ロスミンローヤルの全成分22種類の効果について

シミや小じわへの効果が証明されている医薬品であるロスミンローヤルですが、医薬品だからこそ私たち一般人には「よくわからない成分」だらけ。

化学的な名前が多いので安全面でも大丈夫なのか心配になることもあるでしょう。

このページでは、ロスミンローヤルに含まれている全22種類の成分について、気になる効果と安全性について詳しく解説していきます。

ロスミンローヤルの13種類の成分とその効果は?

ロスミンローヤルの13種類の成分とその効果は?

ロスミンローヤルは、大きく「美肌効果の高い13種類の成分」と「血行促進効果の高い9種類の生薬成分」に分けることができます。

まずは、美肌効果の高い13種類の成分から細かく見ていきましょう。

Lシステイン

タンパク質を構成するアミノ酸の1つであるLシステインは、ビタミンCと共に働いてメラニンの生成を抑えて、肌のターンオーバーを整えることでメラニンを排出し、美白効果をもたらします。また、シミシワの原因となる活性酸素を除去したり、コラーゲンの生成を促すことで、肌にハリを与えます。

食品から摂取することが難しいため、サプリメントなどを活用するのがおすすめですが、ビタミンCとタッグを組んでパワーを発揮するので、単体で摂取するよりもビタミンCを一緒に摂取する方が効果的です。

ただし、Lシステインはメラニンの生成を抑えて高い美白効果をもたらしますが、摂りすぎると発ガン性を高める可能性があるので1日の用法用量をきちんと守りましょう。

ロスミンローヤルには9粒あたり160mg含まれています。

DL-メチオニン

肝臓や腎臓にとって重要な働きをするメチオニンですが、体内での生成ができないため必須アミノ酸の1つとされています。

肉類に多く含まれており、肌の保湿、保護作用があるので化粧品にはよく用いられる成分でもあります。

栄養を貯蔵して身体全体に行き渡らせる肝臓の働きを高める効果もあり、肌に栄養を隅々まで届けて肌トラブルを予防します。

肝機能改善の他にも、アレルギー症状の緩和、うつ症状緩和、老化防止、薄毛予防などに効果あり、摂りすぎた分は体外に排出されるので副作用の心配が少ない成分です。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

アスコルビン酸(ビタミンC)

アスコルビン酸(ビタミンC)は水溶性のビタミンであり、体の免疫力アップのためによく摂取され、風邪の治療や予防のイメージが強い成分です。

抗酸化作用があるので十分な量を摂取することでアンチエイジングケアになります。

また、Lシステインと協力することでメラニンの生成を抑え、美白効果をもたらします。

水溶性の成分で摂りすぎてしまっても体外に排出されるため、副作用のリスクもほとんどありません。

ロスミンローヤルには9粒あたり180mg含まれています。

リボフラビン(ビタミンB2)

リボフラビン(ビタミンB2)は水溶性のビタミンであり、肌の新陳代謝を促し肌のターンオーバーを正常化する働きがあります。

口内炎や肌荒れなどはビタミンB2が足りなくなることで発生すると言われるので、美しい肌のためには毎日十分な量を摂取しておくのが望ましい成分と言えます。

また、「脂肪燃焼ビタミン」とも呼ばれ、脂質や糖質などをエネルギーに変える働きを助けるためダイエット時により多く摂取しておきたい成分でもあります。

摂りすぎても体外に排出されるので副作用のリスクもほとんどありません。

ロスミンローヤルには9粒あたり10mg含まれています。

ニコチン酸アミド

皮膚や粘膜の働きを正常に保つビタミンB群の1つ。ビタミンB3やナイアシンとも言われ、体内の酸化還元反応を助ける働きがあります。

ニコチン酸欠乏症の治療によく用いられる成分で、口内炎や皮膚炎などの治療に有効とされます。

また、血行促進効果もあり、冷え性やしもやけ、冷えからくる肩こりなどにも効果あり。

肉や魚などのタンパク質に多く含まれています。

まれに血管拡張作用によって顔がほてるなどの副作用がありますが、基本的には副作用の少ない安全性の高い成分でもあります。

ロスミンローヤルには9粒あたり30mg含まれています。

パントテン酸カルシウム

パントテン酸を水に溶けやすくするためにカルシウムを結合させたパントテン酸カルシウム。

脂質や糖質、タンパク質の代謝に関わり、皮膚や髪の毛を正常に保つ働きがあるパントテン酸はビタミンB5とも呼ばれます。

体の免疫力アップやストレスに対する抵抗力アップがあるとされ、最近ではアレルギー症状の緩和効果も期待されています。

他のビタミンB群と同じく水溶性であるため、摂りすぎても体外に排出されて副作用のリスクもほとんどありません。

ロスミンローヤルには9粒あたり15mg含まれています。

シアノコバラミン

ビタミン12とも呼ばれる水溶性のビタミンであるシアノコバラミン。

牛乳や魚介類、レバーに多く含まれており、体内では赤血球を作る働きを助けており、貧血を予防することから「赤いビタミン」とも呼ばれます。

他にも、筋肉や神経の正常な働きを保ち、タンパク質やアミノ酸の合成を助けるなどの働きがあります。

水溶性のビタミンであり、摂りすぎても余分な量が排出されるため副作用などの害が出ることはまずありません。

ロスミンローヤルには9粒あたり5μg含まれています。

カルチニン塩化物

栄養ドリンクなどにも多く配合されている安全性の高い成分であるカルチニン塩化物は、にぶった胃と腸の働きを促し胃腸の調子を整えるため、胃腸薬にも良く配合されている成分です。

