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海藻の一種の天草(テングサ)から得られる多糖類で、カンテンになる天草には紅藻類があります。マクサ、ヒラクサ、オオブサ、オバクサ、キヌクサなどの種類があります。生息しているエリアはほぼ日本全国で、広範囲です。

カンテンは半透明色の紐状固形物か、白い粉末状になっているのが一般的で、主成分はゲロース(ガラクトピラース)です。ぬるま湯か温水に漬けて徐々に溶かし、粘性のある液体を作り、それを固めたものがカンテンです。

このゲル化する特性を生かして、特殊な形状、または特殊な感覚のパックなどに配合される事があります。人体への影響はほとんどありません。

カンテン成分分析・一般的な用途

ゲロース(ガラクトピラース)が主成分で、粘性の液体になること、ゲル化することを活かして、さまざまな化粧品に利用されています。高分子状の化粧品の成分と結合させ、手触りや使用感をアップさせる効果が期待できます。

カンテン特徴・お肌への働き

カンテンはゲル化し、粘性の液化をするのが大きな特徴で、カロリーも無く、安全性の高い成分です。そのため、高分子状の化粧品の成分にプラスして顔料の分散などにも利用されています。

また、無害なので、敏感肌の方のための化粧品にも多く利用される事があります。肌に対しては親水性粘着剤として使用されるので、他の成分と一緒にパックなどに利用されます。こうした事から、肌に美容成分を送り届ける効果や効能があると考えられます。

カンテン成分効果

親水性粘着剤/ゲル化/乳化安定剤

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