TAG 硫酸Mg

①成分説明

硫酸Mgは、硫酸とマグネシムの塩になります。硫酸マグネシムと読み、化学式であらわすとMgSO4とも表されます。水に易溶し、水がない状態である無水物であれば、吸湿性があることから、ファンデーションなどの粉末化粧品の基剤として用いられることが多いです。ちなみに分析すると硫酸塩泉にも含有されており、市販の入浴剤にも多く含まれている成分です。硫酸Mgには体を温める働きがあります。

②成分分析・この成分の一般的な用途

充填剤や乳化安定剤に効果

③特長・お肌への働き

化粧品を安定して製造するために使われることが多く、直接的に化粧品として肌に関係を持つことは少ないです。効能は入浴剤として保温性があるだけであり、化粧品としては主に基剤になっています。

充填剤やファンデーションの基剤として活躍
化粧品が持つ本来の効果や機能を損なわせないように、用量を増やすための充填剤として使うことが多いです。また硫酸Mg自体が無水性になりますので、吸湿性に優れており、ファンデーションの基剤になっています。

合成させるために成分
本来混じり合うことがない水と油が良く混じり合っている状態が乳化ですので、化粧品に欠かせないことがわかるでしょう。クリーム状の製品にも含まれていることがあり、化粧品の含有成分によく含まれている成分です。

④成分効果

化粧品の商品化/保温性

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