鼻毛の自己処理方法:鼻毛カッター、ハサミで処理する

鼻毛は飛び出していると目立ちますが、粘膜の上に生えているために他の部位のような脱毛はできません。鼻毛用カットハサミで見える部分をカットする程度のお手入れがベストです。毛抜きを使う方もいるようですが、粘膜を傷つけないように気をつけるようにしましょう。

鼻毛は全部処理しても大丈夫?

「飛びでているのは、みっともない」という気持ちはわかりますが、すべての毛を処理することは、おススメできません。鼻には、空気を体内へ取り込む大切なパイプの役割があります。外気が鼻を通るときに、毛や粘液の存在が、ウィルスや埃などをブロックしてくれます。

そういった体の防御機能を考えると、鼻毛は、むやみに抜いてはいけないと言えます。外側から見えるところだけを上手に処理しましょう。

カットの仕方・処理方法

自己処理をするには、主に2種類の方法があります。

電動式鼻毛カッター
大手家電メーカーなどで1,000円台から販売されています。鼻が高い欧米の人たちは鼻毛が目立ちやすいため、身だしなみとしてカッターが一般的に使われていますが、日本ではそこまでメジャーではありません。

わたしたち黄色人種の鼻の形は中が見えづらく、カッターを使っても根元まできれいに切れないために、そこまで普及していないと考えられています。

鼻毛用カットバサミ
日本で一番使われているのは、専用の小さなハサミです。刃先が丸くなっているために、鼻の中を傷つけることがありません。ハサミでも根元まできれいにカットするのは難しいのですが、目立たない程度にきれいに整えられます。

鼻毛切りハサミを使った上手な鼻毛の切り方

  1. ティッシュペーパーで鼻の中の汚れや水分を取り除く。
  2. 親指でカットしない方の鼻腔を抑えながら鼻を固定し、ハサミを中に入れて切っていく。
  3. 鼻の内側に生えた毛は、ブタ鼻をつくるようにして穴を押し上げ、切っていく。
  4. 最後に鼻を押しつぶして、飛び出している毛がないかチェックする。

カットするのは入り口に生えている毛だけにして、奥まで切りすぎないように注意しましょう。

鼻毛の脱毛について

鼻毛は粘膜の上に生えているため、サロンやクリニックで脱毛することはできません。ワックスや除毛クリームもNGです。毛抜きで抜くという方法がありますが、粘膜はデリケートなため傷つきやすく、毛穴に雑菌が入ってしまう恐れも大きいので注意しなければなりません。

特に花粉症や風邪などで敏感になっているときは、毛抜きでのお手入れは控えたほうがいいでしょう。

鼻毛で悩んでいる方は、「いっそのこと全部なくしたい!」と感じるときもあるかもしれませんが、鼻のムダ毛だけは、専用の電動カッターかハサミでこまめにカットする方法をおススメします。見えない奥の部分は下手に処理しないように心がけてください。