ミリスチン酸Kはひと言で言えば純粋な石鹸で、ヤシ油脂肪酸であるミリスチン酸を水酸化カリウムでケン化（石鹸化）したものがミリスチン酸Kになります。

脂肪酸の種類の違いによっては、泡立ちや洗浄力に違いが出てきますが、ミリスチン酸Kの場合はアルカリ性の純石鹸になります。
純石鹸なので、合成洗剤のようなものとは違い、人体への影響はほとんどありません。

成分の分析

ヤシ油脂肪酸（ミリスチン酸）と水酸化カリウムでケン化したものです。
主に利用される化粧品などでは、洗顔からメイク、日焼け止め、ヘアケア、ボディケア用品にも多く利用されています。
水に溶けやすい性質を持っています。

特徴と肌への働き

ミリスチン酸Kは水に溶けやすい性質があるので、液体せっけんとしてボディーソープやせっけんシャンプーなどに利用されます。
純せっけんなので、合成洗剤のような肌に負担になるような事はほとんどありません。

見た目は白から淡い黄色でせっけん臭がありますが、これも特徴の1つで、気になるペーハーは9-10で弱アルカリ性で、肌を活性化させてくれる効果や効能があります。

成分効果

肌を活性化/若干のツッパリ感がある/乾燥効果/洗浄効果/弱アルカリ性