内臓と肌には密接な関係があり、腸内環境を整えることは肌の状態を良くすることに直結します。

多くの栄養ドリンクや胃腸薬にも含まれているため副作用のリスクは低いですが、まれに胸焼けや吐き気などの可能性があります。

ロスミンローヤルには9粒あたり50mg含まれています。

安息香酸ナトリウムカフェイン

難しい名前の成分ですが、イメージとしてはコーヒーなどに含まれているカフェインの効果と似ています。

脳の神経に働き、眠気をとったり頭痛を和らげる効果があり、眠気や疲労感がある人や頭をスッキリさせたい人には最適な成分です。

少量の摂取では副作用のリスクはほとんどありませんが、過剰摂取によって手の震えや動機などが現れる場合があります。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

グリチルリチン酸アンモニウム

マメ科の植物である甘草の根に含まれる成分で、抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、多くの医薬品や化粧品に配合されています。

古くから口内炎や喉の炎症を抑える治療に用いられており、対処療法的に赤ニキビの炎症にも高い効果があります。

しかし、効果高い成分であるため、1日40mgの摂取量を超えると偽アルドステロン症と言われる副作用のリスクもあります。

ロスミンローヤルには9粒あたり10mg含まれています。

ビタミンE酸

「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは強い抗酸化作用を持つことで注目されています。

ビタミンB群とは異なり脂溶性のビタミンであり、ピーナッツやゴマなどに多く含まれています。

抗酸化作用による老化防止や、血行促進による冷え性などへの効果、さらには新陳代謝を活発にすることでの美肌効果も期待されます。

脂溶性のビタミンなので過剰摂取の可能性はありますが、ビタミンEは脂溶性ビタミンの中でも安全性が高いとされており、女性であれば1日700mg程度までであれば危険性はほとんどないと言われます。

ロスミンローヤルには9粒あたり50mg含まれています。

チアミン塩化物塩酸塩

チアミン塩化物塩酸塩は、ビタミンB1とも呼ばれる水溶性のビタミンです。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きを持っており、脳に栄養を与える重要な役割を果たしています。

そのため、ビタミンB1が不足するとエネルギーが脳に十分行き届かなくなりイライラしたり集中力が低下したりします。

日頃の疲労回復のために毎日十分摂取しておくことが望ましい成分です。

ロスミンローヤルには9粒あたり10mg含まれています。

ピリドキシン塩酸塩

ピリドキシン塩酸塩は、ビタミンB6とも呼ばれる水溶性のビタミンです。

タンパク質や脂質の代謝をサポートし、皮膚や粘膜を健康に保つ働きを担っています。

魚などに多く含まれており、不足すると口内炎など皮膚や粘膜に炎症などのトラブルが発生したり、疲れやすくなります。

また、ニキビの予防効果もあるのでニキビが気になっている人は積極的に摂取しておきたい成分でもあります。

他のビタミンB群と同様に、摂りすぎても体外へ排出されるので副作用の心配が少ない成分です。

ロスミンローヤルには9粒あたり5mg含まれています。


以上13種類の成分について解説していきました。

名前が化学的で分かりにくいものが多いですが、実際のところそのほとんどはビタミン類。

私たちの日頃の食事にも含まれている成分が多いので安全性の面でも問題ないことがわかるでしょう。

これら多くのビタミン類やアミノ酸などがバランスよく配合されているのがロスミンローヤルなのです。

ロスミンローヤルの9種類の生薬とその効果は?

次に、「血行促進」効果に大きく関わる9種類の生薬成分についてご紹介します。

これらの血行促進効果は冷えや肩腰の痛みなど女性特有の悩みに強く働きかけることで知られています。

比較的聞き馴染みのある成分が多いですが、それぞれどのような効果が期待できるものなのか具体的に解説していきましょう。

ローヤルゼリー

ミツバチの中でも若い働きバチが花粉や蜂蜜を食べ、体内で分解、合成して生まれたローヤルゼリーは、一般的な蜂蜜とは異なり、乳白色のクリームような見た目をしています。

糖分だけでなくビタミンやミネラルなど豊富な栄養素を含んでいることから「王乳」とも呼ばれているローヤルゼリーは、冷え性や肩こりなど、血行が悪くなることで起こりうる不調に特に効果的です。

