肌がひどく乾燥したり、敏感で肌荒れを起こしやすかったりしませんか。
もしかするとそれはただの乾燥肌や敏感肌ではなく、アトピー肌特有の症状…すなわちアトピー性皮膚炎かもしれません。
アトピー性皮膚炎というと、遺伝的な要因で生まれつき肌が非常にデリケートな人…というイメージがありますが、実はアトピー性皮膚炎の原因はいまだ解明されていません。
アトピー性皮膚炎の症状が起こる原因としては、不規則な生活スタイルや食生活の欧米化、ダニ・ホコリ、ある特定の食べ物、衣類による物理的な刺激などが考えられています。
最近は社会人になってから過度のストレスが原因でアトピー性皮膚炎を発症するという方も増えてきているようです。
そこで今回は、アトピー肌に欠かせない保湿ケアのことや、アトピー肌向けの保湿成分の種類、アトピー肌でも安心して使えるクリームの選び方ついて、さまざまなお役立ち情報をご紹介します。
目次
アトピー肌のためのクリームとは
アトピー肌は、極度に乾燥しバリア機能が壊れてしまっている状態。
そのため外からの刺激に敏感で、ちょっとしたことでも肌荒れや赤み、かゆみが起きてしまいます。
そんなアトピー肌ケアで最も重要なのは、保湿することと、悪化しないようにすること。
ここからはアトピー肌の保湿ケアと、アトピー肌向けクリームについて詳しく解説していきます。
アトピー肌に保湿ケアが必要な理由とは
アトピー肌すなわちアトピー性皮膚炎を起こしている肌は、水分を保つチカラが低く、肌のバリア機能が弱いため、外からの刺激をすぐに受けてしまう状態にあります。
肌が乾燥してバリア機能が壊れていると、汚れや汗といった異物が肌内部に侵入し、かゆみが起きる原因に。
またそんな肌を掻くことで、炎症を引き起こしてしまいアトピー性皮膚炎が重症化してしまうことにもつながります。
アトピー性皮膚炎が起きる原因はまだはっきりと解明されていませんが、その基本的な症状は「乾燥」から始まっていることを考えれば、アトピー肌に保湿が欠かせないことは明白です。
逆に言うと、アトピー体質であっても、しっかりと肌の保湿ケアを行っていれば、アトピー性皮膚炎の症状であるかゆみや赤み、湿疹などが出にくくなるということです。
アトピー肌の保湿にはクリームがおすすめ
アトピー肌を保湿するためのものとしてはいろいろなものが販売されていますが、基本的にはボディクリームやフェイスクリームがおすすめです。
外部からの刺激に敏感になっているアトピー肌ですから、クリームに配合されている成分についてはしっかりと吟味して選ぶ必要があります。
敏感肌やアトピー肌向けに作られたクリームを選ぶのがベストでしょう。
なるべく無添加のもので、天然成分を使用されているものなら安心ですね。
とはいえ、アトピー肌に良いというクリームであっても、すべてのアトピー肌の方にマッチするとは限りませんので、使用の際はパッチテストなどをきちんと行うようにしましょう。
アトピー肌のためのクリームの種類と役割
アトピー肌のためのクリームの役割は、乾燥によるかゆみを防ぐことと、ステロイドなど医師処方の外用薬の副作用を軽減すること。
アトピー肌のためのクリームは、大きく分けて2種類あります。
肌の表面を覆うことで肌を守るクリーム
乾燥しているアトピー肌を掻くと、角質層が傷つけられてさらにかゆみが起きます。
それをさらに掻くと角質層がさらに壊されてバリア機能が低下し、ますますアトピー性皮膚炎の症状が悪化していきます。
そんなときはクリームで肌表面にうるおいを与えることで角質層を守って、かゆみの原因となる汗などの異物の侵入を防ぎましょう。
このタイプのクリームで有名なのはワセリンです。
水分保持力をサポートしてくれるクリーム
アトピー肌はバリア機能が壊れているため、肌内部の水分がどんどん蒸発し乾燥が進んでいる状態です。
そのため、アトピー肌には肌の水分保持力を高める保湿クリームが欠かせません。
たとえば、水分保持力の高いセラミドなどの成分を含むクリームや、まわりの水分を吸着する成分を配合したクリーム、水分を溜めて保持する機能のあるクリームなどがあります。
アトピー肌のためのクリームの選び方
アトピー肌はそうでない肌の人に比べると、もともと肌の水分保持力が低いため、肌が乾燥しやすくバリア機能が低下しやすい傾向があります。
そのため少しの外的刺激にも反応しやすくなってしまいます。
