。
紫外線対策をして日焼けを予防
バリア機能の低下したアトピー肌にとっては、少しの紫外線でも、大きな肌トラブルの原因となることがあります。
紫外線の刺激による炎症、コラーゲンの破壊、活性酸素の発生などを抑えるためにも、対策をしっかりと行い、日焼けを予防することが重要です。
ポイント
- 日焼け止め自体がお肌への刺激が強いため適切なアイテムを選ぶこと
- お肌への負担を考え、日焼け止めだけに頼らず紫外線対策をすること
- 外出時はお肌の露出を控えること
- ただし汗をかくとお肌への刺激になるため、吸収性や通気性の良い素材の服を選ぶこと
- 紫外線の強い時期や時間帯(午後の早い時間など)には可能な限り直射日光を避けること
- UVカット加工の帽子や日傘、サングラスなども上手く併用すること
- ベースメイクで紫外線をブロックしてくれるパウダーファンデーションなどを使用するのもおすすめ
- ただし選び方には注意しましょう
アトピー肌の日焼け止めの選び方
お肌への刺激や負担が少ないアイテムを選ぶのがポイント!
紫外線吸収剤を配合せず、紫外線散乱剤を使用した日焼け止め
一般的な日焼け止めはほとんどが紫外線吸収剤を使用していますが、成分が紫外線を吸収するときに化学反応を起こすため、お肌への刺激となることがあります。
紫外線散乱剤も紫外線を浴びると活性酸素を発生させるため、シリカなどでコーティングされているものを選ぶのが安心です。
成分がナノ化されているとお肌の奥に侵入してしまうため、ナノ化技術が採用されていないものがおすすめです。
「酸化亜鉛」「酸化チタン」と成分表示され、紫外線吸収剤フリーと書かれた日焼け止めを探しましょう。
SPF50(紫外線吸収剤配合の可能性が高い)は避けてSPF20〜30くらいのもの
数値が低めの日焼け止めをこまめに塗り直す方が効果的です。
バスタイムで素肌力アップ
バスタイムは、リラックスした気分になりストレス解消に役立つ以外にも、アトピー肌のセルフケアには大切な時間です。
バスルームの中で実践できるケアや注意点をいくつかご紹介します。
無添加の石鹸シャンプーがおすすめ
慣れるまでは髪がゴワつくような感じがするかもしれませんが、頭皮もお肌の一部なので、できれば洗顔と同じコールドプロセスでつくられた固形石鹸でシャンプーするのが最も低刺激です。
ボディソープ
一般的なボディソープには界面活性剤が含まれているため、身体も無添加の固形石鹸で洗うのが理想的です。
洗う順番に気を付ける
頭→顔→身体と、成分がお肌に残らないように上から順番に優しく洗います。
タオルやブラシを使用せず泡で洗う
アイテムにこだわっても洗うときの摩擦がお肌への刺激になってしまったら意味がありません。
身体全ての部位を、しっかりとした泡で優しく包み込むように洗います。
しっかりとバスタブに浸かる
リラックス効果が得られるだけでなく、汚れを浮かせて皮膚を清潔に保つためにも、シャワーだけでなくしっかり入浴しましょう。
冷えがアトピー悪化を引き起こす可能性もありますので、寒い季節には特に身体を温めることが大切です。
お湯の温度はやや低めに設定
熱いお湯に浸かると、敏感なアトピー肌にとっては刺激となってかゆみが増してしまいます。
高くても40℃、夏は38℃前後を目安に湯温を設定しましょう。
シャワーの水圧を弱めに
「勢いよくシャワーをあてる」ことはアトピー肌にとってNG!
