TAG 酸化亜鉛

①成分説明

酸化亜鉛は亜鉛が酸化した成分になっています。分析すると粒子が細かいのが特徴であり、毒性もなく、黒変することがなく、化粧品としては顔料として使われることが多いです。また紫外線を防ぐ効果も強く、紫外線散乱剤として日焼け防止クリームによく配合されています。

またタンパク質を変性させて、血管を収縮させる作用がある収れん作用を酸化亜鉛は持っていますので、医療分野にも幅広く使われています。

②成分分析・この成分の一般的な用途

顔料や紫外線散乱剤

③特長・お肌への働き

酸化亜鉛は顔料として使われ、紫外線を防止するクリームに効能が絞られます。

細かい粒子がもたらす効能
酸化亜鉛自体が細かい粒子ですので良く馴染み、美肌に見える効果があります。また無害ですので、安心して使うことができ、ファンデーションにも必ずと言っていいほど含有させている成分です。

紫外線散乱剤としての効果
紫外線吸収剤との区別として、散乱剤の方は肌に負担が少なく紫外線を跳ね返す効果を持ちます。一方吸収剤の方は紫外線を取り入れて化学的にエネルギーに変えて放出する効果があります。

ただし亜鉛酸化剤が含まれている日焼け止めは白浮きしたり、ベタベタ感が強くなり、使用感が悪くなることもあります。最近の日焼け止めはどちらも配合されており、使用感も高くなっていますが、酸化亜鉛だけの場合、そのようなデメリットがあることを知っておくと良いでしょう。

④成分効果

化粧下地/紫外線防止

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