ですから、保湿ケアのために使用するクリームに配合されている成分が天然由来のものであっても、人によってはアレルギー反応を起こしアトピー性皮膚炎の症状を悪化させてしまう場合も考えられます。
それぐらいアトピー肌のためのクリームは、慎重に選ぶ必要があります。
ここではアトピー肌のためのクリームに配合されている成分について詳しく解説しますので、あなたに最適なクリーム選びの参考にしてみてくださいね。
保湿成分をチェック
「アトピー肌向け」と表記されていても、購入の際には必ず成分表示を確認するようにしましょう。
下記にご紹介するアトピー肌向けの保湿成分について知識を深め、自分に適した保湿成分の入っているクリームを選ぶようにしましょう。
セラミド
肌の水分保持力を高めるために欠かせない保湿成分セラミド。
アトピー肌は、角質層内で水分と油分をキープしている細胞間脂質を形成するセラミドが極度に減少しているために乾燥します。
また、遺伝によるアトピー体質の方は、体内でセラミドを作る力が低いともいわれています。
どちらにせよ、肌の角質層に本来存在しているセラミドをクリームで補うことは、アトピー肌の保湿ケアにおいて非常に有効といえます。
- 「ヒト型セラミド」
- 最もおすすめのセラミド。体内にあるセラミドと同じ構造を持つ。
- 「天然セラミド」
- ヒト型セラミドの次に保湿力が高いが、馬由来の成分なので動物アレルギーのある方には不向き。
- 「疑似セラミド」「植物性セラミド」
- 安価で手に入りやすいが即効性は期待できない。
ワセリン
ワセリンは、石油から有害な物質を取り除いて作った、安全性の高い保湿成分。
自然由来の成分なので肌に悪影響を与えることはほぼなく、アトピー性皮膚炎の症状が良くないときでも使用することが可能です。
肌内部に浸透するのではなく、表面を覆ってカバーすることで、バリア機能が壊れた肌に細菌などが侵入するのを防いでくれます。
- 「プロペト」
- 皮膚科で処方してもらえるワセリン。白色ワセリンより高純度・高品質。
- 「サンホワイト」
- 極限まで不純物を除去したワセリン。
- 「白色ワセリン」
- 黄色ワセリンより高純度のワセリン。アトピー肌には酸化防止剤や香料無添加の物がおすすめ。
- 「黄色ワセリン」
- 純度があまり高くないが、価格は手頃。アトピー肌のケアには不向き。
ホホバオイル
ホホバオイルは、天然由来の植物オイルで、体内にある成分と同じ構造をしているため肌なじみに優れています。
ホホバオイルの主成分はワックスエステル(ロウ)で、バリア機能にも期待できます。
人工心臓の潤滑油にも使用されているほど安全性が高い成分です。
- 「無色透明タイプ」
- 加熱処理を施し、安定的な効果を発揮できる部分だけを抽出したもの。純度が高く肌にやさしい。
- 「ゴールドタイプ(黄色)」
- コールドプレス(低温圧搾)により抽出したもの。アミノ酸、天然トコフェロール、ミネラル、ビタミンA・D・Eなどの有効成分を含有し、スキンケア効果がある。
馬油
馬油は馬から抽出した保湿成分で、体内にある油分と構成が同じなので肌になじみやすいのが特徴です。
抗菌作用があるので、アトピー肌のかゆみの原因となる黄色ブドウ球菌など細菌の侵入防止にも役立ちます。
透明の液状のものと、白いクリーム状のものがある。どちらも成分に違いはないので、使用感で選ぶと良い。
尿素
水分と結合しやすい性質をもつ尿素。
セラミドなどに比べると保湿力は劣るものの、やさしくうるおいをもたらしてくれます。
尿素には、古い角質を除去するピーリング効果があるので、ゴワついた肌を柔らかくしてくれます。
そのためアトピー性皮膚炎の症状がひどいときは刺激を感じる場合があります。
尿素入りのものは症状が安定してから使用することをおすすめします。
尿素を使用した製品には、「尿素10%配合」など配合率が表記されているが、その数字が大きければ効果が優れているというわけではない。有名な製品としては先発医薬品「ケラチナミン軟膏」。
そのほか「ウレパールクリーム」「パスタロンソフト」などがあります。
ヘパリン類似物質が入った保湿成分
アトピー治療のために処方される「ヒルドイド」という保湿剤の主成分がヘパリン類似物質。
水分を抱え込むチカラに優れている成分なので、肌に浸透させると、肌内部にある水分を抱き抱えてキープしてくれます。
また血行を促進する作用があるため、引っ掻き傷などの回復にも役立ちます。