水圧は弱めに、できれば塩素除去のためにシャワーヘッドも取り替えると良いです。
入浴剤にもこだわる
水道水に含まれる塩素の刺激を和らげるために入浴剤は効果的です。
市販のキュレルやミノンなど敏感肌用のアイテムや、ウィラードウォーターを入浴剤として使用することもあるようです。
合成着色料や合成香料を使用していない、天然のハーブや高品質のアロマオイルを入浴剤代わりに使うのもおすすめです。
ココナッツオイル使用の手作りスクラブを月に2〜3回
外国のセレブリティから火がついたココナッツオイルはアトピー症状の緩和にも効果的です。
ココナッツオイルと同量の砂糖を混ぜたシュガースクラブは高い保湿効果が期待できます。
ココナッツオイルと半量の塩を混ぜたソルトスクラブは殺菌効果が期待できるので、バリア機能が低下したアトピー肌への感染が心配な方におすすめです。
どちらも摩擦が刺激にならないよう、軽く撫でるように使用してください。
水分を拭き取るときにはタオルで軽く押さえるように
摩擦による刺激が起こらないように優しく押さえる程度のタッチで行います
バスタイム後にはすぐ保湿ケア
洗い終わった瞬間から乾燥は始まっています。
生活環境を整える
可能な限りアレルゲンを排除した清潔な環境づくりを心がけましょう。
掃除、洗濯、寝具のポイントをご紹介しますので、ご自身のライフスタイルに合ったもの、実践できそうなことから取り入れてみてください。
アトピー肌対策の掃除方法と室内環境
吸引力の強い掃除機を使用
ハウスダストやダニを物理的に除去するという点では掃除機が一番です。
省エネや静音、コードレスタイプも便利ですが、アレルゲンとなりうる物質をしっかり吸引するためには吸込仕事率が210w以上の掃除機を選びましょう。
カーテンにもしっかり掃除機をかける
カーテンの裏には意外とハウスダストや花粉がついています。
カーテンの裾が床に接していると、その部分にはダニが多くついている可能性もありますので、お掃除の際にはカーテンも忘れないようにしましょう。
ときには丸洗いすることも大切です。
掃除する部屋の優先順位
全ての箇所をいつも完璧に掃除しておくのは忙しい日常では難しいこと。
滞在時間の長い寝室とリビングだけでも常に清潔に保つよう心がけましょう。
カーペットはできるだけ避ける
ダニの温床となる可能性が高いので、できればカーペットではなく丸洗いできるラグなどを使用しましょう。
また、畳の和室よりもフローリングの方がダニの発生を抑えられます。
ソファは革製(合成皮革含む)のものがベスト
布製のソファは深部までダニが入り込み、掃除機では除去しきれません。
革製のソファを選び、さらに丸洗いできるカバーを着けて使用することをおすすめします。
どうしても布製のソファが良いという場合には、カバー着用の上、こまめにソファ本体にも掃除機をかける必要があります。
カバーは防ダニ加工のものを選び、夏は月2回、冬は月1回くらいのペースで丸洗いしましょう。
空気清浄機の設置
花粉症でなくても、アトピーの場合には身体の免疫機能が花粉を異物として認識してしまうことがありますので、花粉対策もしておきましょう。
高価な空気清浄機はとんでもなく高いので、コスパが良いものを選びます。
ただし、空気清浄機を設置しても、適度な換気を忘れないでくださいね。
アトピー肌さん向け洗濯のポイント
洗剤や柔軟剤に注意!
洗濯後の衣類に残った洗剤や柔軟剤の化学成分、界面活性剤がお肌への刺激となることがあります。
どんなに高性能の洗濯機でも、これらの成分は多少残ってしまいます。
合成洗剤ではなく石けん洗剤、柔軟剤代わりにクエン酸粉末を使用するとお肌を刺激するリスクを軽減することができます。
洗濯槽クリーナーを定期的に使用
洗濯槽の裏側についたカビが、洗濯したときに衣類に付着し、アトピー発症や悪化の原因となる可能性があります。
見落としがちな部分ですが、洗濯槽を清潔に保つよう気を付けましょう。
肌には低刺激の石けん洗剤は、洗濯槽の裏に石けんカスが残りやすくカビも発生しやすいため、月1回程度は洗濯槽クリーナーを使用します。
アトピー肌対策の寝具選び
布団、枕、カバーやシーツ類は繊維の密度が高いものを選ぶ
薄い方が良さそうなイメージかもしれませんが、繊維のすき間からダニが寝具に侵入してしまうため、ペラペラしたあまり安価な寝具は避けましょう。
