TAG (ベヘン酸・エイコサン二酸)グリセリル

①成分説明

（ベヘン酸/エイコサン二酸）グリセリルとは、ベヘン酸およびエイコサン二酸とグリセリンのエステルになります。
安定性に優れたゲル化剤で保存安定性も兼ね備えているためメイク商品からスキンケア商品まで化粧品の成分としては幅広い用途で利用されています。

②成分分析・この成分の一般的な用途

ゲル化剤、増粘剤、乳化安定剤

③特長・お肌への働き

化粧品に欠かせない安定した保水力は、天然成分を含んでいてもいなくても商品の品質を保持するうえで重要なのでぜひチェックしてみてください。
(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリルはアミノ酸系油ゲル化剤、ポリアミド樹脂を含んでいます。
エモリエント剤の効果が高く、クレンジングから乳液などのスキンケアに高い効果を発揮します。
毒性のない油剤でエモリエント効果があるので、オイルクレンジング、ミルククレンジング、ジェルクレンジングに含まれるほか、美容液やクリームなどのスキンケア商品にも多く利用されています。
更に、パックやマッサージ料、乳溶剤などにも利用されていますので用途は幅広い成分であるということが分かります。
基本的にグリセリンと同じ分類になるので、安定剤としての用途で見られていることが多いと言えます。