※ヒルドイドは副作用が少ない外用薬ですが、界面活性剤が入っているので、アトピー症状がひどい場合は刺激になる場合もあります。
- 「ヘパリン類似物質軟膏(油性クリーム)」
- ワセリンなど油分を使用しているので刺激が少なめ。
- 「ヘパリン類似物質クリーム」
- 界面活性剤が入っているので刺激を感じる場合も。
- 「ヘパリン類似物質ローション」
- アルコールが入っているので刺激を感じる場合も。
- 「ヘパリン類似物質外用スプレー」
- 背中など塗りにくい部位への塗布に便利。アルコールが入っているので刺激を感じる場合も。
抗菌・抗炎症効果のある保湿成分
抗菌作用のある保湿成分は、アトピー肌にかゆみを引き起こす黄色ブドウ球菌やカビ・真菌が増えるのを防いでくれます。
アトピー肌の治療に処方されるステロイド剤は抗菌作用がないので、アトピー症状が軽い段階から抗菌作用のある保湿クリームを併用すると良いでしょう。
また抗炎症作用のある保湿成分は、軽い炎症であれば抑えることが可能なので、ステロイド剤を使わなくて済む場合もあります。
アトピー肌は、皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌やカンジダなどが増え過ぎることで悪化してしまうので、抗菌・抗炎症作用のある保湿成分はとても有効です。
- 「抗菌作用のある保湿成分」
- ティートゥリー、ホホバオイル、ヨモギ、ドクダミなど。
- 「抗炎症作用のある保湿成分」
- グリチルリチン系、カンゾウエキスなど。
肌に有害な成分をチェック
アトピー肌は、少しの刺激でもバリア機能が壊れてトラブルが起きやすい肌なので、クリームに有害な成分が入っていないかどうかをチェックすることはとても重要です。
できるだけ防腐剤や界面活性剤、合成着色料、合成香料などが入っているクリームは避け、無添加処方のものを選ぶのがベターです。
とはいえ、無添加であればすべてのアトピー肌の方が安心して使える…というわけでもありません。
アトピー体質の方はなんらかのアレルギーを持っている場合が多いので、天然由来の成分を使用したクリームでもアレルギー反応を起こすことがあるので、使用前には必ずパッチテストを行うことを心がけてください。
炎症中はクリームを使わない
アトピー肌がひどく炎症を起こしているときにクリームを塗ると、乾燥が改善しないばかりか、症状がかえって悪化してしまうことが多いでしょう。
そういう場合は、クリームではなく、医師処方のステロイドなどの外用薬を塗ってまずは炎症を抑えるようにします。
その後、炎症状態がおさまった段階で、クリームによる肌を保湿するケアをスタートすると効果的です。
アトピー肌向けクリームのランキング2019
ひどい乾燥やかゆみに悩んでいるアトピー肌の方々に支持されている保湿クリームの中から、とくにおすすめのベスト3をピックアップして詳しくご紹介します。
アトピスマイルクリーム
2002年の発売以来、アトピー肌をはじめとするさまざまな肌悩みにお応えし続けている薬用クリーム「アトピスマイルクリーム」。
累計35万本を売り上げたロングセラーです。※
このクリームの実感のひみつは、有効成分「ライスパワーNo.11」。
肌そのものが持っている水分保持能を改善して、肌のバリア機能を高めてくれるので、アトピー肌や敏感肌、トラブルのある肌を健やかな状態へと導いてくれます。
肌なじみが良くベタつきの少ないテクスチャーで、しっとりとうるおう感じが持続します。
顔だけでなく全身の保湿ケアに使えますよ。
もちろん赤ちゃんのデリケート肌にもおすすめです!
※2014年8月現在
使った方の口コミ
洗顔後、何もつけずにこのクリームで保湿すると刺激も感じず、良い感じに。
ライスパワーNo.11、すごいですね!最近はボディの保湿ケアにも愛用しています。
※個人の感想です。商品の効果効能を示すものではありません。
WEB限定で最安値で試す方法
「アトピスマイルクリーム」は、画期的な成分ライスパワーNo.11が配合されているクリームとして、報道番組や書籍などでも紹介されたことのある実力派。
いま公式サイトから現品を購入すると、送料648円(税込)が無料になりますよ!
もっとおトクなお値段で購入したい方は、公式サイトから【定期便】で申し込むのがおすすめです。
定期便ならいつでも10%OFFになるのでお得ですよ!
