TAG PEG-10ジメチコン
PEG-10ジメチコンはシリコーンとアルキルエーテルからなる界面活性剤で、最も多く使用されている水溶性のシリコーンです。岩石の石英などから作られるシリコーン成分から誘導体化されていると分析できます。
名称の一部の「PEG」というのは化粧品の成分表示における”ポリエチレングリコール”の略称で、ポリエチレンはエチレンという物質から作り出される合成樹脂のことで、作り方によっていろいろと性質が違う特徴があります。
また、”ジメチコン”はシリコンオイルのことで、このPEG-10ジメチコンはその中でも代表格となります。
PEG-10ジメチコン成分分析・一般的な用途
乳化作用や分散作用、浸透作用に優れているので、主にメイクアップのための化粧品や日焼け止めなどの乳化剤として配合されます。
PEG-10ジメチコン特徴・お肌への働き
油は油に溶けやすいというのが一般的ですが、PEG-10ジメチコンは油に溶けにくい性質なので、皮脂や汗と混ざり合わない必要のあるメイクアップ化粧品や日焼け止めなどでは、安定性を高めるために必須な成分なのです。
さらに、整髪剤やカラーリング剤などにも配合されていて、髪の毛の絡みや、接触による痛みを防ぐといったメリットもあります。
PEG-10ジメチコン:浸透性がよい
化粧品に加えることで、その成分を余すことなく吸収できる効果が期待できます。
PEG-10ジメチコン:髪の傷みを防ぐ
ヘアケア製品に使用すると、指通りをよくし、型崩れや色落ちなどを抑える効能があります。
PEG-10ジメチコン成分効果
浸透性/髪の傷みの軽減