家庭用脱毛器で肌トラブル(火傷・炎症・埋没)が起きた時の対処法

正しい使い方を心がけていても、火傷などのトラブルが起きることがあります。正しい対処法を知り、すばやくケアすれば、さほど心配する必要はありません。

最も起きやすい火傷には、冷却がマスト

レーザー・フラッシュ方式の脱毛器で最も起きやすいトラブルが、火傷です。
・テレビなどを見ながら片手間に脱毛していて、ほくろやタトゥーの部分に光を当ててしまった
・日焼けで肌が黒くなったことを忘れ、照射してしまった
といったことが主な原因です。

火傷をしてしまったら、なるべくすぐに冷却しましょう。ジェルやクリームではなく、氷水に浸したガーゼ・流水が効果的です。10分ほど冷やしてから様子をみて、赤み・痛みが治まらないようであれば、使用した脱毛器と取り扱い説明書を持参して病院にかかりましょう。

炎症が起きた場合は皮膚科へ

しっかり冷却しつつ使っていても、脱毛した部分が赤くなることがあります。これは皮膚が光エネルギーに耐えられず、炎症を起こしている状態です。ガマンしたり、放置せず、皮膚科に受信しましょう。このときも、マシン本体と取扱説明書を持っていくのをお忘れなく!

埋没毛は、肌を柔らかくするケアでじっくり治す

ケアが足りない、脱毛中のところを触ったり掻いてしまった場合、毛が皮膚下でくるくると巻き表に生えてこない状態になることがあります。これが、埋没毛です。こうなってしまうと、レーザーやフラッシュの効果が伝わりにくく、毛が残ってしまいます。しかし、決して毛抜きでほじくり、引き出すことは避けてください。

埋没毛は、毛穴に炎症が起きかさぶたができたことで、毛が出口を失ってしまうことが原因です。毛穴付近のスキンケアを入念に行い、柔らかく潤った状態をキープすることで、毛が元のように伸びるサポートをしてあげましょう。正しく伸びるようになってから、改めて脱毛器を当てれば、スムーズに処理することができます。

脱毛器に関するトラブルは、その多くが火傷・炎症・埋没の3パターンです。それぞれ、気づいたときに正しく対処すれば、さほど心配はいりません。放置してしまうと、皮膚科にかかる必要が出てきますので、注意してください。