また同じアトピスマイル・シリーズには、有効成分ライスパワーNo.1-Dを配合した薬用入浴液や、ライスパワーNo.3を配合した石鹸などもあるので、「アトピスマイルクリーム」と併用して使うとアトピー肌により良い結果をもたらしてくれますよ。
つつむ フェイスクリーム
アトピー肌のバリア機能を、高保湿スキンケアで徹底サポート!
それが、敏感肌&乾燥肌用スキンケアで定評のあるポーラ・オルビスグループが開発したクリーム「つつむフェイスクリーム」です。
独自の特許技術「ヴァイタサイクルヴェール(R)」がデリケートな肌を外部刺激から守りながら、角層内をすみずみまで保湿。
乱れてしまった角層を整えて、肌が生まれ変わるサイクルを正常化してくれます。
アトピー肌を内から整えて、うるおう美肌を目指しましょう!
使った方の口コミ
でもこのクリームを使い始めてからは、調子の良い状態を長くキープできるように。
カサついていた額や目元もしっとりツヤっぽくなってきた気がします。
メイクを楽しめる肌になるために、これからも使い続けます。
でも友人にすすめられたディセンシアのクリームを使い始めてからは、ひどい乾燥やかゆみを感じることもなく、しっとりとした肌状態を保てています。
アトピー肌は保湿が大事だと実感しています。
もっと早くに出会いたかったと思うくらい良いクリームです!
※個人の感想です。商品の効果効能を示すものではありません。
WEB限定で最安値で試す方法
「つつむフェイスクリーム」を10日間使用した人のうち、92%の方がうれしい実感があったと回答しています。
そんな実感度の高いアトピー肌用クリームをおトクに試すなら、公式サイトからの購入がおすすめです。
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トライアルセットでも30日間の返品保証付きなので、使用した後でもし肌に合わないと感じた場合でも返品・返金OKなのがうれしいですよね。
ぜひこのおトクな機会に、試してみてくださいね。
ファムズベビー
赤ちゃんの乳児湿疹やおむつかぶれのほか、大人の乾燥肌・敏感肌・アトピー肌など、幅広い肌トラブルに使えるクリーム「ファムズベビー」。
ムース状のふわっふわの泡を肌にのせると、成分が肌に浸透してバリア層をサポートし、肌を外的刺激から守ってくれます。
肌に刺激を与えるものから肌を守って肌荒れなどを防ぎ、健やかな肌状態をキープしてくれます。
うるおいを長時間キープするのでメイクののりも良くなるほか、金属アレルギーによるかぶれや靴ズレなどのケアにも使えるので、アトピー体質の方なら持っていて損はない1本といえますね!
使った方の口コミ
洗顔後の肌にも刺激なくスッと浸透してくれるし、何より化粧下地として使うとファンデーションのノリもモチもよくなったのでビックリ。
※個人の感想です。商品の効果効能を示すものではありません。
【特徴別】アトピー肌向けクリームのおすすめ
口コミでも評価の高いアトピー肌向けクリームを特徴別に大解剖!
アトピー肌に悩むあなたの保湿クリーム選びに、ぜひご活用くださいね。
かゆみの原因菌にアプローチ!お子さまにも!
ラフィス ADリッチクリーム
エステ会社が本気で作った、アトピー肌や乾燥敏感肌のための保湿クリーム。
それが「ラフィスADリッチクリーム」です。
アトピー肌や敏感肌、乾燥肌のかゆみの原因である黄色ブドウ球菌の異常繁殖を抑えるために、抗体入りダチョウ卵黄エキスが配合されています。
優れた保湿力でかゆみをやわらげながら、しっとりとした肌質を目指すことができます。
さらに、肌表面のpHバランスを整える働きを持ち、肌本来の弱酸性へと導いてくれます。
もちろん肌の刺激となる成分を入れていない、100%天然由来原料処方の肌にやさしいクリームなので、デリケートなお子様の肌にもOK。
お風呂上がりの使用が特に効果的ですよ!
