キミエホワイトプラスはシミに効果ある?

キミエホワイトがリニューアルして生まれた「キミエホワイトプラス」。旧商品と比べて有効成分の種類、含有量が増えて効果が圧倒的にアップしていると話題ですが、本当にシミを薄くする効果があるのでしょうか?キミエホワイトプラスの有効成分である「L-システイン」と「パントテン酸カルシウム」について詳しく分析しました。

キミエホワイト プラスの成分L-システインの効果

キミエホワイトプラスがシミの緩和ではなく「飲んで効く」ようになったと言われる理由の一つが、L-システインの含有量アップにあります。キミエホワイトプラスには、旧商品「キミエホワイト」の1.5倍、240mgのLシステインが含まれているのです。これは第3類医薬品として配合して良いとされている上限の目一杯ギリギリの量。L-システインには以下の特徴があります。

L-システインの特徴

  • メラニンの生成を抑える
  • 黒色メラニンを無色化する
  • 肌の新陳代謝を活発にする

また、キミエホワイトプラスにはアスコルビン酸、いわゆるビタミンCが配合されています。L-システインはビタミンCと合わせて摂取することでシミへの効果が高まります。

しみ・そばかすを緩和してくれる

キミエホワイトプラスに含まれるL-システインがビタミンCとタッグを組んでシミに効くのには主に3つの理由があります。

しみ・そばかすを抑える

肌は紫外線などの刺激を受けると肌の角質層のさらに下にある基底層に存在しているメラノサイトが肌を守るために黒色メラニンを生成します。そして、これがターンオーバーによってきちんと新陳代謝されなくなることでシミになります。L-システインにはこのメラニンの生成を抑制する働きがあるため、新しくシミができるのを抑える効果があるのです。

しみ・そばかすを弱める

すでにできてしまった黒色メラニンを弱める際にもL-システインとビタミンCは効果を発揮。メラニンは生成されてからシミの原因とならない黄色メラニンとシミの原因となる黒色メラニンに分かれますが、L-システインは黄色メラニンの生成を促し黒色メラニンの生成を抑えるのです。また、できてしまった黒色メラニンをドーパキノンという成分に還元することで無色化する嬉しい効果も。飲み続けることで次第にシミが薄くなります。

しみ・そばかすを出す

L-システインには肌のターンオーバーを正常化する働きもあります。肌のターンオーバーは通常の42日程度で行われますが、加齢や肌のダメージが積み重なるとこのリズムがだんだんと遅くなり乱れてしまいます。すると肌表面に出てきたシミがきちんと排出されずに残ってしまうのです。L-システインが肌のターンオーバーを正常化することでメラニンの色素が沈着した角質をスムーズに排出して今目に見えているシミを減らします。

キミエホワイトプラスを過剰摂取に注意!

シミを薄くするために非常に魅力的な成分であるL-システインは、多くの美容系サプリメントに配合されています。しかし、注意しなければならないのは「多く摂取すればそれだけ効果が上がるという成分ではない」ということ。むしろ、効果が高い成分だからこそ、過剰摂取は副作用を引き起こす可能性を高めるので注意が必要です。

ある臨床試験によると、1日のL-システインやL-システインの原料となるメチオニンの摂取量が1500mgを超えると吐き気などの副作用を引き起こす可能性があるとされています。普段の食事などではこの量を超過することはまず考えられませんが、複数のLシステインを含むサプリメントなどを併用すると超過の可能性は否定できません。

キミエホワイトプラス1日分(3錠)に含まれる量は240mgなので単体の服用で用法容量を守れば問題ない量ですが、早くシミを薄くしたいからと決められた量より多く飲むということは絶対NG。他のL-システインを含む美容系サプリメントと併用する場合にはトータル摂取量に注意しましょう。

キミエホワイトプラスの成分パントテン酸カルシウムの効果

リニューアルしたキミエホワイトプラスには新しくパントテン酸カルシウムが配合されています。「パントテン」とはギリシャ語で「どこにでもある」という意味で、その名の通りあらゆる食材に含まれている成分。聞きなれない名前ですが一般的にはビタミンB5とも呼ばれており、体内の脂質、糖質、タンパク質などの代謝にとって欠かせません。そんなパントテン酸カルシウムには以下の特徴があります。

パントテン酸カルシウムの特徴

  • 脂質やタンパク質、エネルギーを代謝、合成する
  • 肌のターンオーバーリズムを整えて免疫力をアップさせる
  • 肌や粘膜の健康を維持する

キミエホワイトプラスにもパントテン酸カルシウムが配合することでシミを薄くする効果を高めています。ごく稀に下痢や軟便、お腹が張るなどの軽い副作用の症状が出る可能性がありますが、パントテン酸カルシウムは水溶性ビタミンなので取りすぎによる健康被害はほとんど報告されていません。妊婦や授乳中、体が弱っている時でも安全に服用できる信頼度の高い成分とも言えるでしょう。

キミエホワイトプラスの新陳代謝をよくしてしみ・そばかすを減らす

パントテン酸カルシウムはキミエホワイトプラスのシミを「抑える」「弱める」「出す」の働きに新たに「促す」効果を追加しています。パントテン酸カルシウムは代謝に欠かせない酵素を生み出すために必要な成分。代謝に関わる酵素のうちの100種類以上はパントテン酸カルシウムなしには作られないとも言われています。

そして、この新陳代謝を良くする効果が色素沈着した肌の排出を促して肌の生まれ変わりを助けます。肌が生まれ変わることでシミが古い角質とともにどんどん薄くなるというわけです。また肌のバリア機能を正常化するので、刺激によって新しくメラニンが生成されてしみ・そばかすが発生するのことも防ぎます。

キミエホワイトプラスはにきび・あせも・かぶれにも効く

パントテン酸カルシウムは肌や粘膜の健康を維持する効果のある成分です。ビタミンCとともに働き肌内部のコラーゲンの生成を助けます。コラーゲンが十分に生成されると弾力のある肌になり毛穴も小さくなり、皮脂の分泌を抑えるのでにきび予防にも効果を発揮。免疫力をアップさせるのであせもや敏感肌改善にも効果が期待できます。

キミエホワイトプラスは疲れ・だるさ・二日酔いにも効く

パントテン酸カルシウムなどのビタミンB類は、不足すると疲労感やだるさ、手足のしびれなどにつながります。慢性的に疲れを感じているという人はビタミンB群が足りていない可能性があるでしょう。そんな人にもキミエホワイトプラスは大活躍。足りないビタミンB5を補い疲れやだるさ、二日酔いにまで効果を発揮するので、シミを薄くする美容面の効果だけでなく毎日の健康維持のためにも飲む価値のある医薬品として知名度を伸ばしつつあります。

まとめ

リニューアルしたキミエホワイトプラスには旧商品からL-システインの含有量が1.5倍に増量し、さらに新しくパントテン酸カルシウムが配合されています。そのため、今までのしみそばかすを緩和する医薬品から「飲んで効く」医薬品へと大幅パワーアップ。しみそばかすだけでなく肌全般のトラブル、疲れやだるさにも効果を発揮するので毎日の健康維持のために1つ持っておきたい医薬品です。