TAG グルコシルへスぺリジン

へスぺリジンは、陳皮の有効成分でフラボノイド骨格を持つポリフェノールの一種で、「ビタミンＰ」とも呼ばれています。柑橘類、特に熟す前の青いミカンの袋や皮、スジなどに多く含まれ、毛細血管の強化作用があると分析されています。

へスぺリジンには優れた生理機能があるのですが、水に溶けにくく体内でも吸収されにくいためにその効果を充分に発揮できません。そこでへスぺリジンを酵素で処理して、グルコース（ブドウ糖）を付加して肌へ浸透させやすくしたものが「グルコシルへスぺリジン」で、へスぺリジンと比較して水溶性で約10万倍、体内での吸収率はおよそ4倍増えました。

昔から柚やミカンの皮を風呂に入れると身体を暖め血流を良くしてくれますが、これはへスぺリジンの効果です。それがグルコシルへスぺリジンにすることで、その効能を何倍にも高めてくれるというわけなのです。