使った方の口コミ
顔だけでなく全身に使用しています。
外出先で首回りや手足がかゆくなったときもサッと塗るだけでかゆみが引いていくので重宝。
かゆみには保湿がやっぱり大事なんだなと実感しています。
※個人の感想です。商品の効果効能を示すものではありません。
美肌菌を応援するアトピー肌向けクリーム
ヒューマンフローラ モイスチャーミルク
髪が肌に当たるだけで痛い…。
肌がヒリヒリするので合う化粧品がない…。
そんなアトピー肌や敏感肌の方におすすめしたいクリームが「ヒューマンフローラ モイスチャーミルク」です。
乾燥して敏感になった肌は、バリア機能を保ってくれる善玉菌が減り、雑菌や有害菌が増えて肌が荒れやすくなっています。
このクリームはそんな善玉菌のバランスを整えて、バリア機能の働きを正常化に導いてくれます。
とくにかゆみ症状がひどい方には、同シリーズのボディソープやローションと一緒に使うことをおすすめします。
朝の人気情報番組や女性誌などでも紹介されている注目のアトピー肌向けクリームを、ぜひ一度試してみてくださいね。
使った方の口コミ
やわらかく伸びの良いテクスチャーなので、アトピー肌に負担をかけずに塗ることができるのも良いですね。
同シリーズのローションと一緒に使っています。
※個人の感想です。商品の効果効能を示すものではありません。
いかがでしたか?
アトピー肌向けクリーム以外にも、様々なアトピー肌化粧品がありますので、ぜひこちらのページも参考にしてみてください。
アトピー肌のためのクリームの効果的な使い方
アトピー肌の保湿ケアで何よりも大切なことは、クリームをけちらずにたっぷり塗ること!
高価なクリームの場合、たっぷり使うのはもったいない…と思ってしまう方も多いと思いますが、それでは十分な保湿効果を得られないので、逆にもったいないことになってしまいますよ。
できれば1日2回、朝と夜に塗ってください。
塗る際は、肌にすりこむのではなく、やさしく伸ばすように塗るようにしましょう。
入浴後に塗るときは
アトピー肌は、乾燥との戦いといっても過言ではありません。
お風呂を上がった瞬間から、肌の乾燥は始まっています。
なので、バスタオルで全身を拭く前に、アトピー肌の症状が出やすい部分だけ軽くタオルで水分を吸い取りましょう。
やや水滴が残っているくらいがちょうど良いですよ。
その肌にアトピー肌向けの保湿クリームをたっぷりと、やさしく塗り広げていきましょう。
お風呂上がりは、お湯で温められたことで肌の水分も普段以上に蒸発しやすくなっているので、できれば3分以内にはアトピー症状が気になる部分の保湿ケアは終わらせておきたいものです。
朝、塗るときは
朝、起床した時に肌が異様にかゆい…ということはありませんか。
それは、皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌などが異常繁殖してかゆみを引き起こしているからです。
なので、まずはシャワーを浴びて石けんで肌を清潔にしてください。
水やお湯だけでは黄色ブドウ球菌などは落とせないので、必ず石けんを使用しましょう!
シャワーを浴びなかったり、洗顔をしないままで保湿クリームを塗ると、黄色ブドウ球菌などが肌についた状態のままになるので、あまりおすすめしません。
かゆみがひどくなり、肌を掻き壊してしまったら、炎症がひどくなってしまう場合も…。
ただし、かゆみなどの症状が軽い場合は、シャワーを浴びずに濡れタオルなどでやさしく患部を拭いてから保湿クリームを塗ってもOKですよ。
クリームと外用薬、どっちを先に塗る?
炎症がひどい場合には保湿クリームを塗らず、まずはステロイド剤などの外用薬で状態を改善させてください。
炎症がおさまってきたら、外用薬と保湿クリームを併用して塗っていくのがおすすめです。
では、外用薬と保湿クリーム、どちらを先に塗れば良いのでしょうか。
炎症が少ない肌には、最初にステロイドなどの外用薬を塗ると健康な部分にも成分が吸収されてしまい、副作用のリスクがやや高まるので、先に保湿クリームを塗ると良いでしょう。
一方、炎症がまだある肌に先にクリームを塗布すると、ステロイドなどの外用薬の吸収が邪魔されてしまう場合がありますので、先に外用薬を塗ってください。
とくに入浴後は肌への吸収率が高まるといわれているので、自分の肌の状態を見て、どちらを先に塗るべきかを考えて塗るようにしてくださいね。
まとめ
アトピー肌特有のひどいかゆみや炎症は、乾燥から始まっています。
医師処方のステロイドなど外用薬を使用すると同時に、普段から保湿ケアを徹底することが大切です。
アトピー肌の保湿ケアにおすすめのクリームをいろいろご紹介しましたが、自分の肌に合いそうなクリームは見つかりましたか?
今回ご紹介したアトピー肌の保湿に役立つ成分などを参考にしながら、最適な保湿クリームを見つけて、アトピー症状の出にくい素肌をめざしましょう!
でもこのアトピー肌用の保湿クリームに出会ってからは、少しずつ肌の良い調子を保てるようになりました。
娘もアトピー肌を気にして落ち込むことが減り、笑顔で学校へ通っています。本当に感謝です!