TAG ハイドロゲンジメチコン

①成分説明

ハイドロゲンジメチコンは界面活性剤と同じような効果があり、合成ポリマーとして化粧品の製造に貢献します。肌に悪いとされる界面活性剤フリーの商品を製造するときにも用いられており、水と油を混ぜ合わせる乳化剤には欠かせない成分です。

合成ポリマーを分析すればわかりますが、ケイ素系のポリマーで比較的強い撥水性があり、肌への閉塞性の効果を持っています。化粧品に含まれている合成ポリマーは時折悪さをすることもありますので、正しく使い肌トラブルを起こさないように注意しましょう。

②成分分析・この成分の一般的な用途

合成ポリマー

③特長・お肌への働き

化粧品を用いることで綺麗になる効果はあっても、ハイドロゲンジメチコンに肌に効能はありません。ただ悪影響を与えると認識されていることも多いのが合成ポリマーです。

ハイドロゲンジメチコンは撥水性が強い

毛穴に詰まり、落ちにくく、肌の常在菌が悪さをする原因になると言われることも多いのが合成ポリマーです。水溶性であればこれらほとんどに該当しません。水溶性ですのでクレンジング剤がなくても落とせますし、またたとえ落とせなくても角質と一緒に剥がれ落ちます。常在菌も水溶性ポリマーを餌にはしません。ただハイドロゲンジメチコンは撥水性が高いシリコーン系の合成ポリマーになりますので、強いクレンジング剤が必要になります。