しっかり密度が高く防ダニ加工のしてある寝具やリネンがベストです。
布団専用のヘッドを使用して掃除する
天日干しだけでは布団の内部のダニを除去することができず、むしろ日光を避けてダニがさらに奥へ侵入してしまう可能性もあります。
週1回以上は、布団の両面しっかりと掃除機をかけることをおすすめします。
布団専用のヘッドも売られていますので、できれば使用してください。
布団だけでなく、マットレスの掃除もお忘れなく。
季節ごとの布団の入れ替え時にはしっかり掃除
季節の変わり目に布団の衣替えを行う際には、布団だけでなく室内の掃除もしっかりと行いましょう。
長期間クローゼットに収納されていた布団には多くのダニが繁殖していますので、布団に付着していることはもちろん、取り出したとき室内に大量のダニが舞い散ってしまうことになります。
ダニ対策のみを考えればポリエステル綿布団
ふかふかの羽毛や羊毛布団を使用したいところですが、これらはダニが好む素材ですので、布団の中綿としては避けた方が賢明かもしれません。
どうしてもという場合は、防ダニ加工がしっかりした良質な羽毛布団を選びましょう。
皮膚科で専門のドクターに相談
セルフケアでも改善しにくかったり、お肌の炎症がひどくなったりした場合には、皮膚科で専門のドクターの診察を受けることもおすすめです。
アトピー性皮膚炎の診断がついていれば、保険適応での治療が受けられます。
外用薬
顔の炎症に対しては、ステロイドの塗り薬やタクロリムス軟膏(プロトピック®)の処方が基本となります。
部位や年齢を問わず、炎症が少なく乾燥による症状が主体の場合には、保湿のためにヒルドイド®が使用されます。
柔らかいタイプの軟膏やローションもあるため使いやすいです。
ステロイドの長期使用は副作用のリスクがあるため、炎症が治まってきたら処方の保湿剤に変更するか、セルフケアに切り替えることも多いようです。
内服薬
かゆみを抑えるため、抗ヒスタミン薬やヒスタミンの発生を抑制する抗アレルギー薬の内服をすることもあります。
あまりにも重症になると免疫抑制剤を内服する場合もあるようです。
いずれにせよ、処方薬を使用しても、症状を抑える目的で使用されるので、アトピーの原因が取り除かれるわけではありません。
医療機関を受診しても完全に治癒するわけではないことを理解しましょう。
専門医の知恵を借りて助けてもらうのも賢い方法ですが、アトピー対策は日頃のケアが最も重要であることを忘れないでくださいね。
遺伝的な要素が強いと考えられるアトピーの場合には、セルフケアだけではどうしても症状が抑えられないこともありますので、悪化する前に受診することをおすすめします。
まとめ
気になるスキンケア化粧品は見つかりましたか?
お肌に合うか合わないかは実際に使ってみないとわかりませんので、トライアルを申し込んでパッチテストでチェックしてみてくださいね。
原因がわからず、悪化と改善を繰り返すアトピー肌だと、使用できるアイテムが限られてしまうのが悩みのタネ。
化粧品ジプシーになってしまったり、スキンケアに気を遣いすぎて疲れてしまったりする方も少なくないと思います。
お肌が荒れていると心まで憂うつになってしまいがちですが、あまり悲観的に考えないでください。
食事の内容や掃除の方法も含め、セルフケアについてそこまで神経質になる必要はありません。
やれそうなことから気楽に始めてみましょう。
アトピーについての研究はかなり進んでいますし、適切な治療によって完治も可能です。
アトピー肌と向き合っている方は、トラブル知らずのお肌の方よりも、ずっと美容や健康について深く考え、生活習慣や生活環境に気を付けて毎日を過ごし、化粧品に関してもとても詳しいはず。
それは女性にとってすごく大切で、素敵なことだと思いませんか?
正しいスキンケアはアトピー肌でなくても必要なこと。
今までやこれからの知識や経験は無駄にはなりません。
アトピー肌の方にもメイクやおしゃれを思いっきり楽しんでいただけたら・・・そう願っています。
アトピーで敏感肌と乾燥に悩まされ、使用できるスキンケア化粧品の選択肢が少ない私ですが、つつむシリーズは肌に合うみたいで、ヒリヒリする感じもなくずっと愛好しています。
ローションセラムは化粧水なのに、とろみのあるジェルのようなテクスチャーで、ぐんぐん肌に浸透していきます。
クリームとのライン遣いで肌の状態が段違いに良くなりました。