また、女性ホルモンに似た働きをすることから更年期障害や、女性ホルモンの分泌の乱れで起こる肌荒れや老化などの防止にも効果を発揮します。

ロスミンローヤルには9粒あたり50mg含まれています。

ニンジン

4~5月に淡い黄緑色の小さな花が咲く草丈60センチほどの多年草で、普段私たちが食べている人参とは別のものを指します。

生薬としてはウコギ科チョウセンニンジンの根を乾燥させ、粉末にしたものを使用します。

主に体を温めることで新陳代謝を活発にし胃腸の調子を整える作用があるため、冷え性や、慢性的な胃の不調がある人には最適な成分と言えます。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

ブクリョウ

アカマツやクロマツの根に寄生した、サルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥させて外皮を除いたものを指します。

尿細管の再吸収を抑制するため利尿作用があり、余分なミネラル類などを排出させます。

薬の巡りを良くするとも言われ、体が弱っているときの体力増強作用があるとされています。

また、更年期障害など女性ホルモンのバランスが乱れることで起こる精神神経症状の改善のためにも使用されます。

ロスミンローヤルには9粒あたり150mg含まれています。

シャクヤク

初夏になると紅や白のボタンに似た花を咲かせる高さ60センチほどの植物で、生薬には根を乾燥させたものを使用します。

筋肉の痙攣を緩和させ、血管の働きをスムーズにすることから、冷え性や貧血、生理不順や月経異常に効果があるとされます。

また、血の道症と言われる女性ホルモンの変化によって現れる不安やイライラなどの精神神経症状にも効果を発揮します。

ロスミンローヤルには9粒あたり200mg含まれています。

ソウジュツ

ソウジュツは、中国や日本に生息している秋に白い花をつけるキク科ホソバオケラという30センチ~60センチほどの多年草で、乾燥した根茎を生薬として使用します。

利尿、発汗作用があり、水分代謝を活発にすることから体の巡りを良くする効果があるとされます。

また、慢性胃腸炎、冷え、貧血、妊娠時のむくみなどにも効果的です。

ロスミンローヤルには9粒あたり150mg含まれています。

センキョウ

中国や日本に生息している30センチ~60センチほどの多年草で、セリ科センキュウのひげ根を除いた根茎を湯通しした後乾燥させたものを生薬として使用します。

血行促進効果があり、血液の流れが滞ることによって起きる頭痛や高血圧、様々な不調に効果を発揮します。冷え性や貧血、生理痛、胃腸機能の回復にも効果的です。

しかし、飲みすぎるとのぼせなどの副作用が起きる可能性がありますので過剰摂取には注意しましょう。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

タクシャ

水湿地を好んで生息し、夏に小さな白い花を咲かせる多年草。花は次々に咲くけれども1日しか持たないという植物で、乾燥させた根茎を生薬として使用します。

水分代謝を調整して余分な水分を排出してくれる作用があるので、尿道炎や膀胱炎、むくみなどに効果的です。

また、激しいめまいを改善する効果もあるので慢性的にめまいを感じるという場合によく処方されます。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

ハンゲ

サトイモ科カラスビシャクという植物の球茎の外皮を除いて乾燥させたものをハンゲと言います。

日本でも広く生息している植物です。

体を温めて停滞しているものを動かし発散させる作用があるとされ、具体的には嘔吐感、つわり、消化不良など胃腸機能の不調時に効果を発揮。

また、痰が絡むような鼻炎や気管支炎などにも効果があるとされています。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

トウキ

セリ科トウキは高さ60センチ~90センチでセロリに似た強い香りを持ち、夏から秋に白い小さな花を咲かせる植物です。

生薬には根を乾燥させて使用します。

血行を良くして体を温める効果があり、昔から婦人科系疾患の治療によく用いられてきました。

冷え性や貧血、肩こり、腰痛、月経不順や更年期障害などに特に効果的です。

ロスミンローヤルには9粒あたり100mg含まれています。

ロスミンローヤルの添加物は体に害はない?

ロスミンローヤルの添加物は体に害はない?

一般用医薬品には、第2類、第3類など分類がありますが、これらは体への影響度合いで分けられています。

ロスミンローヤルは、一般用医薬品の中でも体に影響があったとしても日常生活に支障をきたすほどではないと考えられる「第3類医薬品」に該当するため、基本的に用法用量をきちんと守っていれば副作用や添加物で体に害が及ぶということはほとんど考えられません。

ただし、どんな食べ物であっても体に合う、合わないがあるように、ロスミンローヤルにも相性が悪い人がいる可能性は否めません。

服用して万が一体に合わないと感じたらすぐに服用を中止しましょう。

まとめ

まとめ

ロスミンローヤルには「美肌効果の高い13種類の成分」と「血行促進効果の高い9種類の生薬成分」の全22種類の有効成分がバランスよく配合されており、まさに女性のためにとことん考え抜いて作られた医薬品。

シミ、小じわなど気になる肌トラブルの対策としてだけでなく、日頃の体調管理のために飲むことがおすすめできる安全性の高い商品と言えるでしょう。