効能は、粘度を調整することができるので、乳液や化粧水などの目的に応じた粘度を作ることが可能になります。
一般的なものであれば、化粧品になりますが、おむつや生理用品などにも用いられており、吸収力に長けた成分だということが分かります。
カルボマー自体を分析すると、ゲルのようになる性質を持っています。
増粘剤としてももちいられているのですが、増粘剤として有名な樹脂などと違って、変質や副作用などの危険性も少ないといわれています。
現に最近では日用品のほとんどにカルボマーが使われていますが、大きな問題を発生させたことはありませんので、安心して使うことができます。
カルボマーは人工的に作られることが多くありますが、たんぱく質やコラーゲンといった体内でも作られる成分を利用することがあります。
ポリマーを使うと肌が呼吸できなくなるという副作用を耳にしたことがあるかもしれませんが、最近のカボルマーはそんな問題点を改善しており、食品に使用しても大丈夫なくらいになっているといわれています。
成分分析・一般的な用途
合成ポリマー、乳化安定剤
特徴・お肌への働き
ポリマーで肌の表面に膜を張るような働きをしますので、浸透力が大きいのが特徴です。
成分の浸透を助ける
増粘剤としての役割ですので、カルボマーが直接肌に作用するのではなく、カルボマーがほかの成分を肌に届けてくれるという方が正しいかもしれません。
保湿性
保湿に効果的ですので、ほかの化粧水などと併用すると効果があります。
成分効果
増粘剤/保湿/肌の防護