TAG プロピルパラベン

プロピルパラベンはパラオキシ安息香酸エステル＝パラペンの一種で、パラオキシ安息香酸プロピルのことと分析され、静菌作用が強い非常位広範囲の微生物に有効な防腐成分です。
これ単独で使用するよりもほかの防腐効果を持つ成分と併せて使用することで、さらに効果が高まります。
安全性が高く皮膚刺激や過敏症も少ないので、上限を１パーセントとして配合することを認められ多くの化粧品に使われています。

また、化粧品だけでなく食品にも利用されています。
防腐剤ということでパラペンを使用した化粧品を嫌う人もいるようですが、プロピルパラベンは肌に影響を与えないので安心です。

前述したように化粧品への配合は1パーセントが上限とされていますが、ほとんどの化粧品メーカーも0.1～0.2パーセント程度までしか配合していないようです。
安全性と危険性を研究したうえで決められた数値をはるかに下回っているのですから、何も心配はないと考えていいでしょう。

防腐性に優れる

防腐剤というと肌によくないと考える人もいますが、却ってそれの含まれていないものは「有効成分濃度が薄い」「栄養価が低い」といったあまり効果の期待できない化粧品である可能性が否定できないのです。
パラペンが入っていなくても別の防腐剤が入っている可能性も大きく、それらはパラペンよりも抗菌性が低いので多量に配合しなければ効能を発揮できません。
したがって、刺激が強くなりかぶれといった症状を引き超すこともあり得ます。

防腐性/肌への刺激が少ない